ロックファンとしてはミーハーだと思われることは十分承知の上で、
ボン・ジョヴィの来日公演に行ってきた。去年のガンズ同様、東京ドーム。しかし平日の火曜日。さすがにアリーナにはせず、2階席の一番安い8000円の席。
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飯田橋にある印刷会社の営業マンが夕方来社したので、帰社する道すがらのクルマに乗っけてもらった。ドームにはファンが溢れていたが、やはり年齢層はぼくクラスが大半だ。 スポーツ本販売には強い山下書店の入り口付近はボン・ジョビの本や雑誌、ポスター、カレンダーが全面に陳列されていて、それなりに売れているようだった。ぼくが手掛けた2冊の本もレジ近くのナイスなところに置いてありひと安心。
どきどきしながら、先日買ったNikonのデジカメ
COOLPIX P100を持ち込んだがノーチェックだった。昔みたいにカメラはダメじゃないようだ。カメラ付携帯取り上げるわけにはいかないもんね。
高校の時はサザンと杏里ばかり聴いていたが、ボン・ジョビのデビュー曲
Runawayにはまりロックを聴くようになった。さらには3rdアルバムの『
Slippery When Wet』(日本版名『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』)はホント聴きまくった。たぶん今まで一番聴いたアルバムじゃないだろうか。まだ当時はカセットテープのウォークマンの時代だったため、聴き過ぎでテープが伸びて音程がおかしくなったりしたぐらいだ。ギターリストのリッチー・サンボラに憧れ、当時『Slippery When Wet』のほとんどすべての曲を弾けるぐらい練習したものだ。大学の卒業旅行で1か月ぐらいアメリカに行った時に、友人のアメリカ人に
Wanted Dead Or Aliveを弾いて歌ったら、奴らは感動して、次々と友だちの家に訪問させられて
Wanted Dead Or Aliveを演奏させられたりした。うーん、懐かしい思い出!
前に成毛滋について書いたことがあるが(
2007年04月07日の日記)、成毛滋がやっていた「
パープルエクスプレス Dr.シーゲルのギター講座」の前の時間にロックで勉強しようというコンセプトの「
小林克也の百万人の英語」という番組があって、その中で
Livin' On A Prayerの歌詞を取り上げたことがあった。当時ロックの歌詞は酒・ドラッグ・セックスなどアホ丸出しの内容がほとんどだった中、
Livin' On A Prayerのマジな歌詞に小林克也もベタ褒めしていたことがった。used to doの使い方を覚えたのはこの曲でだ。
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時間通り19:00過ぎに始まった。前座なし。いつもは事前に聴きまくってライブに行くのだが、今回はなんも聴かずに行った。新しい曲なんかはまったくわからなかった。でも『Slippery When Wet』からは
You Give Love A Bad Name、
Wanted Dead Or Alive、
Raise Your Hands、
Livin' On A Prayerと名曲を披露。
ジョン・ボン・ジョヴィはガンズのアクセルのようにデブってはいなかったが、昔の悪ガキっぽい雰囲気はなくなり、ニュージャージーの田舎のオヤジのような感じに成り果てていた。嵐のライブほどではないが、ロックライブのわりに女率が高くて若干辟易。しかも黄色い声ではなく、茶色い声というべきか、オバさん声。つくづく東京ドームの音響は最悪だね。そしてボンジョビはロックではなくポップスだ。ガンズやAC/DCの時のようには乗れなかった。