blogギター小僧の径

ギター小僧の私生活

笑う女。笑われる男5

2005年01月28日 | レビュー
友人の女優、山下ともちが出演するBIGFACEプロデュース『笑う女。笑われる男5──秘密の扉を開いたら』を佐々木麻衣と彼氏とギターリストの芳恵ちゃんと観に行った。2年前にパート3を観ているのだが、場所は同じで、「両国シアターχ(カイ)」。日記を見るとパート3についてはわりとボロクソ書いている(2003年2月)が、今回はなかなかよかった。
 

作・演出も前回同様伊沢弘で、内容は、探偵社で起こる人間模様、そしてお笑い。浮気調査や新興宗教など場面がパッパ変わる。彼氏に女性探偵を近づけて、別れさせようとする依頼者の彼女だが、うまくいくと逆にショックを受け、捜査を中止させる。また、別の捜査では、毎週木曜に限り帰宅が遅くなる夫の素行捜査を依頼にくる妻。しかし、夫は浮気ではなく、怪しい新興宗教「スマイルハート」にはまっていた。等々を面白可笑しく表現していた。ともちは、探偵社の依頼を受ける担当でわりといい役だった。

終わった後、ロビーでともちと簡単な挨拶して、4人で沖縄料理の店に呑みに行った。他の3人も楽しんでくれたようで、よかった。ギターリストの芳恵ちゃんというのは、以前佐々木麻衣と西やんさんとのライブで、サポートをしていた22歳の女の子。女のギターリストというのは珍しい。ギターだけで生計が成り立っている、まさしくプロミュージシャンだ。羨ましい! 佐々木麻衣の新しい彼氏は普通のサラリーマンで、高校の同級生ということだ。友達の結婚式で再会したらしい。そういう事もあるんだね。なかなかの好青年。

ともちも、もう31だ。結構、カオがオバチャン系になってきた。少し痩せたが、逆にそれが教育ママのように怖い顔つきにさせ、老けさせている気がする。でも、年取って演技も巧くなった気がする。ガンバレ! ともち!

成城ヤンガース

2005年01月23日 | 呑み
去年の9月に子供の頃所属していた少年野球チーム「成城ヤンガース」の30周年式典が盛大におこなわれた。その時久しぶりに先輩やら後輩たちと出会い、OB会を結成しょうという運びになった。なったはいいが、実質的な事務作業はすべてぼくがやることになった。その点は中学の昔から変わらない上下関係だ。

名簿のデータをくれるというので赴いたらプリントアウトだった時は閉口したが、やっとこさデータを手に入れ、なんとか今日にこぎつけた。しかし20歳以上150人にハガキを出したが結局11人しか集まらないという体たらく。ぼくの同期はゼロ。商売人が多いのでいたしかたないかもしれないが、なんとも残念だ。

場所はアサヒビールに勤める先輩が新宿センタービル53階にある「月の蔵」という店を押さえてくれ、特別にワイン4本の持ち込みを許してもらった。もちろんアサヒビールのワインだ。自己紹介から始まり今の仕事やくだらない昔話等で盛り上がった。二次会にも全員参加。その後3人でションベン横丁でラーメンを喰った。その後タクシーで先輩の家に行き、大事にしていた未開封の焼酎「森伊蔵」を無理やり呑んで、タクシーで帰宅。翌日会社を休んでしまった!

阪神大震災

2005年01月17日 | 想い
阪神・淡路大震災から10年という。年を取るわけだ。

6,433人の命が奪われ、国内では戦後最悪の災害となった阪神・淡路大震災は17日午前5時46分、発生からまる10年を迎えた。復興の歩みを重ねてきた被災地ではこの日、様々な追悼の催しがあり、鎮魂の祈りに包まれた。兵庫県などが主催する追悼式典には天皇、皇后両陛下が初めて出席するほか、国連幹部らも参列し、震災を教訓に安全と共生を呼びかける「1・17宣言」が朗読される。 (朝日新聞)

さすがにあの震災にはビックリした。なにせ、二日前の15日、友人の結婚式参列のため京都に行っていたのだ。ちょっとズレれば巻き込まれていたかもしれない。この時は、前の会社を辞めプラプラ就職活動中の身だったので、朝と言っても昼近くに起きたのだが、テレビで報じられている惨劇は驚かずにはいられなかった。「この映像はいつの時代のモノ?」「この映像はどこの国?」といったのが素直な感想だった。毎日出勤していた駅前のパチンコ屋にいってもその話が中心で、知らないオヤジやオバチャン、プータロー等と珍しく会話したりした。

1995年はぼくにとっても思い入れのある年で、これから数日後の21日に今の会社の面接があった。この面接は変わった面接で、

担当役員および各部長とのオープン・ディスカッションを通しての相互理解を促進するのが目的です。相互に忌憚のない意見交換(飲食をともないます)をして今後一緒に仕事が出来るかどうかを試験したいと思っています。その心積もりで御来社下さい。

という案内だった。行ったら案の定、簡単な自己紹介した後はすぐに呑み会になった。そういう面接で何とか受かったのだが、かなりメチャクチャに酔っぱらった記憶がある。受験者同士で二次会に行って、若いという理由だけで奢ってもらったりした。結局その人達は落ちた。

それから数か月後の3月にオウムのサリン事件。その件については改めて記そうと思う。

レディ・ジョーカー

2005年01月07日 | レビュー
会社の「ミステリー同好会」主催者を自認しているぼくにとっては、高村薫原作の映画『レディ・ジョーカー』(平山秀幸監督)を観ないではいられない。1997年発売で、64万部の大ベストセラー作品。当然、発売と同時に読んだ。独特の心理描写等、素晴らしいミステリーだった。

会社の人間と16時に早引けして、上野の映画館に行った。さて、その感想は────。

バカヤロー!


の一言だ。読んだのが8年前ということで、内容も忘れていて、早引けするぐらい楽しみにしていたのに全く最悪の映画だった。過去一番だ。感想を書くのもアホらしい!!

スマトラ島沖地震

2005年01月06日 | 想い
先月26日に起きたインドネシアのスマトラ島沖地震は、とんでもないことになっているようだ。

スマトラ沖大地震と津波による犠牲者は4日、ロイター通信などの集計によると、約15万人となった。さらに増える見通しで、各国による援助額の表明や増額も続いている。(朝日新聞)

この地震の第一報では5000人ぐらいなことを言っていたのに、徐々に増え15万人になってしまったようだ────。広島原爆死没者数の公的な推定値は、「14万人±1万人」とされている(広島市が1976年に国連事務総長に提出した要請書から)が、それに匹敵する数ということになる。
 

なぜ、日記にこの地震のことを書こうと思ったかというと、放射線技師杉本孝幸さんと二男知槻君が遺体となって見つかり、果敢にも確認をした長男遼平君(12)が話題になっているが、彼のインタビュー時の日本語が気になったからだ。メチャクチャなのだ。最近ガキンチョと話すことがないので、知らなかったが、今時の子供の日本語がここまで乱れているとは思わなかった。確かに、心乱れる中でのインタビューだからしかたがない面もあるかもしれないが、アレはヒドすぎると感じた。

この地震の事で大笑いしたのは、以下の記事────。

朝鮮中央通信は5日、朝鮮民主主義人民共和国政府がインドネシアのスマトラ沖地震と津波による被害と関連し、15万ドル(約1600万円)の緊急援助を提供することを決定したと報じた。援助の伝達方法などは伝えていない。(朝鮮通信による)