blogギター小僧の径

ギター小僧の私生活

au解約

2009年07月25日 | 想い

1年間auのケータイとiPhoneを併用してたが、ついに今日、auの方を解約してきた。最初にケータイを手にしたのは1998年。あれから11年もたつんだねぇ。あの時はケータイを持っている人も少なく、電車の中で平気で電話したりできた。それでもぼくの場合は周りの新しいもの好きの人よりちょい遅かったかもしれない、ケータイを持つのが。ケータイ持って居場所を縛られるのが嫌だ、みたいなことを宣ってた気がする。

昔のケータイを引っ張り出してみた。写真の上の段左から古い順。まずはIDOのころのデジタルミニモ「D304」(東芝製)。これが初めてのケータイだ。文字入力はアルファベットとカタカナしかなく、もちろんモノクロ液晶だ。メールもネットを見ることも出来ない。そのあと、デジタルミニモ「525G」(三洋製)を購入。特徴としては「漢字対応メモリダイヤル」になったことだ。あくまでメモリの登録名を漢字で入力できる機能しかない。次にCdmaOneの「C305S」(SONY製)だ。この機種はメールができた。当時付き合ってたかなり年下の彼女に使い方を教わった。会社ではパソコンのメールをしていたが(その彼女を口説いたのも会社のメールでだった)、ケータイ電話でメールが出来ることをその当時知らなかった。

ここまでがIDO時代で、これからauになる。「C412SA」(三洋製)という当時はたぶん結構売れた機種だ。まだまだドコモ勢力が優勢な時代だったが、auの中では爆発的に売れたと思う。折りたたみ型端末でGLOBAL PASSPORTに対応し、16和音着信メロディ。そしてなにより120×160ドットの「256色カラー液晶画面」だった。昼休みに上野のauショップでこれを買ってきたのだが、会社に帰る道すがら、嬉しくて嬉しくてしょうがなくて、いじりまくっていたのを覚えている。この機種の時友人の結婚式でハワイに行ったんだけど、このケータイで日本に電話したことがある。通じたのには感動したが、翌月の請求書の金額を見て愕然としたことがあった。

A5503SA」(三洋製)はFMラジオチューナーを搭載した機種だが、なによりもカメラ付きということで買ったものだ。その昔、今の会社の常務と帰りが一緒になり、当時住んでた富士見ヶ丘のいっこ手前の中村橋の居酒屋でケータイの将来について語り合ったことがあった。いずれケータイとウォークマンとカメラが一緒になる時代が来るよ、という内容だった。さすがにテレビもという話にはならなかったが、そういう時代になったんだなぁという感動させられたケータイだった。

たいした機能が備わったわけではないが、フルブラウザや2.6インチワイド液晶、AF付き320万画素CCD回転2軸ボディカメラ、PDFやPower Point、Excelファイルなどの閲覧も可能な「W21CA」(カシオ製)を買った。こいつは図体ばかりデカくあまりいいケータイではなかった。

そしてついにワンセグ付きのケータイを購入、「W52T」(東芝製)だ。東芝世界初の3インチワイドVGA液晶スライド型とワンセグ、Bluetooth搭載というスグレモノだ。上下スライド式のケータイは初めて使ったが、過去のケータイを比べてもこいつが一番よかったと思う。デザインもよかった。

最悪だったのは、最後の「Cyber-shotケータイ W61S」だ。デジカメのCyber-Shotにケータイが付いたぐらいの勢いで発売されたが、511万画素カメラといっても所詮ケータイ電話であり、手ぶれ補正機能もあるのにそれほど補正されるわけでもない。まだこの時代は、カメラはカメラの方がいい。これを購入した後すぐにiPhoneが発売された。こいつだけは買わなければよかった。2年間使わなければいけないという契約が付加され、今日解約しに行ったら12000円徴収とのこと。ただポイントが7000円分あったので、5000円だけですんだが。

過去のケータイを偲んでみると、様々なことがよみがえってくる。懐かしい! もし電源が入って、メールの履歴が見られるんなら、小賢しく、こっ恥ずかしい内容なんだろうなぁ。

ぼくはMacユーザーなのでiPhoneに移行するのはしょうがないとしても、auもドコモも今まで通りのやり方では、iPhoneに顧客を持って行かれるだろう。「アンドロイド」が今後どういう動きをするかはミモノだが、やはりiPhoneの二番煎じであっては勝てないだろう。Walkmanは世界を一世風靡した。様々なメーカーが追随したが、SONYには勝てなかったように二番煎じはあくまでも二番煎じなんだろう。聞くところによればmp3というものを開発したのは三洋の技術者だったそうだ。しかし三洋電機ではそれを黙殺したようだ。それに目を付けたのはappleでそれがiPodの成功につながり、iPhoneになって行く。新しいものに目を背けることの恐さがこの辺りにあるんじゃないだろうか。

Mac Book air

2009年07月17日 | 仕事

会社の出版システムが大きく変わり、オフィスコンピュータ、いわゆるオフコンを使っていたが、各人のパソコンで入力、閲覧できるようになる。その際に、ソフトをインストールしなくてはならないのだが、この時代でも相変わらずWin至上主義が根強くあり、Macは使えないシステムになっている。

そういう経緯からWinパソコンを買わなくてはと思っていたんだけど、最近会社の同僚でMac Book airを買ったのがいて、使わせてもらっているうちに、やっぱMacでしょう、ということになった。

MacでもインテルMac以降は、WinをインストールすればWin環境になる。問題は会社が買ってくれるかだ。現在使っているiMacも古いノートのMac Book G4は私物なんで新たに買うのは認めてくれそうだが、いま5万円パソコンやら100円パソコンなんかがあるから、わがままがなかなか通じない。一応、ぼくは経営側なんですけど。

現実的にはmac book proの安くなったのがあるから、そっちにしろということになる。もろもろウザいので、仕事用だが、自腹で買うことにした。当然SDD→SSD。の方がいいので20万ぐらい。

結構、というか、メチャクチャ速い‼ まだいろいろいじってないが、立ち上がるのも各処理も。iMacから「移行アシスタント」したんだが、容量が合わず、アプリのみの移行。それが唯一不満だ。

これからは会議にノートパソコンを持ち込むイヤミな野郎になる予定だ。