blogギター小僧の径

ギター小僧の私生活

株主総会

2006年03月31日 | 仕事
実は、2004年の4月から我が社の役員になっていた。去年は株を持っていなかったが、今年は持たされた。それで、生まれて初めて株主総会というものに出席。出席者は身内しかおらず、他の人は委任状提出で欠席。

株主総会の前の役員会、そして株主総会でのぼくの発言に議論は紛糾した。総会後の役員会でも揉め、結局ぼくの意見は退けられてしまった。全くヤクザと変わらない面々。

夜、同じ部署のかっての上司、今の部下である50代の女性と呑みに行った。まあ、愚痴を聞いてもらったという感じ。別なところで、アルバイトの送別会をしていたので、その後合流。メチャクチャ呑んでしまった。カラオケにも行った。気がついたら相模大野!!

三文芝居

2006年03月27日 | 仕事
どうしておかしくなったのか、誰がおかしくしたのか、それを真剣に考えてみるべきだろう。アッチの人達は、自分の責任を微塵も感じてないのか。新しい人らはしかたないにしろ、何億ものカネを遊びに使った事実は消えない。その原資はコッチがコツコツ貯めたものだ。今さらエラソーなご託宣を垂れるならば、あのカネを返してから言ってくれ。新しい人たちにも言いたいが、今の人脈を作ったのもあのカネがあったからこそ。どっちしろ、コッチの最高トップのアホさ加減にはほとほと呆れるばかり。こんな茶番はおわりにしないか。


功名が辻

2006年03月26日 | レビュー
『功名が辻』を読んだのは、恐らく高校卒業した後の春休みの頃だ。「嫁に行く直前の女のバイブルだ!」と読後思ったのを覚えている。情けない一豊を内助の功で見事一国一城の主にさせた千代。今年の「大河ドラマ」は過去になく、最高の出来だ。それは仲間由紀恵が出ているという依怙贔屓ではない。昔からアホっぽい顔だなぁと思っていた上川隆也の一豊ははまり役だし、意外にも館ひろしの信長が迫力があっていいし、何より仲間由紀恵の演技の特徴を巧く引き出した演出の尾崎氏は素晴らしい。テレビ朝日の『トリック』で開花した彼女の魅力は、演出を間違えると詰まらないものになってしまう。毎週日曜日が待ち遠しくてたまらない。


最悪だったのが、TBSの日曜劇場『輪舞曲(ロンド)』だ。韓国からチェ・ジウを連れてきて、竹野内豊との競演。その他にも、有名どころを共演させ、鳴り物入りで殴り込みをかけたが、自ら転んで自爆したようなものだ。演出はそれほど悪くなかったと思うが、内容・脚本が最悪だ。暗黒世界のドラマなのだが、脚本家は馳星周も新堂冬樹も読んでないのかね。子供の書いたもののようだ。話題作だったので我慢して観ていたが、第3回までしかもたなかった。

そして、同じくTBSの『白夜行』だが、これは我慢して最後まで観た。山田孝之という男は人気があるのか? カッコいいのか? 隠し子騒動もあったが、モテるのか? 昔、TBSの東芝日曜劇場『愛きらきら』に出てたTOKIOの山口達也を彷彿とさせる。今は山口達也はわりと好きなタレントだが、当時は、なぜこんなヤツがこんな青春ドラマの主人公やってるんだろう、と納得いかなかった。

ベストセラーのドラマ化。所詮無理が生じてしまうのはしかたない。が、原作をバカにしているとしか思えない。あれほどの名作を、こんなくだらないものに仕上げてしまう才能は、どうしたら作られるのだろうか? ぼくがやってももっとマトモなものが出来るはずだ。森下佳子という脚本家を調べてみると『瑠璃の島』『世界の中心で、愛を叫ぶ』もやってるんだね。『瑠璃の島』はよかったが、あれはマグレだったんだろう。やはり、ブサイクの女というのは、百害あって一利なし。あの小説は、子供の頃から、常に主人公の性悪女に騙され、犯罪を重ねるという哀しい男を描いた作品だ。好きな女のために、人生を捧げるという何とも言えない哀愁。それをあのような駄作にしてしまう感覚は、文学に対する冒涜に他ならない。恐らくこのブサイク女は、男を騙すという女を描きたくなかったんだろう。なら、この作品を手がけるな!

書店で、東野圭吾とよくフェアをされている真保裕一の『繋がれた明日』を全4回でNHKの土曜ドラマでやっていた。これはよかった。別に二枚目ではないが、主人公役の青木崇高という青年の眼力がいい。19歳で殺人を犯し、26歳で少年刑務所を出た青年が、世間の厳しい視線の中で生き抜こうとする姿。彼を見守る家族や保護司ら周囲の人々の温かさを軸に、主人公の葛藤、人間のありかたを問う名作。ぼくの2003年の5月の読書感想文は、

奇しくも、真保裕一『繋がれた明日』(朝日新聞社)は東野圭吾の『手紙』と内容がかぶる。真保と東野はよく同時フェアなどをやり比較される。『手紙』と違うのは主人公が加害者で、その家族を含めた苦悶を描いた作品。よく調べられており、東野とは違い良作だ。被害者の遺族や関係者が多く登場する。彼らとの関係の中で「更生」に向けて苦悶する主人公中道隆太の心情が共感できる。凶悪な少年犯罪が目につくよう現代だが、その彼らの「更生」に目を向ける世論はあまりない。保護司の大室がこの作品の中で唯一の良心で、真保の伝えたいことを代弁している。彼の言葉は、更生保護の考え方そのものであり、大変勉強になる。最後の主人公の行動はアニメ出身の真保らしく清く正しい。読後爽やかな気持ちにさせられる。

と書いている。東野圭吾の『手紙』を読んだ後みたいだ。いろいろ言われているNHKだが、これからもいいドラマやドキュメンタリーをしっかり作ってもらいたい。今回のドラマクールはNHKの圧勝だ。石原さとみが出てたので、『N'sあおい』は必ず観ようと思っていたのだが、結局一回も観ずに終わった。

WBCルールの問題点

2006年03月21日 | 想い
WBCで王JAPANが世界一になった。レベルが違うのだから当然といえば当然。野球がチカラまかせのベースボールに負けるはずがない。しかし、今回のアメリカに優位に働くように作られたWBC特別ルールは問題だ。次回からはアメリカに任せず、全世界レベルで検討するべき。

(1)投手の球数制限
(2)1・2次リーグ制
(3)対戦国数
(4)審判
(5)ストライクゾーン

(1)投手の球数制限の1次リーグ65球まで、2次リーグ80球まで、準決勝・決勝95球まで、というくだらない制限はやめるべきだ。球数が投げられないため積極的にストライクを取りにいくという戦術が必要となってしまう。投手が完投するのが、感動を呼ぶ。(2)1・2次リーグ制がナゼダメかというと、今回、日本は韓国と3回も対戦している。こんなことはありえないでしょ。優勝をもくろんでいたアメリカは、白々しく、キューバやドミニカと決勝まで当たらないよう策略している。16チームしかいないんだから、1次リーグで8チームに絞った後は、総当り戦にでもするべきだ。(3)の対戦国数はもっと増やすべきだが、増えても上位8チームは総当り戦がいいと思う。(4)審判の問題は重要だ。今回もミスジャッジが話題になったが、そもそも全員がアメリカ人というのは、アホらしくて何も言えない。少なくとも対戦国以外の国の人間がジャッジするべきことは、述べるまでもない。(5)ストライクゾーンは各国違う。WBCが今後、真の世界一を決める大会であるならば、各国共通のものに統一する必要がある。

この大会に不参加を表明した松井や井口はもう日本に帰ってこなくてよい。

三たて蕎麦長畑庵

2006年03月20日 | 遊び
病気療養中の会社の人間に会いに行ってきた。彼は宇都宮に住んでいる。以前は新幹線通勤をしていた。昨年の5月末頃から体調が悪くなり、休みに入っている。WBCの韓国戦を観た後、パジェロで宇都宮に向かった。外環の練馬インターまで1時間くらいかかってしまった。そして、外環も東北道も混んでいる。風が強くて、運転手がスピードを自重しているためだ。道路も80キロ規制になっていた。

●強風:JR東北、常磐線が4本運休
19日の県内は、寒冷前線が通過して冬型の気圧配置が強まったため、午後を中心に各地で強風が吹き荒れ、列車4本が運休するなどした。JR東日本福島支店によると、東北線では午後4時17分福島発仙台行き快速電車など2本が運休し、上下9本が最大約50分遅れた。また常磐線でも午後5時24分仙台発原ノ町行きなど2本が運休し、計約1500人の足に影響が出た。福島地方気象台によると、冬型の気圧配置は20日いっぱい続く見込みで、強い風に注意するよう呼びかけている。(毎日新聞)


ハンドルを取られ、運転に慣れているぼくでも怖かったので、東北道に入ってから仕方なく四輪駆動にした。ただでも燃費の悪いパジェロ。あまりしたくないのだが、この日のような強風だと致し方ない。

18時半ごろ辿り着き、ビールで乾杯。会社の現状等を報告。その後、「大阪王将」というところに行った。どうやら「餃子の王将」とは関係ないようだ。焼き餃子とニラレバ炒めとビールを注文。なかなかの味。部屋に戻り、またビールで話。2時まで話し込んだ。



翌日は10時に起きて、蕎麦を喰いに行った。彼の家に来る時のいつものパターン。今回は初めて行く「三たて蕎麦長畑庵」という所。天ぷら等もなく、蕎麦しかないお店。2人で5合を喰う。メチャウマ! 蕎麦湯もトロトロで秀逸。「三たて」とは、挽きたて、打ちたて、茹でたての「たて」のことらしい。注文してから20分ぐらい待たされる。

そのあとは、これまた"百万回"行った「ろまんちっく村」に立ち寄った。500円で温泉に入れる。

帰りの東北道も風がヒドかったが、140キロ平均でぶっ飛ばす。

韓国戦勝利

2006年03月19日 | 想い
世界で一番嫌われている民族という韓国をWBCで日本がやぶった。小笠原へのデッドボールは完全にビンボールだ。そういうところが嫌われる所以なのだろう。

この週末は休みだったので、手を休め、エスプレッソを飲みながらWBCを観た。見事な試合だった。やっぱり野球はいいね。サッカーのワールドカップなんかより全然面白い。イチローや福留の活躍はすばらしかったが、今日のナンバーワンは上原だ。

これから、シャワーを浴びてクルマで宇都宮に行く。

女王の教室スペシャル

2006年03月18日 | レビュー
話題の「女王の教室」の阿久津真矢先生の過去に焦点を当てたスペシャルが17日18日の二日間に亘りあり、当然ビデオにとって観た。連続ドラマ枠からの続きとなる2006年4月、2度目の再教育センター送りとなり、研修の日々を送る真矢の現在から、過去にさかのぼるという構成。

初日の「エピソード1 堕天使」では、教師になって間もない真矢が初めて6年生を受け持つことなった1994年から2002年までの間の、教師として、母、妻としての苦悩のストーリーを描く。二日目の「エピソード2 悪魔降臨」では2002年秋が舞台で、いじめっ子の男児との対決。真矢の過去を物語る、本編で登場した「大きな胸の傷跡」の秘密を描く。

まったくよくできた構成だ。所々、本編の内容がひも解けるシーンもある。鬼のような教師も実は夢と希望に燃え、生徒と友達感覚で授業をしていた時期もあったとは。子供がいて事故で死なせていたとは。

あまりの出来に、言葉を失うほどだ。問題児との対決は凄まじい。

昨年12月にアマゾンで「女王の教室」のDVDを買っているが、今から再鑑賞しようと思う。

Tap Do!

2006年03月17日 | レビュー
接待でよく使い、個人的にもよく行く割烹料理店「いちふく」の長女、渡邊さやかが、コメディ演劇の伴奏をすると聞いたので、会社の部長代理とバイトとで観に行った。この部長代理は舞台が好きで、今週すでに2つ観ているのだという。

音大を出て音楽の先生をしていたが、結婚を機に辞め、今は個人でピアノ教室をしているらしい。たまにこういうカネにならないこともしているようだ。

場所は中野ザ・ポケットというかなり狭い所。「Tap Do! !劇場版3」というタイトルだ。

こういう舞台は初めて。ストーリーは一切なく、芸をみせるのみ。タップがメインで、バトントワリングやボールやスティックを使ったジャグリングなど「ひげダンス」のようなことをやる。寄席のような感じ。初めて観るので比較しようがないが、タップダンスの質の高さはかなりのものなんだろう。出演者の吉田ひかるさんという人は振り付けもしてるらしいが、この人が最高に巧かったと思う。スタイルもいいので、観た目も美しい。出演者全員で「平均年齢32.9歳~♪」と歌っていた。

さやか嬢の演奏は初めてみたが、かなりよかった。音楽全般を担当しているようなので、アレンジなどもすべて彼女がやったんだろう。ジャズもよかったし、ポップな曲もかなりのレベル。ベースの宮島朋之という人はメチャウマ!

最初はキツいなぁと思っていたが、だんだんと面白さがわかってきた。4,000円というのは高い気がするが、満足する内容だった。結構笑いが起きていたが、笑うことはできなかった。子供が来ていたがさやか嬢の教え子だろうか?

終わってから、3人で呑みに行った。中野に来るのは恐らく15年ぶり。何しにきたのかは思い出せない。部長代理は中野に詳しく、北口の呑み屋街に案内してくれた。とにかく呑み屋の数がすごい。だらだら歩いていると、隠れ家的な店を見つけたので入ってみた。「魚せん」というところ。これが大正解。刺身がメチャクチャ旨い! おまけに安い! 本業は魚屋さんなのだという。ここで、生ビール1杯、日本酒4合、焼酎のロック2杯呑み、ヘロヘロで表に出ると0時を回っていた。新宿行きの最終になんとか間にあった。明日は今年初の休みだ!

アホか、WBC

2006年03月13日 | 想い
急に寒くなったせいか、風邪をひいてしまい、今日は会社を休んでしまった。ずっと寝ていた。

夜起きると、黒澤明の助監督だった小泉という人のデビュー作品「雨あがる」をやっていた。山本周五郎の著作で黒澤明の遺作脚本らしい。

黒澤作品っぽい秀逸な映画だった。寺尾聡も宮崎美子もよかった。台詞棒読みのダイコンは誰かとネットで調べてみると、三船史郎といい、三船敏郎の長男とのことだ。三船プロの社長でこの作品で28年振りに役者復活したらしい。まあ、その後のことは聞かないので、スポット出演ということだろう。それにしても、三船美佳と兄妹ということになるんだよね。32歳離れた兄妹。

ここまでをマクラとすれば、ここからが噺。兄弟といっていい日米。なんだい、WBC! 全くバカにした話ではないか。王監督はボイコットして帰ってくるべきだった。

●日本、サヨナラ負け 韓国は競り勝つ●
日本はイチロー(マリナーズ)の先頭打者本塁打と川崎(ソフトバンク)の2点左前打で2回まで3点をリード。しかし、2本塁打で同点とされ、9回二死満塁で藤川(阪神)がA・ロドリゲス(ヤンキース)に二遊間安打された。日本は8回一死満塁で三塁走者の離塁が早いと判定され、勝ち越し機を逃したのが痛かった。日本は14日(日本時間15日)にメキシコ、15日(同16日)に韓国と対戦する。(共同通信)


問題はタッチアップの離塁が早いと判定され、塁審がセーフのジャッジをしたのにも関わらず、キャッチャーの抗議で、あっさり主審が判定を覆したというところ。「報道ステーション」で栗山英樹が言っていたが、西岡の走塁の巧さが招いたジャッジだったのでないかという。足は塁に置いたまま、上半身は走塁の体勢に入るという高度な走法に主審が惑わされたのだという。

判定を覆したデービットソン球審を調べてみると、1999年までメジャーリーグで審判を勤めていたが、同年にリーグと審判組合の労使関係がギクシャクしたとき、リーグに対して強硬策をとったとして、追放された22人の審判組合のメンバーの一人であったらしい。メジャーリーグの審判復帰が許されていない、いわばメジャーを追放された審判員なのだ(WBCの審判団は、メジャー経験者もいるが、すべてアメリカのマイナーリーグの審判とのこと)。

ぼくが納得いかないのは、彼がメージャを追放された人間だからではない。アメリカ人だからだ。国の威信を懸けて戦っている試合の審判員が何故、戦っている国の人間がするのか? サッカーでもテニスでもそんなことはしないじゃないか!! アメリカ発祥のスポーツだから、勝ちたいのはわかる。しかし、イカサマをしてまで勝ちたいか。記者会見で王監督は「一番、近いところで見ていた審判のジャッジを(球審が)変えるなんて考えられない。野球がスタートしたアメリカで、こういうことがあってはいけない」といっているが、まさにそうだ。これからは、野球も、興ざめするかもしれないが、微妙なジャッジはビデオ判定にするべきだろうか。

今回はスポーツだが、政治・経済の面でいつもアメリカがやっているイカサマ手法だ。もうアメリカだけを外した大会にした方がいいんじゃないか!? たとえ負け試合だったとしても、この試合は稀にみる好試合だった。それに水を差す最悪の行為だ。

日本野球としては、友好試合じゃない真剣勝負のアメリカとの「初の」試合だった。日本の野球は本名が「升(のぼる→野ボール)」の正岡子規の頃からアメリカを目標としてきたんじゃないか! 何故そのアメリカが裏切る! 絶対、韓国とメキシコに勝ち、もう一回アメリカと勝負し、勝て! 頑張れ、王JAPAN!!

ある編集者の生と死――安原顯氏のこと

2006年03月12日 | 想い
今日やっと文藝春秋を買って村上春樹の寄稿「ある編集者の生と死──安原顯氏のこと」を読んだ。

「ノルウェイの森」などで知られる人気作家、村上春樹さんの直筆原稿が、本人に無断で古書店へ大量流出していたことが分かった。10日発売の「文芸春秋」4月号に、村上さんが寄稿して流出を明らかにした。村上さん以外にも、本人に無断で直筆原稿が売られている作家はいるとみられ、業界のモラルが問われそうだ。(毎日新聞)

流出させていたのが安原顯らしい。一般の人はあまり知らないだろう。通称ヤスケンといわれ、編集者の中では「天才」「スーパーエディター」として崇めている人もいる。ぼくも編集者なので、彼の著作は結構読んでいる方だ。しかし、実はあまり好きではない。単なる我がままオヤジではないか!? 「編集者は週に最低10本の企画を出せ」と言ってる。そんなことできるか!

さて、村上春樹の寄稿文である。とても勉強になった。というのは、文章がである。かなりの名文だ。ホントは怒り狂っていると思うのだが、控えめな筆致で、控えめに批判している。「直筆原稿流出事件」は大問題だ。ヤスケンとしてみれば、(村上春樹は育てられてはいないと言っているが)自分が育てた作家の原稿を売って何が悪い、というところだろうか? この問題についてヤスケンを崇めていたバカ編集者たちはどう思うのか? 

ぼくはヤスケンとは考えた方が違う。もちろん会社から給料を貰っている限りは、会社のことを最優先するべきだが、編集者に関しては、やはり著者優先が鉄則だ。そこが、普通の会社員と編集者の大きな違いだと思う。その点では、テレビ局の人間にも当てはまるだろう。会社よりタレントでしょ。今回のはそのことに反する、編集者にはあるまじき行為だ。

ヤスケンは文章がヘタだ。毒舌というのも才能がいる。人を不愉快にさせるそれは毒舌とは言わない。単なる悪口だ。彼の文章を読んでいると不愉快極まりない。村上春樹は彼と不仲になった理由が思いつかないと言っているが、恐らく兄貴気分のヤスケンが、文章の巧い村上春樹に嫉妬した故ではないか。

38歳といえば

2006年03月11日 | 想い
二日酔いで起きると午後1時。38歳になってしまった。

38歳といえば、ライブドア事件で逮捕された堀江以外の3人も38歳。取締役の宮内亮治、執行役員の中村長也、取締役の岡本文人、そして、ナゾの死のエイチ・エス証券副社長の野口英昭も同い年だ。

起きてすぐ、話題の「きっこの日記」を読む。最近の習慣だ。この野口の死は色んな意味を持っているんだという。「当日記内のすべての文章の無断転載転用を禁止します」ということだが、野口は、

「イノシシ容疑者(堀江)のマネーロンダリングを担当してて、裏の事情をすべて知っていた。実際のマネーロンダリングの方法や隠し口座への送金の方法に関しては、ナンバー2の宮内よりも詳しく知っていた。ようするに、イノシシ容疑者にとって、捜査当局に逮捕されて色々としゃべられると一番困る人間が、野口英昭だったってワケだ」


という。要は、ライブドアは広域暴力団「ホニャララ団」(きっこの日記の表現)のマネーロンダリングをやっていて、それを仕切っていたのが野口。自殺としているが、発表のたびに二転三転する警察のコメントは、誰もが不審に感じているはず。そこに「週刊文春」の記事で、世間は「他殺では?」と認識が変わった。

今日、株価暴落などの被害を受けた株主約1,000人が「ライブドア被害者の会」を結成し、東京都内で11日、初会合を開いた、という。はっきり言ってそんなことはどうでもいい。株式投資というのはある意味、ギャンブルみたいなものでしょ。それで、損したからと文句をつけるのはヤクザと同じだ。粉飾決算など証券取引法違反があったとしてもだ。

宮内、中村、岡本、野口の4人のこれまでの人生ってどんな感じだったんだろう。ぼくらは、高校生の時、世の中は「カネ! カネ! カネ!」の状態で、村上龍のようなキザなヤツがモテて、カネを使いまくっていた。早く大人になりたいと思って、(宮内は高卒らしいが)大学卒業してみれば、バブルがはじけ暗い世間に変貌していた。一部、あの頃のカネ使いまくり体験が忘れられず、豪遊していた奴らもいたが、ほとんど土の中に隠れたモグラのようになってしまった。そういう雰囲気の中で、カネの亡者になったのか。

堀江は「カネで買えないものはない」と言っていたが、プロ野球球団の買収にもニッポン放送の乗っ取りにも衆議員出馬にも失敗していて、結局カネで買えないものもあることをみんなに教えてくれた。

ヤクザ相手に世間を渡り歩こうなんてのが、ヤツの青いところだったんだろう。

気になるコ

2006年03月05日 | 想い
今日、仕事しながらテレビをつけていたら、フジテレビの「あっぱれ!さんま大教授」 に次長課長が出ていた。気になる人ということで、「めざにゅ~」の杉崎美香アナをあげ、彼女がゲストとして出演していた。

前から気になっているアナウンサーの1人だ。次長課長もいっていたが、「これからお休みなる方も、いまお目覚めの方も、ただいま4時です」というセリフは魅力的。これから寝るヤツにまで気を遣う、その言葉は、男として嬉しい。

その他、気になるコがいっぱいいる。

TBSのアナウンサー 岡村仁美。同期のアナウンサー青木裕子や新井麻希と比べ、彼女は目立たない存在なのでナゼと思われるかもしれないが、日曜の夜中の「JNNニュース」のぶっきらぼうな話し方がとても魅力的だ。

青木裕子は「サンデージャポン」などに出演し、「ゆうこりん」とかいわれいるが、同番組のディレクターと不倫で話題になった。新井麻希もスポーツ番組などの娯楽系のものにでているが、岡村仁美だけは、固いもののみのようだ。東大出身なので、報道の道を歩ませようという魂胆か。

同じTBSのアナウンサーの小林麻耶同様、妹が芸能人らしい。 岡村麻純というらしいが知らない。とにかく注目!

それからNTT東日本のCMに出ている 新垣結衣。そしてHonda「ライフ」のCMに出てる 相沢紗世。アナウンサーではないが気になるところだ。あー、眠い。