golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ブルックナー「交響曲第3番」パーテルノストロ

2011-10-22 20:19:18 | Weblog
「薬が効いているからじゃないですか?」

咳がまだ抜けないのと、メタボ系の薬が切れるので病院へ。

先日の人間ドックの結果、血圧は正常値の範囲に収まっていたので、血圧の薬は止めに出来ないか聞く。

これに対して、薬の効果で血圧が下がっているのでは?というのが医師の話。

確かにそういう見方も出来る。でもそれだと死ぬまで薬を飲み続けなきゃならない、ってことになるのでは。

私的には、「数値が下がったので、ちょっと薬止めて様子見てみましょうか?」という言葉を期待していたのですが…。

「う~ん、どうしましょうかね?」

この先生、この前もそうだけれど、自分で判断せず、患者に委ねる感じのところがある。

「ちょっと薬を止めてみて、様子を見るというのはどうですか?」、と私。

「そうしてみますか」

他の1種も含め、何とか薬を減らすことに成功。

でも、こんなんでイイんかい?

ロベルト・パーテルノストロ指揮ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団(DOCUMENTS盤)

「ワーグナー」の愛称を持つこの交響曲。

Wikipediaに拠れば、第2番とこの曲の総譜を持参し、ワーグナー家を訪ねたブルックナー。2曲のどちらかをワーグナーに献呈したいと申し出て承諾されたものの、勧められたビールを飲み過ぎて酔っ払ってしまい、献呈するのがどちらの曲か分からなくなってしまい手紙で確認したとのこと。

如何にも、野人ブルックナーらしいエピソードで良いなあ~。

久しぶりに聴くこの曲。

後期の傑作や巨大な5番などには及ばないにしても、ブルックナーを象徴するスケルツォだって良く書けているし、希望を感じさせる終わり方だって良い。

なかなか良く出来た曲と再認識。

パーテルノストロの指揮は、オケもやや弱く緩いところもあるが、ブルックナーの雰囲気創出には成功していて楽しめるものです。

激安で、教会内の残響を活かした録音も美しいので、コストパフォーマンス高い全集と言えるのではないでしょうか。

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