golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「ピアノ協奏曲第1番」、ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第3番」リヒテル、ターリヒ、バカラ

2010-12-10 23:51:27 | Weblog
今日は、昔上司だった偉いさんにお教え頂きたい件があり、夕方から後輩と外出しました。

今はある会社の相談役をされていらっしゃって、もう70歳になられたとの事でしたが、とにかくお若いのにビックリ。

昔と変わらずアンテナが高く、色々新しい動向をご存知だし、記憶力も素晴らしいし。そして発想、着眼の鋭さ。

ただもうお教え頂くことばかりで申し訳ないにも関わらず、ご馳走にまでなってしまいました。

写真は、帰り掛けに後輩と、「ちょっとラーメンでも」と寄った某店舗のラーメン(笑)。

スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)、ヴァーツラフ・ターリヒ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(バッハ)、ブジェティスラフ・バカラ指揮ブルノ国立管弦楽団(ベートーヴェン)(DOCUMENTS盤)

今日もリヒテルの激安BOXから。

バッハは、BWV1052で勿論原曲はチェンバロ協奏曲。

私的には、当然オリジナル楽器演奏で聴くのが基本の楽曲です。

さぞや大時代掛かったバッハかと思うと、意外に端正な演奏。ターリヒの伴奏ゆえもあるかもしれません。

それにしても、リヒテルのピアノからほとばしり出る音楽エネルギーの凄まじさ。

演奏スタイルとしては、古楽器派の私としては宗派が違うのですが、一目置かざるを得ない演奏。

ベートーヴェンも生命エネルギーに満ちている。

しかし、私は今日はエネルギー切れで眠い。もう寝ます(笑)。

1954年(バッハ)と1956年(ベートーヴェン)の録音。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

ムソルグスキー「展覧会の絵」他、リヒテル

2010-12-09 23:54:52 | Weblog
今日は23時前まで仕事だったので、簡単に。

スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)、キリル・コンドラシン指揮モスクワ・ユース管弦楽団(フランク)(DOCUMENTS盤)

クラシック原理主義者の原点ここにあり?

「展覧会の絵」は、クラシックを聴き始めた頃、当然のようにラヴェル編曲のオーケストラ版で知りました。

golf130少年は、精緻で色彩豊かなオーケストレーションに魅せられたものです。

あっ、「golf130少年」と書きましたが、ゴルフを始めたのはほんの数年前。いわゆる50の手習いというやつ。もし、少年時代から始めていれば、石川遼をも凌駕する天才ゴルファーに…、なっている筈がありませんね。

しかし、ラヴェル編曲のオーケストラ版の後ラジオで聴いた、リヒテルのブルガリアの首都ソフィアでのライブ演奏には衝撃を受けました。

ノイズが多い録音ながら、聞こえてくる荒削りの音楽の凄い迫力。多人数のオーケストラよりも一人のピアニストが鍵盤から叩き出す迫力の方が勝っている。

「こりゃ、原曲の方がずっと素晴らしい!」と当時強く思ったものです。

そんな思い出深い1958年のソフィアでのライブ録音らしいディスクが、10枚組の激安BOXに収納されて発売されたとなれば買わない理由などありません。

さて、聴いてみるとノイズがあまり無いし、拍手も無い。

ジャケットに1958年録音と記載がありますが、別のスタジオ録音らしい?

しかし、これも豪快な迫力演奏。

ソフィア・ライブ盤も入手して確認してみたいものです。

フランクの交響詩「鬼神」は初めて聴きましたが、フランクらしからぬというか、ピアノとオーケストラによる狂気迫るような協奏作品で、展覧会の絵のカップリングには相応しい作品として聴きました。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

D.スカルラッティ「ソナタK.241,261,262,298,318,319」他、ロス

2010-12-08 23:37:54 | Weblog
今日は午後からオペラシティへコンサートを聴きに…、では無く、とあるセミナーを聞きに行って参りました。

興味深い話も色々聞けましたし、立食の懇親会などもあって少しお酒なども頂き、ラッキーでありました。

帰り掛けは、久しぶりに新宿タワレコへ。

何故か最近、新宿と疎遠で何ヵ月ぶりかで当店へ寄ったように思います。

欲しいディスクはいくらも目に留まるのですが、取り敢えず、前から欲しいと思っていた2種計12枚の激安品を入手。

BOXを中心にお徳盤あり過ぎで、欲しいディスクは色々あれど、レギュラー価格盤になかなか手が伸びない状況がずっと継続しております。

スコット・ロス(チェンバロ)(ERATO盤)

以前ブックオフで購入して1枚目しか聴いていなかったロスのD.スカルラッティ選集3枚組の3枚目です。

1枚目を記事にしたのが数ヶ月前だったかなあ?と思って検索したら、何ともう1年も前のことでありました。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/603affdb4cd78a26777e1cef7aff4a13)

ところで、「2枚目」はどうした?かと言うと、先ほどとんでもないことが判明!

何とこの3枚組、最初の2枚がダブリ。どちらも「2枚目」でありました。

1年以上前にブックオフで買った中古品だし、今更誰にも文句は言えず。3枚で500円でもありましたし。

そんな訳で、1年前の記事、作品番号が違っておりましたm(__)m。(1枚目の曲番を記載)

全く、お恥ずかしい限りでございます。

さて、この3枚目はと言うと、K.241,261,262,298,318,319,364,365,366,381,402,403,426,427,429,455,513,544,545の19曲。

何と活き活きしたスカルラッティなのでしょう。こんこんと湧き出でる泉のような音楽。

スカルラッティ自身もこんな演奏をしていたのでしょうか。

スカルラッティを再現する為にこの世に生を受けた様なスコット・ロスが成し遂げたソナタ555曲の全曲録音。つくづく凄いことだと思います。

こうして聴いていても、有名曲もそうでない曲も、1曲1曲揺るがせにせず、作品が持っているそれぞれの活きの良さを生かし、それぞれの個性をあるがまま聴き手に伝えてくれています。

魚それぞれの持ち味を活かす極上の寿司職人のよう?(そんな寿司食べたこと無いが(笑))

38歳の若さにしてエイズの為夭折した天才チェンバロ奏者がつくづく惜しまれます。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

シマノフスキ「交響曲第3番《夜の歌》」ラトル

2010-12-07 22:33:26 | Weblog
いかんいかん、遅くまで仕事するのが、段々に恒常化しつつある。

今日は、21時半まで。

今晩作成していた資料は、もっと手を抜いても良かったのだけれど、作り出したら「自己満足」もあって、ちょっと手を掛け過ぎてしまったかも。(別に全然大した資料じゃあ無いのですが…)

それでも結局完成せず、続きは明日の午前中に。

明日は、午後外出で直帰予定なので楽には楽。

ただ、他の溜まっている仕事が先送りになり明後日以降がまたヤバイのでありますが。

ジョン・ガリソン(テノール)、サイモン・ラトル指揮バーミンガム市交響楽団、合唱団(EMI盤)

昨日のディスクとカップリングの曲。

冒頭、マーラーの同名曲を思わせるオーケストラによる妖しげな夜の響きに引き続き、テノールが歌い、合唱も入って来ます。

しかし、夜の雰囲気は共通するものの、マーラーの曲の魑魅魍魎が跋扈する妖しげ不可思議な響き(そこが大好きですが)では無く、印象派の香りも漂うデリケートな響き。

ビロードの様な柔らかなタッチが気持ち良い音楽でもあります。

そこに調性崩壊の響きも聴き取れるのが、大きなポイントでもありますね。

ますます興味を増しているシマノフスキ、ピアノ曲など声楽やオーケストラとは肌合の違う(?)曲も聴いてみたいと思います。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

シマノフスキ「スターバト・マーテル、マリル・パニーの連祷」ラトル

2010-12-07 00:45:17 | Weblog
やはり、在庫無いのか?!

昨夜はちょっと風邪気味の為、市販の風邪薬を飲んでブログ更新もせず早く寝ました。

ところが、薬の睡眠効果か、目覚ましの掛け忘れか、7時前にカミサンに大丈夫かと起こされる。

客先直行の日など、ちょっと遅く行く日もたまにあるのですな。

ところが今日は、終日社内の予定。

いつもより、1時間近く遅い!

慌てて着替え、車で駅まで送って貰い、何とか定時に間に合いました。

ところで、冒頭の在庫の件。

先日購入したテレビと同じS社の録画装置を昨日近くの家電量販店に買いに行ったら、在庫無しで、取り寄せに1ヶ月ほど掛かるとのこと。

仕方なく、今日21時過ぎに「お先に~」と職場を早退?(笑)し、近くの量販店へ。

ところがですな、ここでも同じ答え。

まあ、昨日の店と同じチェーンだから無理も無いか。

明日また他を当たってみましょう。

エコポイントの関係でテレビが品薄なのは知っていましたが、録画装置は潤沢、楽勝!だろうと思ったのですが、以外なところで苦戦しております。(メーカーに拘らなければあるのですが)

さてさて、風邪気味の時はスタミナを付けなアカンということで、昼食に写真のスパゲティの「ジャンボ」を。

30cmほどの大皿に山盛になっています。(一緒に写っているフォークもジャンボとまでは行かなくてもかなり大)

通常サイズでも、「凄くボリュームがある」と評判のお店ですが、この「ジャンボ」はその2倍の量。

大食漢の私でも食べ切れず、1/5~1/4ほど一緒に行った方に助けて頂き、何とか皿を空に。(そうしないと、お店のオバサンに怒られそうな雰囲気もあり(笑))

楽勝!と思っていたのに、想像以上に難物でした。

エリズビエタ・シュミトカ(ソプラノ)、フロレンス・クイヴァー(メゾソプラノ)、ジョン・コネル(バス)、サイモン・ラトル指揮バーミンガム市交響楽団、合唱団(EMI盤)

良いぞ、良いぞ、シマノフスキ!

今まで何故この素晴らしい作曲家を殆ど聴いて来なかったのでしょうか?

同じポーランドの作曲家でも、ルトスワフスキやペンデレツキの方がより近しい?存在でありました。

スターバト・マーテルでは、敬虔さと妖艶さの不思議に同居したような音楽が聴けます。

個人的にかなりストライクゾーン!

「スターバト・マーテルに駄作無し!(というか傑作揃い)」に、また超有力作品が加わりました。

「マリル・パニーの連祷」も同系統の美しい作品。

エキゾチックで不思議な浮遊感のある歌。

後期ロマン派でも、妖しさは薄らぎ、綿菓子の様なふんわりした感触が何とも言えませんね。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

バッハ「ミサ曲ロ短調」ヘレヴェッヘ(1988 年)

2010-12-04 19:24:05 | Weblog
午前中ゴルフスクールへ行き、午後会社に行こうかと思いました。

先週、急に入った仕事のため後回しにしていたものを片付けるため。

ところが、ゴルフスクールから帰宅してちょっと横になっていたら、うとうとしてしまいタイミングを失してしまいました。

これから行っても、夕方になっちゃうしなあ…。

遅い昼食を採りながら考えたのは、「そうだ、体育館へトレーニングに行こう!」

食後、ちょっと休んでから行こうかと思っていたのですが…。

結局選択したのは、「第三の道」。

本格的な昼寝、でありました(笑)。

仕事を片付けることも、トレーニングも出来ませんでしたが、まあいいか。今週は寝不足の日が続いて疲れが溜まっておりましたから。

バーバラ・シュリック、キャサリン・パトリアス(ソプラノ)、チャールズ・ブレット(カウンターテナー)、ハワード・クルーク(テノール)、ペーター・コーイ(バス)、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮コレギウム・ヴォカーレ(Virgin CLASSICS盤)

ミチョランマの中から、バッハのカンタータ演奏で、「神」とも崇めるヘレヴェッヘのロ短調ミサを。

ヘレヴェッヘには、1997年の新録音もあるのですね。(残念ながら未聴)

新録音があることを知って聴き始めると、心なしか透明度がいつものヘレヴェッヘと比較して劣るような気も。

しかし、たぶんそれは錯覚。

ぐいぐいとロ短調ミサの世界に引き込まれて行きます。

勿論、声高になったり斬新だったり、あざとい解釈がある訳ではなく、透明で柔らかく高貴な艶もある、いつものヘレヴェッヘのバッハ。

一切、肩肘張ることなく、マタイと双璧を成すバッハのこの大傑作をじっくり、自然に心に染み入るように聴かせる。

改めて、ヘレヴェッヘは凄いと思いました。

新盤も聴いてみねば。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

シューベルト「交響曲第1番、第5番」ムーティ

2010-12-03 23:03:59 | Weblog
寒ぅ~。

帰宅途上、たぶん春以来初めて、この言葉が口を突いて出ました。

冬だからでは無く、きっと熱があるから。

昨日は23時前まで仕事。

寝不足もあって、風邪を引いたっぽいのであります。

今日は、20時前に会社を出て、真っ直ぐ(とは言っても、ブックオフと本屋でレコ芸はしっかりチェック(笑))、帰宅致しました。

食事して風邪薬飲んだので、今日は早く寝ます。

リッカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(BRILLIANT CLASSICS盤)

もし仮に、シューベルトが第1番の交響曲しか残さなかったとしたら…。

歌曲王シューベルトの素敵な唯一の交響曲、として人気曲になっていたように思います。

「未完成」、「グレート」があまりにも輝き過ぎているので、初期交響曲に日が当たらないように思いますが、1~3番いずれも素晴らしい曲と思います。

1番はハイドンを思わせる平明さに、これはもう絶対シューベルト!という美しい歌が聴ける。

5番は、より骨格のしっかりした名曲。

室内楽なども含め、もっとシューベルトを聴きたくなった1日でありました。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第3番、6つのバガテル」グールド、カラヤン

2010-12-02 08:20:58 | Weblog
飲みに行って、相手があまり食べないというシチュエーションはやはり苦手。

昨日は、昔の仕事仲間と初めてお会いする2人が来られて、夕方ちょっとした打合せを致しました。

その後、軽く一杯ということで近くの居酒屋へ。

皆さんそこそこ飲まれるようで、その点では合格点?なのですが、ツマミがなかなか進まないのが大きな問題。

旧知の人間(40代男性)は話に夢中だし、初めてのお二人(60代男性、20代女性)ともなかなか料理に手を伸ばさない。

どんどん摘んでくださいよ~、と言っても、少食なのか、遠慮されているのか?

皆さん、とても感じの良い方で、打合せも含め楽しく出来たのですが、自分ばかりがパクつく訳にも行かず、目の前の皿が「おあずけ」状態だったのはちょっと辛かった。

刺身も結構残ってしまったのが遺恨(笑)。

皆さん、飲みに行ったらどんどん食べましょう!(だからメタボになるという説も)

グレン・グールド(ピアノ)、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(DOCUMENTS盤)

昨日から聴いているグールドの古い録音。(協奏曲は1957年、バガテルは1952年)

ゴルトベルクによる衝撃的なデビューやコンサートからのドロップアウトなどの奇行さとカリスマ性のある風貌から、音楽も異形さが強調され過ぎているのではと、このベートーヴェンを繰り返し聴いていて思いました。

とても真摯な演奏なのではないかと思うのです。

しかし、何物かに憑かれたような情熱も感じるのが、グールドのグールドたる所以か。

演奏を始めると、ベートーヴェンが憑依するのでしょうか?

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ