最近DVDを借りるのは洋画か「
24 -TWENTY FOUR-」ばかりだったので、邦画を4本借りた。「
孤独の歌声」「
未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~」「
犯人に告ぐ」「
ALWAYS 続・三丁目の夕日」4つとも正解だった。
「
孤独の歌声」(出演:内山理名 監督:花堂純次)は天童荒太の同名の原作のミステリーだ。原作は主人公はミュージシャンの潤平だったが、映画では刑事・風希が主人公になっている。サイコミステリという感じで、気持ち悪いシーンもあるが、なかなかの出来映え。天童荒太といえば「永遠の仔」が有名だが、ぼくは「孤独の歌声」の方が秀逸だと思っている。
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ちょっとミーハーかもしれないが、「
未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~」(出演:松下奈緒, 竹財輝之助 監督:蝶野博)も観たが、くだらないストーリーではあるが、やっぱりドリカムの音楽がよかった。松下奈緒はブスだと思うのだが、世間的には美人ということになっているのだろうか?
「
犯人に告ぐ」(出演:豊川悦司 監督:瀧本智行)はの原作は雫井脩介のベストセラーの警察小説。2004年に書いた小説の感想は、
今年のこのミスあたりでかなりの順位をとること間違いなし! 秀逸な作品。(中略)かなり「土曜サスペンス劇場」のノリが強いが、人間の心理描写が秀逸なので気にならない。ミステリとしては真犯人があまりにも唐突に発見されて、「えっ?」という感が否めない。でもそこに辿り着くまでの内容がいいので、まあオッケーとしておこう!
というものだが、映画もそんな感じだ。しかしトヨエツの演技力がよかった。
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「
ALWAYS 続・三丁目の夕日」(出演: 吉岡秀隆, 堤真一 監督: 山崎貴)は前作でもかなり褒めたが、今回はあきらかな泣かせシーンがなく、よかった。が、前作の方が作品自体に目的があったような気がする。小池彩夢という子役の女の子は今後注目に値する美しさがあった。前作が昭和33年の東京が舞台、今回は昭和34年。このまま1年ごとの続編をやってくれないだろうか? ぼくの少年時代の昭和53年頃の東京を見てみたい!