blogギター小僧の径

ギター小僧の私生活

京品ホテルの強制執行

2009年01月25日 | 想い
昨年10月に廃業を決めた東京都港区の老舗ホテル「京品ホテル」で元従業員らが自主営業を続けていた問題で、東京地裁は25日、建物の明け渡しを命じた仮処分決定に基づき、元従業員らをホテルから立ち退かせる強制執行をした。(NIKKEI NET)


先日取材のために品川プリンスに行った時、元従業員による自主営業の京品ホテルを垣間みた。立て看板にゴチャゴチャ書いてあって、時代錯誤的な感じだった。経営者のリーマン投機が従業員解雇の理由らしいが、退職金も支給され、今どき珍しい温情ある経営者だと思う。リーマン・ブラザーズが経営破綻するとは誰も予想つかなかっただろう。しょうがないことだ。

それに反旗を翻して、安田講堂のような立て籠りは時代錯誤としか言いようがない。あのときの連中が労組のトップにいたに違いない。自分たちの仕事に誇りを持っているなら、違う場所で働き口がいくらでもあるだろう。ダメダメな給料泥棒たちだけのあがきとしか思えない。家族を守りたいなら、土方でも佐川でもやればいい。

鉄人28号

2009年01月22日 | レビュー


仕事の関係で、舞台『鉄人28号』を観に行ってきた。この舞台をやっているプロデューサーに取材した時に、よかったらということで、その本の著者含め10人分ぐらいご招待頂いた。S席11,000円という高額だ。場所は先日王監督の取材をした天王洲の銀河劇場。

アニメ界の巨匠押井守の初めての舞台演出ということで話題にはなっていた。でも自費では行かないな、絶対。しかしながら内容は素晴らしかった。いくつか舞台は観ているが、一番よかったかも。舞台装置には相当カネがかかっているだろうことは想像できる。チケット代が高いのもうなずける。

南果歩が演じる正太郎少年は、なまめかしくエロかった。プロデューサーから聞いたウラ話だが、押井守はこの話が舞い込んだ時に、正太郎は40代の女性と即答したという。女優には詳しくなく、あとはプロデューサーにお任せというスタンスらしい。そして、舞台装置のイメージも出来ていて、鉄人28号が舞台のど真ん中にいて、一番盛り上がるところで、動くという構想も即答したという。まさに天才なんじゃないかなぁ。

ダイアモンド✡ユカイサンプラザ中野くんが出ている。二人ともハマり役だった。サンプラザ中野は改名して「サンプラザ中野くん」に今はなっているようだ。

女立喰師や犬、人狼などまったく訳のわからないところがあったが、一緒に行った押井守ヲタクに話を訊くと、押井守の自作品のパロディや、ファンにはお馴染の象徴や記号がちりばめられていたという。いわば符丁のようなものだ。

鉄人28号は知っていたが、内容はまったく知らなかった。太平洋戦争末期、大日本帝国陸軍が起死回生の秘密兵器として開発していた巨大ロボットが鉄人28号ということらしい。そして今回の舞台は、1964年の東京オリンピック開催をめぐり、推進派と阻止派が繰り広げる争いに鉄人を操る正太郎少年が巻き込まれるというストーリーで、かなりつまらない内容だ。しかしながら、演出・舞台装置・音楽がすばらしかったので、大変満足。

帰りに著者含め6人と呑んだ。ずっと映画の話でついていけなかった。この日、神田うのも来ていたようだったが、気がつかなかった。それよりも美保純を見かけた。高校の時、ぼくとノブタケの2人で密かに憧れていた女の子が美保純に似ていたので、2人の間ではそのこのことを「美保純」と呼んでいたことを思い出した。そして、「いとしのジュン」という曲が高校の時生まれたことは言うまでもない。

サイン色紙

2009年01月15日 | 仕事


2008年10月07日の日記に書いたが、ぼくは王貞治氏の大ファンだ。そんな人間が実際に本人に会ったらどうなるか!?

いま進めている企画の話を書くのはご法度だが、書かずにはいられない。今日、(今書いているのは明けて夜中の3時だが)王監督に会えた。サインもらった。詳しくは本が出来てから語ろう! サインはあえて「としき君へ」でもらった! 編集者冥利に尽きる! 眠れるわけないじゃん!!

はたちバカよね~、おバカさんよね~

2009年01月12日 | 想い


有名な話なんだと思うんだけど、巨人の坂本勇人と楽天の田中将大は小・中学校の同級生で小学校時代は同じ野球チームだったらしい。ちっとも知らんかった。当時は坂本が投手、田中が捕手でバッテリーを組んでいたというから驚き! このチームの監督は鼻高々だろうね。

今日のニュースの成人式特集で知った。そういえば、今年は新成人が暴れたというニュースを見なかった気がする。もうそんなアホなことするヤツはいなくなったのか。いなくなったら、それはそれで寂しい気がする。週刊誌「AERA」の一行コピーが昔から大好き。和歌山毒物カレー事件の際、被疑者の林眞須美に引っ掛けて、「カレーやないで、ハヤシやで」というコピーは伝説と言っていいくらい有名。その一行コピーでぼくの中のヒット作は、成人式に暴れる新成人の事件に引っ掛けた「はたちバカよね~、おバカさんよね~」だ。今でもニンマリしちゃう。細川たかしは今の人にはわかんないかね。

ぼくは成人式は当然のように行ってないが、行くヤツっているんだねぇ! 可愛いもんだ。こんなくだらない大人が決めた儀式を20歳になってもキチンと参加するような奴らがいるうちは、まだこの日本も大丈夫かもしんない。

それにしても坂本と田中────! いいよね、こういうのは。将来ぼくが芥川賞を取った時、松田洋治や岡村有希子と同級生だったって報道されるかな!

世田谷八幡宮

2009年01月01日 | 想い


アケオメコトヨロです。今年は厄年。

お昼ごろ練馬の実家にいってビールを一杯。ホントに一杯のみで、1時間ほど話して帰ってきた。親父は野球をやっている時に右目にボールをぶつけ、見づらくなっていて、今月22日にお茶の水の井上眼科クリニックで入院手術をするそうだ。親父は72歳だが、爺ちゃんが亡くなったのも72歳の時だったので、かなり弱気になっている。「遺言ノート」的なものを書いていて、死んだ後の手配もしているみたいだ。
 

経堂に戻り初詣に出かけた。ここ数年お参りなどしないでいたが、今年は厄年なので足が自然と向かった。親父には地元の神社を大切にするようにと言われていたので、近所の「世田谷八幡宮」に行った。鬼のように人が並んでいた。1時間もかかりやっとお参りができた。

寒かったので、帰りしなに「大阪焼き」というお好み焼きみたいなのを買った。ナナナント、桜えびが入っていたので、喰わずにコンビニのゴミ箱に捨ててしまった。さっそく厄年の災いか────!