今朝の日経新聞に、
●憲法「改正すべき」54％・日経世論調査●
日本経済新聞社が7―10日に実施した世論調査で、現行憲法を「改正すべきだ」とした人が54％を占め、「現在のままでよい」の29％を大幅に上回った。改正支持は昨年9月の前回調査に比べ5ポイント増える一方、反対は4ポイントの減少。国会などでの憲法論議を受け、有権者の関心も高まっているようだ。
改正賛成の理由は「新しい考え方を盛り込む必要がある」が48％で最多。環境権やプライバシー権といった「新しい権利」を明確にする必要があるとの認識が背景にあるようだ。「現実とかけ離れた条文が目立つ」が26％で続き、「占領下で制定された憲法だから」は12％と少数だった。
一方、現行憲法のままでよいとした理由では「改正をきっかけに平和主義が変質する恐れがある」が47％でトップ。次いで「ほかに取り組むべき課題がたくさんある」（18％）などだった。
と載っていた。当然だ。
気になるのは、最後の方の現行のままでよい理由のひとつの「改正をきっかけに平和主義が変質する恐れがある」という意見。ナンチュー勘違いも甚だしい朝日かぶれヤローだ。「平和」であるためには、軍隊が必要なのは世界の常識だ。誰でも家を出る時は鍵をするだろうし、身内が殺されたら警察を頼るだろう。それの国家レベルに拡大したものが「軍隊」のはずだ。「平和」であるためには、護ってくれる存在が必要なのだ。
今まさに
村上龍の『半島を出よ』(幻冬舎)を読んでいるところだが、あんな感じに北朝鮮が攻めてきたらどうするというのか!? 自分の愛する人や子供が、惨たらしく殺されてもいいというのか！ それが平和だというのか！
やや鎮火したらしいが、中国で起きているという「反日デモ」を見れば、その必要性がわかるというのもだ。あれは言わば宣戦布告である。反発して、中国系のお店や商品に加害をおこす愚は避けたいが、あそこまでやられたら、いくら温厚なぼくでも我慢できないかもしれない。
中国外務省の秦剛・副報道局長は１２日の定例会見で、中国国内で相次いだ反日デモについて「日本人に対してではなく、日本政府の歴史問題に対する誤った態度について不満を表したものだ」と言明。「いまの（日中の）局面は、日本側に原因がある」とあらためて強調し、日本側がデモ隊の投石で大使館などが受けた被害への賠償請求を求めていることについても「日本側の要求には留意している」と述べるにとどめ、陳謝は避けた。（共同通信）
という全くバカにした記事を読むと、ホント宣戦布告だと思う。南京大虐殺があった等と嘘をつき、今回の暴動もマスコミに報道規制をしているようなアホ国家など、無くなったほうがよほど「平和」になるのではないだろうか？
先月、北京に行って、とても親切にしてくれた中国人達。また、経堂の上海料理店の符さんたち。とてもいい人達だ。彼らは学があり常識があり、事実を知っている。デモをやっている若者達は、歴史も現実も知らない、知らされない、中国政府に嘘を洗脳された可哀想な奴らなのかもしれない。
