golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ブルックナー「交響曲第1番」パーテルノストロ

2011-10-18 22:41:46 | Weblog
今年の人間ドック後もまた仕事でありました。

朝早目に行けば、午前中には終わってしまうのですが、その後は会社に戻らず休みにしてしまう人が多いのであります。

ところが、私貧乏性と言うか、小心者と言いますか、ほとんど毎年終了後、会社へ帰還。

今年も例年に漏れず、急ぎの仕事や溜まっている案件の処理で終了後は会社へ。

結局、21時半過ぎまで仕事。でも、多少は片付いたのは気持ちが良い。(まだまだやらなきゃいけない仕事はいくらもあるのですが)

まあ、検査結果待ちの間、銀行や郵便局など自分の用事も済ませられたので、今日は満足。

メタボの薬がもうすぐ切れる為、週末に病院に薬を貰いに行くため、本当は結果が郵送されて来るまで2週間位掛かる、という所を特別にお願いして、上がって来たばかりの血液検査の結果を貰うようにしたのであります。

今日の結果では血圧は正常値に。

薬を1種類減らせるか、週末に病院の先生と交渉であります。

ロベルト・パーテルノストロ指揮ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団(DOCUMENTS盤)

この1番は、今までバレンボイム盤を持っていたのみ。

久しぶりの聴取となります。

「巨人の子供時代」とでも言ったら良いのでしょうか?、中期以降の巨大さ、濃厚さはありませんが、古典的と言えそうな明快な構成の中に後年のブルックナーらしさが随所に覗く、血は争えないという愛らしい作品にあります。

パーテルノストロの演奏は、中期以降ではやや薄味にも感じなくもありませんが、この曲ではしっくり来ます。

リンツ稿/ノヴァーク版、2004年録音。

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バッハ「ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1~3番」他、ビルスマ、アスペレン

2011-10-17 22:28:04 | Weblog
今朝は早起きして始発バスに乗り、音楽を聴きながら通勤途中のハンバーガーショップで仕事関連の資料に目を通しておりました。

そのお店は、朝は結構満員。

空席を見付け、イヤホンでバッハを聴きながら資料を読んでいたら、隣にニイチャンが着席し、携帯を掛け始めました。

「るっせぇな!」

と思いましたが、さほど大きな声ではなかったし、すぐ電話も切れたのでまあ良しと。

と、今度はタバコを吸い出す。禁煙席なのに。

「しっ、しっ、あっち行け、あっち」

と心の内で思うが、私とは逆の、しかも人のいない方に煙を吐いているので、まあ我慢我慢。

すると、今度は何とイヤホンを耳にしている私に話し掛けて来たのであります。

これ(タバコの銘柄名)はどういう意味だ?、とか、給料はいくら貰っているのか?とか。

適当にあしらっていたら、詰まらなくなったのか、出て行ってしまいました。

しかし、幸い聴いていたのがバッハの室内楽だったから平静を保てて良かったですが、もし暴力的な曲調の音楽とかだったら、ぶちキレてタバコの箱ごとそいつの口の中に押し込んでいたかもしれませんね(笑)。

アンナー・ビルスマ(チェロ・ピッコロ)、ボブ・ファン・アスペレン(オルガン)(SONY盤)

これもディスクユニオン200円品。

バッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタは、確かヴィーラント・クイケンとレオンハルトのLPを持っていたのみで、手持ちCDから欠落しておりました。

たまたま、ディスクユニオンで掘り出し物を見付けたので購入。

バッハの弦楽器系作品は、協奏曲を別にすれば、ヴァイオリンとチェロの無伴奏曲が際立っていて、通奏低音付きのヴァイオリン・ソナタにしても、このヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタにしてもやや地味な存在かもしれません。

しかし、何れも落ち着いた曲調の名品。

秋の夜長に静かに聴くに相応しい音楽。(実際は通勤電車や上記の通りマックなどで聴いていたりするのですが)

このディスクでは、ビルスマの研究により、ヴィオラ・ダ・ガンバでは無く、高音弦を1本追加したチェロ・ピッコロと小型オルガン(トランクオルガン)によって演奏されています。

ヴィオラ・ダ・ガンバのくすんだ響きとチェンバロの組合せも勿論大好きですが、チェロ・ピッコロと小型オルガンの機動力ある演奏でこれらの曲がより躍動感持って聴こえます。

バッハの数多い作品の中で特別大傑作とは言えないこれらの作品でも、速い楽章で心の内から沸き上がる歓びは一体何じゃ!、緩徐楽章で心の奥底から感じる安寧は何じゃ!

聴く度思う、やはりバッハは私にとって特別な存在。

併録されている大バッハの5男、ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732~1795)の「チェロと通奏低音のためのソナタ イ長調」。

こちらは新時代の息吹を感じる伸びやかな音楽で、これもまた素敵であります。

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ブルックナー「交響曲第5番」マタチッチ

2011-10-16 20:36:34 | Weblog
咳、鼻水など体調悪かったけれど、昼前から休日出勤。

夕方まで仕事して帰って来ました。

やらなきゃいけない事、やりたかった事の半分も出来なかったけれど、体調悪かったのでまあ良しとするか。

ところで、昼食を会社近くの牛丼屋さんに食べに行ったのですが(牛丼ではなくカレーをオーダー。牛丼屋さんでもカレーを頼む方が多い超カレー好きの私)、「つゆ抜き」というのを後れ馳せながら今日初めて知りました。

隣のテーブルのお兄さんが、「牛丼、つゆ抜き」とオーダーしているのが耳に入りまして。

上記の通り、牛丼はあまり食べない私ですが、「つゆだく」の方が断然好きだな。

この味覚は、子供の頃、よく味噌汁掛けてご飯食べていた名残でしょうか。

ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(DENON盤)

これもディスクユニオンでの200円調達品。

この機会(どの機会?)に少しブルックナーを集中的に聴きたいと思っております。

先日、パーテルノストロ盤で聴き(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/53febeded144f4f7b42c230a45ac2779?guid=ON)、この曲の素晴らしさを認識し掛けたところですが、このマタチッチ盤でそれが決定的になった気が致します。

骨太でどっしりと力強い演奏は、ブルックナーの大伽藍に相応しい。

この造形性、構築力ある演奏を聴くと、この曲が後期の傑作3曲にも決して劣らぬ作品であることが良く分かりました。

終楽章の迫力ある盛り上がりも素晴らしい男臭いブルックナー。

この曲にはこういう豪快さが似つかわしいかな。

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ヴィドール「ピアノ三重奏曲、ピアノ五重奏曲」プルニ、新ブダペストSQ.

2011-10-15 21:23:44 | Weblog
風邪で病院へ。

休日出勤のつもりだったのですが、喉が少し痛いし、くしゃみ鼻水状態だったので、大事を取って。

喉を診て、ちょっと腫れていますね、という事で薬を貰って帰って参りました。

私、この「喉を診て貰う」というのが、子供の頃から大の苦手。

口を大きく開け、金属のヘラでベロを押え付けられると、どうしてもオエッ、オエッ、オエッとなってしまうのであります。

今日も覚悟を決め、顎が外れそうになる位大きく口を開け、カメレオンが獲物を捕獲する如くベロを突き出しました。

「舌出さなくて大丈夫ですよ」

金属ベラでの押え付けもなく、先生はペンライトで照らして喉の奥を診て診断。

「喉を診る」でググってみたら、舌を押え付けられるのが苦手の場合こうするみたい。

壮絶な覚悟を決めたような表情で大口開けて舌を出した私から、「喉診て貰うの嫌い嫌い、死ぬ死ぬ」オーラが出ていたのでしょうか?

それとも、カルテの何処かに、「このオッサン、喉診断苦手」といった申し送り事項がドイツ語ででも書いてあるのでしょうか?

イロナ・プルニ(ピアノ)、新ブダペスト弦楽四重奏団(NAXOS盤)

フランス近現代のオルガン音楽は私の関心領域の一つ。

中で、シャルル=マリー・ヴィドール(1844~1937)は、オルガン1台で交響曲的な構成と壮大な響きの「オルガン交響曲」で有名な人。特に5番の終楽章「トッカータ」が知られています。

そんなヴィドールの室内楽ということで、前から聴いてみたいと思っていたディスクです。

先日、ディスクユニオンのナイトセールで発見。200円で、しかも未開封でありました。ラッキー!

メシアンに代表される複雑に書き込まれたオルガン曲も多いフランス音楽の系譜ですが、ヴィドールのそれは明快。(勿論、メシアンとは時代も違いますが)

この室内楽2曲もそう。

柔らかな陽光差す知られざる佳品。

ピアノ三重奏曲は、第1楽章のたゆたう第1主題に始まり、シチリアーノのリズムに乗って優しく親しみ易いメロディがピアノ、チェロ、ヴァイオリンと渡って行く素敵な第2楽章。躍動感があり、どこかブルックナーをも思わせる第3楽章スケルツォ。そして、「トッカータ」にも通じる華麗な終楽章と聴きどころ満載。難解さは無く、ここでも明快なヴィドール。

編成もより大きく重厚感を増したピアノ五重奏曲は、ニ短調という調性ですが(三重奏の方は変ロ長調)、躍動こそあれ悲劇性などとは無縁。アレグロの第1楽章から一転ホッとさせられる第2楽章、華やかで躍動感溢れ華々しく曲を閉じる終楽章など、こちらも魅力的。

どちらもロマン派室内楽の隠れ名曲と言っても良いかもしれません。

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ロドリーゴ「アランフェス協奏曲、ある貴神のための幻想曲」他、セルシェル、オルフェウスCO.

2011-10-14 21:56:30 | Weblog
咳の次はくしゃみですか、と笑われながら21時前に職場を出て帰って参りました。

今日も朝から夜までバタバタと忙しい1日。

夕方くらいから、疲れた所為か、風邪をひいたのか、しくゃみが連続で。

この間まで咳しまくっていたオッサンが、漸く静かになった(とは言ってもデカイ声で電話を掛けまくってましたが(笑))、と思ってら今度は、「ハックション、ハックション、ハックション…」。

喉も少し痛い感じだったので帰って来ました。

どちらにしても、まだたっぷり仕事が残っているので明日も出勤。

「赤い液体」でまた喉を消毒しないとダメかなあ(笑)。

イェラン・セルシェル(ギター)、オルフェウス室内管弦楽団(GRAMMOPHON盤)

1.ロドリーゴ「アランフェス協奏曲」
2.ロドリーゴ「ある貴神のための幻想曲」
3.ヴィラ=ロボス「ギター協奏曲」

一昨日夕方、四ッ谷方面まで行ったので、帰り掛け新宿まで歩きました。タワレコを覗こうかと。

ああ、その前にディスクユニオンをチェックしなきゃ、と寄って大正解でありました。

19時から「ナイトセール」をやっていまして、600円以下品が200円!

600円品の入ったワゴンや棚を隅から隅まで(さすがに完璧に全部は見られませんでしたが)チェック。

欲しいディスクはいくらもありましたが、定盤から少し珍しいものまで8枚を購入致しました。

これもその中の定盤系の一枚。

昔、初めてセルシェルを聴いた時は驚きました。

これこそ新時代のギタリスト!と思いましたね。

従来、ラテン色濃厚(イエペスなど特にその印象)なギタリストが多く、それはそれで良いのですが、クラシックの他の楽器と比べると、民族色が強過ぎ、クラシックギターは特殊ジャンルの楽器であり、音楽であるというイメージが形成されていたような気がしてなりませんでした。

それに対して、セルシェルの洗練された透明な音色と高貴な音楽性は、完璧な技巧と相まって、ヴァイオリンやピアノなどのクラシック主流楽器に十分伍する物と感じたものです。

オルフェウスと入れたアランフェスは前々から気になりながらも未聴でした。

これが思い掛けず200円で入手出来てラッキー。

スペイン情緒濃厚な演奏とは完全に一線を画す。

上品な演奏と捉えるか、淡白な演奏と思うかで評価が分かれるところでしょう。

バロック時代のガスパール・サンスの曲に題材を取った「ある貴神のための幻想曲」(大好きな作品)の方が、セルシェルやオルフェウスの音楽性にはピッタリでしょう。

そして、熱気と土俗性の強いブラジルのヴィラ=ロボスの協奏曲。

セルシェルとはちょっと縁遠そうな曲目。

温湿度ともかなり低めの演奏。でも、とても音楽的に響きます。

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ブルックナー「交響曲第7番」パーテルノストロ

2011-10-12 18:47:13 | Weblog
今日は、朝早く始発バスで家を出て、新幹線で静岡まで。午後3時過ぎに都内の会社へ戻るというスケジュール。

会社へ戻り、バタバタと電話とメールをしまくって、また外出して直帰。

ほとんどトラブル対応に終始した1日ではあったのですが、行く先々で初めてお会いする人が皆様感じ良い方々ばかりで、ストレス無く過ごせた事に感謝。

また明日は、終日バタバタの予定。

まあ、バタバタやってるのは決して嫌いな方じゃないけれど、夕方自席に戻って明日中に作成しなければならない資料がありまして、途中で疲れて寝ちゃいそう(笑)なのがちょっと心配。

写真は、静岡駅構内で昼食を採ったお店のテーブル。

静岡は魚旨くて良いなあ、と今日も実感。

来週もまた行きたいのですが、経費削減がうるさい折、あまりしょっちゅう行っていると怒られちゃうし…。

今度は、また夕方に掛かる(飲んで帰れる)スケジュールで是非行きたい。

ロベルト・パーテルノストロ指揮ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団(DOCUMENTS盤)

ブルックナー交響曲の中でも、最も構成がしっかりしていて、親しみ易さもあると思っている7番。(最高傑作は何と言ったって8番!と思っている私ですが)

パーテルノストロのこのブルックナー・シリーズ、結構良い線行っていると思うのですが、ちょっと緩さも否めません。

昔この曲を初めて聴いた時、そのワクワク感と言いましょうか、ドキドキ感と言いましょうか、強く惹き付けられたスケルツォも、ちょっと間延びした感じに聴こえます。

ただでさえ長いブルックナーの交響曲が余計に長く感じられてしまうメリハリの弱さも少しあるのかな?

高水準の演奏ですし、コストパフォーマンスは十二分に高いBOXではあるのですが、各種名演と伍するには、オケの技量の弱さとともにその辺が弱点か。

真摯で好感の持てる演奏なのですが。

ノヴァーク版、2000年録音。

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ベートーヴェン「交響曲第4番、第8番」他、クレンペラー、ケルンRSO.、フィルハーモニアO.(Live)

2011-10-11 22:59:35 | Weblog
やはり、他人の顔をじろじろ見ると怪しまれますよね。

会社帰り、電車でCD聴きながらボケっと座っていたら、斜め前方に立っている男性が会社の他部署の方にどことなく似ているのに気付きました。

ちょっと見は別の方。

私、近眼(←ここの所重要。老眼では無い)で、メガネを掛けないと、顔の造作が良く分からず、すぐ近くでないと、どなたなのか判別が付かないことが時々あります。

それで、仕事帰りの疲れた身体とぼんやりした頭で、○○さんに似ているなあ~、なんてついついその人の顔に見入ってしまいました。

ギロッて、睨まれてしまいました。

当然ですよね。

思わず視線を逸らす私。

ところが、今度は斜め前に座っている男性が、うん十年振りに思い出した(笑)高校の同級生に似ているのが気になって仕方がない。

黒縁の太いメガネとほっそりした体型が似ているに過ぎないのですが(笑)。

何となく目が行ってしまうのを必死に堪えております。

ビルギット・二ルソン(ソプラノ、エグモント)、オットー・クレンペラー指揮ケルン放送交響楽団(4番)、フィルハーモニア管弦楽団(8番、エグモント)(MEMBRAN盤)

4番、8番の交響曲に加え、劇音楽「エグモント」からの抜粋が収録されています。

色々仕事が重なり、めげそうになった週初めはやはりベートーヴェンであります。

今日の2曲は9曲の交響曲の中でも上位に来る好きな作品。どちらも、力強さと明るさが程よくマッチしたところが好きです。

4番の演奏は、録音こそ古くモノラルでもありますが、クレンペラーらしい造型性と明晰さで素晴らしい演奏。

ところが、より新しく録音状態も相対的に良い8番は、今朝一聴したところ、あれっ、これ本当にクレンペラー?と思いました。

何故か、ちょっと「甘口」に感じたのであります。

帰りの電車でまた聴き直してみていますが、意外にも微笑んでいるクレンペラーじいちゃんの顔が浮かんで参ります。(想像出来ないって!)

曲の明るさ故でしょうか?ちょっと意外に感じた演奏でありました。

そして、序曲以外聴いたことの無かった「エグモント」。

ベートーヴェンらしくない機知に富んだ音楽も含まれています。

序曲含め4曲だけの収録ですが、今度全曲聴いてみないといけませんね。

1954年ライブ(4番)、1960年ライブ(8番)、1957年セッション録音(ステレオ、エグモント)。

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ブルックナー「交響曲第4番《ロマンティック》」パーテルノストロ

2011-10-10 18:46:30 | Weblog
震災以降でしょうか、当ブログのアクセス状況が変化して来ております。

日々の訪問者数(IP)はかなり減ったけれど、閲覧数(PV)は大幅に増えた、という不可解な現象です。

最初、震災後、アクセス頻度が減った所為かと思いました。

例えば、今まで2日に1回アクセス頂いていた方が3日に1回のアクセスになる。その代わり、アクセスされた際には見ていらっしゃらなかったページもご覧頂いている、といった構図を想像致しました。

しかし、これは違う。

もしそうであれば、日々の閲覧数(PV)にはほとんど変化が無いはず。これが増加したことの説明が付きません。

先日のクラヲタ会でも、震災後のブログアクセスの変化という話題が出ましたが、やはりアクセス頂く方が違って来ていることが要因しているのでしょうか。

アクセス解析とかやっていないけど、分析してみないといけないかな。

ロベルト・パーテルノストロ指揮ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団(DOCUMENTS盤)

今日は、LP時代以来ブルックナーの交響曲の中で最も回数多く聴いて来た4番。

オケの技量は、名だたる名門オケとは異なります。

弦の響きが少し薄目で管だって上手く無いけど、教会内の豊富な残響を活かし、よく喩えられるドイツの黒森の鬱蒼としたイメージの表出に成功しています。

名演とは言えないかもしれませんが、なかなかの力演で聴き応えある立派な演奏でした。

ノヴァーク版第2稿による演奏。1999年録音。

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ブルックナー「交響曲第5番」パーテルノストロ

2011-10-09 21:58:24 | Weblog
写真はアップルストア前。

スティーブ・ジョブズの為の献花で溢れています。

遥か昔のパソコン黎明期、AppleⅡcというマシンの魅力は分からなかったけれど、その後出たLisaには仰天致しました。

マイクロソフトがまだDOSのCUIの時代にマウス操作のGUI環境が突如出現した訳ですから。

それがその後、価格、サイズともにダウンサイジングしたMacintoshで爆発的なヒットに。

しかし、その後IBMとMSが覇権を制し、アップルはiPod、iPhoneとPCから軸足をシフトして行った様に見えました。

ところが、今度はiPadでしょ。

不死身のアップルは、激流のIT業界の中で、Mac、iPod、iPhone、iPadと常に新しい文化を創出して来ました。

それをジョブズが牽引して来た訳ですから、日本でもたくさんの花束に包まれるのも当然でしょう。

そのあまりにも早過ぎるご逝去お悔やみ申し上げます。

ロベルト・パーテルノストロ指揮ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団(DOCUMENTS盤)

結構話題になった激安ブルックナー交響曲全集。

11枚組で、店頭で1,500円ほどで購入しましたが、ネットだと1,100円代からありますね。

まずは5番から聴き始めました。

ブルックナーの交響曲は、4番と最後の3曲を聴く事がほとんどで、5番もあまり耳馴染んでいるとは言えません。ディスクもだいぶ以前に買ったシャイー盤があっただけだったかと思います。

でも、ブルックナー好きの方からは評価の高い曲なんですよね。

さて、決して知名度の高く無い指揮者がドイツの地方オケを振ったこの録音、弦や金管など弱さも感じるし響きも薄め、この壮大な曲がちょっと冗長に響かなくも無いですが、真摯な演奏と残響豊富な教会での録音も美しく、価格を考えりゃお買い得。

2001年のライブ録音。ハース版。

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ブルックナー「交響曲第8番」クレンペラー、ケルンRSO.

2011-10-08 18:59:03 | Weblog
今日は昼から会社へ。

昨夜は、異動した若手の送別会。

とても仕事の出来る彼は人気者(言う事は辛辣だけど、能力は非常に高いし超仕事好きで皆から高評価)で色々な所で、10回位送別会やって貰ってるんじゃない?

組織は全く違いますが、場所的にはすぐ近くに移動するだけなのですが…。

私も彼の送別会に出席するのは3回目(笑)。

もっとも、送別会とは言っても昨夜は4人だけでこじんまり。

蕎麦屋で飲んで、二次会は居酒屋へ。

昨夜も結構な量飲んじゃいました。

今日は家でゴロゴロしていたい気もしましたが、異動する彼がたっぷり厄介な仕事を引き継いでくれたお蔭で、休日出勤して少しでも片付けておかないとね。

飲み疲れで眠くもあり、仕事はあまり捗りませんでしたが…。

来週は、定年退職後嘱託で来ていた人が辞めるので個別の送別会を開催。

「綺麗どころも呼んでくれ」とご本人から指示を頂いておりますが(笑)、なかなか調整に難航しております。

まず、同じ部署の女性に声を掛けたのですが、先約があるとの事で断られ。

他の候補者は、「(前に振られたので)彼女が来るんだったら僕は行かないですよ」と若手がごねるし。

奇策も含め、今週何とかしなきゃ。

オットー・クレンペラー指揮ケルン放送交響楽団(MEMBRAN盤)

第1楽章開始から巨大な創造物を想起させるこの交響曲は世間の些事を忘れさせてくれます。

とてつもなく大きなものに寄り添う安心感、壮大な音の洪水に包まれる幸福な陶酔は、ワーグナーと共に稀有な存在。

寄らば大樹の陰…とはちょっと違いますが(笑)。

仕事が急に忙しくなり難題もいくつかあって、焦る気持ちやイライラもありますが、あまりにも巨大なこの曲を聴くと、そんな事は所詮大したことでは無い(実際、大したことじゃ無いのかもしれませんが(笑))という気持ちになります。

クレンペラーの大人(たいじん)の風格の悠然たる演奏で、普段聴くことの少ないブルックナーの魅力にハマりそうな予感。

会社帰りに激安交響曲全集(誰の指揮だかすぐわかっちゃいますね(笑))を買ってしまいました。

1957年のライブ録音。

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