blogギター小僧の径

ギター小僧の私生活

『いつか陽のあたる場所で』がおもろい

2013年02月27日 | レビュー
今クールのドラマは結構面白い。なかでもダントツは乃南アサ原作の『いつか陽のあたる場所で』はなかなかいい。NHKのドラマは大河ドラマ以外はひさしぶりに観た。真保裕一原作のの『繋がれた明日』の女バージョンともいうべき内容で、ホスト通いのために昏酔強盗を繰り返していた上戸彩演じる芭子と夫のDVのため夫を殺害した飯島直子演じる綾香の2人が出所後様々な苦難に立ち向かうというありがちな内容。でもリアリティがあり、犯罪を犯すと娑婆に出ても日本社会はなかなか受け入れてくれないものなんだと改めて思わされる。全10回のうちまだ8回しか観ていないがあと2回、最終回まで楽しみだ。上戸彩がいいなと思ったのも金八先生以来だ。エグザイルのなんとかっていうオジさんと結婚したからだろうか、演技に重み深みが加わった。

NHK大河ドラマの『八重の桜』の子役の可愛さといったら比べようもない。CGも相当スゴい! カネのかけかたが断然違う。『八重の桜』についてはたぶんまた書くと思う。

戸田恵梨香が出演しているので録画したNHKの『書店員ミチルの身の上話』はどうしようもない内容で断念。『おトメさん』は録画してまだ1回も観ていない。『信長のシェフ』は友人のポップンポールが激褒めしているが、歴史オタクとしては荒唐無稽な内容はパス。『あぽやん~走る国際空港』『夜行観覧車』『カラマーゾフの兄弟』は観始めてキツいと思いやめた。

その他、テレビ朝日の『相棒 Eleven』は相変わらずスゴい。TBSテレビの『ハンチョウ~警視庁安積班~(6)』もいい感じ。しかしそれにもまして、フジテレビの『ビブリア古書堂の事件手帖』『サキ』『最高の離婚』『dinner』はそうとう面白い。『ビブリア古書堂の事件手帖』は原作と改変点が多過ぎファンから大バッシングを受けている。でもぼくはよく出来ていると思う。もちろん原作を読んでいるし、ぼくも確かにキャスティングは原作に忠実にして欲しいと思うが、このドラマに関してはいい感じに仕上がっている。なにせ剛力彩芽は原作とは真逆のキャラなのにドラマとしては違和感がない。大嫌いな女優なんだけどね。チョンっぽくて。E-girlsってのが歌っているエンディングソングの「THE NEVER ENDING STORY」もかなりいい。仲間由紀恵の『 サキ 』もなかなか恐ろしさが出ていていい感じ。結末が楽しみ。江口洋介の『 dinner 』も毎回アホらしい事件の連続でほのぼのとして観られる。すべて最終回が楽しみ!

山折哲雄の記事

2013年02月24日 | 想い
新潮45 2013年 03月号 [雑誌] [雑誌] / 新潮社 (刊)

山折哲雄という人は宗教学者で何冊か彼の著作や対談本を読んでいる。今月号の『新潮45』に寄稿した記事を読んだ。「皇太子殿下、ご退位なさいませ」というタイトル。論文自体は内容も薄く、たいしたことは書かれていないが、こういったことを発表するのは勇気のいることである。デヴィ夫人も「皇太子位を秋篠宮様に移譲することを求める請願書への署名運動」をやっているが、山折哲雄あたりの学者もこういうふうに思っているんだなーと感じさせられるいい記事だと思う。

この記事についてマスコミは一切報じていない。あのチャンネル桜の水島もまだ触れていない。デヴィ夫人のときは怒り心頭だったのに────。山折哲雄は言葉を選び、かつかなり控えめに書いているが、ホントは雅子妃についてはもっと書きたかったんだろうと思われる。はやくこの記事のように秋篠宮家に皇位を継承していただきたいものだ。