blogギター小僧の径

ギター小僧の私生活

ど根性ガエル

2015年07月12日 | レビュー


メチャクチャ忙しくてブログも書けない状態だが、日テレのドラマ、実写版の「ど根性ガエル」についてひと言! メチャいいやん!! ぼくらの世代は「ドラえもん」というより、「あしたのジョー」「昆虫物語 みなしごハッチ」「天才バカボン」「ゲゲゲの鬼太郎」「ルパン三世」「ムーミン」「海のトリトン」「デビルマン」「科学忍者隊ガッチャマン」「バビル2世」「ドロロンえん魔くん」「侍ジャイアンツ」「キューティーハニー」「アルプスの少女ハイジ」「魔女っ子メグちゃん」などの再放送で育った。再放送ということでライブでは観ていない。夕方のニュースが始まる前のアニメタイムにどれだけ釘づけになったことか。

その中でも「ど根性ガエル」は鬼のように観たアニメのひとつだ。時代は1972年の東京下町が舞台なので、1980年代に観ていたぼくらとは若干雰囲気が違ったが、ひろしとピョン吉にはだいぶ影響を受けた少年時代だった。

そして今回ひろしたちが30歳になったという設定でドラマ化。ひろしの松山ケンイチ、梅さんの光石研、町田先生のでんでん、五郎の勝地涼、ちょっと原作とかけ離れているが、母ちゃんの薬師丸ひろ子、どれもバッチリの配役だと思う。その中でもダントツなのがピョン吉の声の満島ひかりだ。これまでも演技を絶賛してきたが、ピョン吉の声をここまでやれるとは言葉が見つからない。アニメ版を相当研究している感じも見受けられる。すばらしい役者だと思う。なお、Tシャツのピョン吉は、VFXという特殊視覚効果で作られているそうだ。これもスゴい。

一方、京子ちゃんの前田敦子にはガッカリだ。前田敦子が悪いというわけではないが、この大事なキャッティングに芸能界の政治的なものが動いたとしか思えない。ゴリライモの新井浩文もイマイチ。

南先生がいないが、なにかの意味があるのか? 今後、新八、くに子ちゃん、モグラとかの登場があるのか!? 今回のドラマクールはとても楽しみ!