golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ノアゴー「易経」、エングストレム「アカラン」、マウッソン「プライム」、セジョルネ「ナンシー」エドネ

2010-12-26 23:34:15 | Weblog
昨日の朝、HMVのサイトを覗いていたら、メシアンのディスクで気になっていたのが安売りしていたので、ついポチ致しました。

ついでに、欲しかったゴルトベルク変奏曲の新しいディスクも1枚。

その為か、メシアンの「鳥のカタログ」が無性に聴きたくなり今朝1枚。(時間の関係で全曲3枚は聴けませんでした)

そして、昼、車を運転する際にゴルトベルクを。

どうも、影響され易いタチなんですね(笑)。

夜、車を運転する際には、ラインベルガーの「ヴァイオリンとオルガンの為の6つの小品」を。

結果的に、「鳥のカタログ」、「ゴルトベルク変奏曲」、「ヴァイオリンとオルガンの為の6つの小品」とご機嫌のお気に入り曲を聴いた1日でありました。

マグヌス・エドネ(パーカッション)(CLASSICO盤)

今日取り上げる一枚は、そのいずれの曲でも無く、「スナップショット~現代音楽の展開」BOXから昨日に引き続きノアゴーの作品他。

1.ペア・ノアゴー(1932~)「易経」(1982)
2.トルビョルン・エングストレム(1963~)「アカラン」(1994)
3.アスケル・マウッソン(1953~)「プライム」(1984)
4.エマニュエル・セジョルネ(1961~)「ナンシー」(1985)

パーカッションの為の作品集。

Wikipediaに拠れば、「易経」はノアゴーの最も有名な作品の一つとのこと。

期待して聴き始めました。

4つの楽章から成る30分弱の作品。

太鼓や鐘などの打楽器が打ち鳴らされる曲ですが、題名の通りどこか東洋的な響きを感じます。

途中、ライヒの「ドラミング」を思わせる箇所もあるし、演奏者が「ナ~イン」みたいな(何と言っているのか分かりませんが)みたいな言葉を発する所では、シュトックハウゼンの「ヘリコプター四重奏曲」を思い出してしまいました。

いずれにしても、楽器もリズムも変化に富んでいて、約30分飽きさせずに聴かせてくれるパーカッション作品でした。

続く「アカラン」は、マリンバの為の作品。

特別技巧的な曲とかではありませんが、どことなく不思議感を漂わせる曲で、これも楽しく聴けました。

「プライム」は、素数の意味のようで、何か数学的根拠に基づいて作曲されているのでしょうか?

小太鼓独奏の作品ですが、複雑多彩なリズムと細かなトレモロが心地良い曲です。

「ナンシー」もマリンバの為の作品ですが、この4曲の中では最も保守的な作品。約3分と短いですが、春を思わせる柔らかな明るさの曲です。

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