風邪で病院へ。
休日出勤のつもりだったのですが、喉が少し痛いし、くしゃみ鼻水状態だったので、大事を取って。
喉を診て、ちょっと腫れていますね、という事で薬を貰って帰って参りました。
私、この「喉を診て貰う」というのが、子供の頃から大の苦手。
口を大きく開け、金属のヘラでベロを押え付けられると、どうしてもオエッ、オエッ、オエッとなってしまうのであります。
今日も覚悟を決め、顎が外れそうになる位大きく口を開け、カメレオンが獲物を捕獲する如くベロを突き出しました。
「舌出さなくて大丈夫ですよ」
金属ベラでの押え付けもなく、先生はペンライトで照らして喉の奥を診て診断。
「喉を診る」でググってみたら、舌を押え付けられるのが苦手の場合こうするみたい。
壮絶な覚悟を決めたような表情で大口開けて舌を出した私から、「喉診て貰うの嫌い嫌い、死ぬ死ぬ」オーラが出ていたのでしょうか?
それとも、カルテの何処かに、「このオッサン、喉診断苦手」といった申し送り事項がドイツ語ででも書いてあるのでしょうか?
イロナ・プルニ(ピアノ)、新ブダペスト弦楽四重奏団(NAXOS盤)
フランス近現代のオルガン音楽は私の関心領域の一つ。
中で、シャルル=マリー・ヴィドール(1844~1937)は、オルガン1台で交響曲的な構成と壮大な響きの「オルガン交響曲」で有名な人。特に5番の終楽章「トッカータ」が知られています。
そんなヴィドールの室内楽ということで、前から聴いてみたいと思っていたディスクです。
先日、ディスクユニオンのナイトセールで発見。200円で、しかも未開封でありました。ラッキー!
メシアンに代表される複雑に書き込まれたオルガン曲も多いフランス音楽の系譜ですが、ヴィドールのそれは明快。(勿論、メシアンとは時代も違いますが)
この室内楽2曲もそう。
柔らかな陽光差す知られざる佳品。
ピアノ三重奏曲は、第1楽章のたゆたう第1主題に始まり、シチリアーノのリズムに乗って優しく親しみ易いメロディがピアノ、チェロ、ヴァイオリンと渡って行く素敵な第2楽章。躍動感があり、どこかブルックナーをも思わせる第3楽章スケルツォ。そして、「トッカータ」にも通じる華麗な終楽章と聴きどころ満載。難解さは無く、ここでも明快なヴィドール。
編成もより大きく重厚感を増したピアノ五重奏曲は、ニ短調という調性ですが(三重奏の方は変ロ長調)、躍動こそあれ悲劇性などとは無縁。アレグロの第1楽章から一転ホッとさせられる第2楽章、華やかで躍動感溢れ華々しく曲を閉じる終楽章など、こちらも魅力的。
どちらもロマン派室内楽の隠れ名曲と言っても良いかもしれません。
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喉を診て、ちょっと腫れていますね、という事で薬を貰って帰って参りました。
私、この「喉を診て貰う」というのが、子供の頃から大の苦手。
口を大きく開け、金属のヘラでベロを押え付けられると、どうしてもオエッ、オエッ、オエッとなってしまうのであります。
今日も覚悟を決め、顎が外れそうになる位大きく口を開け、カメレオンが獲物を捕獲する如くベロを突き出しました。
「舌出さなくて大丈夫ですよ」
金属ベラでの押え付けもなく、先生はペンライトで照らして喉の奥を診て診断。
「喉を診る」でググってみたら、舌を押え付けられるのが苦手の場合こうするみたい。
壮絶な覚悟を決めたような表情で大口開けて舌を出した私から、「喉診て貰うの嫌い嫌い、死ぬ死ぬ」オーラが出ていたのでしょうか?
それとも、カルテの何処かに、「このオッサン、喉診断苦手」といった申し送り事項がドイツ語ででも書いてあるのでしょうか?
イロナ・プルニ(ピアノ)、新ブダペスト弦楽四重奏団(NAXOS盤)
フランス近現代のオルガン音楽は私の関心領域の一つ。
中で、シャルル=マリー・ヴィドール(1844~1937)は、オルガン1台で交響曲的な構成と壮大な響きの「オルガン交響曲」で有名な人。特に5番の終楽章「トッカータ」が知られています。
そんなヴィドールの室内楽ということで、前から聴いてみたいと思っていたディスクです。
先日、ディスクユニオンのナイトセールで発見。200円で、しかも未開封でありました。ラッキー!
メシアンに代表される複雑に書き込まれたオルガン曲も多いフランス音楽の系譜ですが、ヴィドールのそれは明快。(勿論、メシアンとは時代も違いますが)
この室内楽2曲もそう。
柔らかな陽光差す知られざる佳品。
ピアノ三重奏曲は、第1楽章のたゆたう第1主題に始まり、シチリアーノのリズムに乗って優しく親しみ易いメロディがピアノ、チェロ、ヴァイオリンと渡って行く素敵な第2楽章。躍動感があり、どこかブルックナーをも思わせる第3楽章スケルツォ。そして、「トッカータ」にも通じる華麗な終楽章と聴きどころ満載。難解さは無く、ここでも明快なヴィドール。
編成もより大きく重厚感を増したピアノ五重奏曲は、ニ短調という調性ですが(三重奏の方は変ロ長調)、躍動こそあれ悲劇性などとは無縁。アレグロの第1楽章から一転ホッとさせられる第2楽章、華やかで躍動感溢れ華々しく曲を閉じる終楽章など、こちらも魅力的。
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作曲家も知りませんでした、、、
でも凄く素敵そう♪♪聴いてみたいです♪
また掘り出し物を見つけられたのですね♪
しかし、ドイツ語でカルテに何を書かれているやら
分かったものでは有りませんね(笑)
お大事に♪
コメント有難うございます。
ヴィドールのオルガン交響曲(オルガン独奏曲)第5番終楽章「トッカータ」は、欧米では結婚式でよく使われるのだそうです。(欧米の結婚式には残念ながら出たことありませんが(笑))
知名度は高くありませんが、素晴らしい作曲家ですので、機会があればお聴きになられてみて下さい。