なあんだ~、今日もまた山後さんと三郎くんかぁ。
おかあさん、なあんだは無いでしょう。こっちだってお金無いのに、こうやってしょっちゅう来てるんだからさあ。
ごめんね。はい、これ生しらす。
おっ、こりゃ旨そうですね。
いえね、時々来られる税理士の先生いるでしょ。あの人にうちの店のこと相談したのよ。結構台所事情厳しいんでね。
ああ、あの白髪オヤジね。
失礼よ、ロマンスグレーって言うの。
すいません、僕らの世代だとそういう単語知らないんですけど。
って、分かってんじゃないの。それでね、あの山田さんが言うのには、もっとお馴染みさんを増やしなさいって。
確かにこうして山後さんや三郎くんはしょっちゅう来てくれるけど、他にはお馴染みさんって数人でしょ。
大きな声じゃ言えないけど、あのゴルフオヤジみたいなしみったれもいるでしょ。いつも安い物しか注文しないで。
そうそう、そのくせ誰かの奢りとか割勘だと、やたら食って飲むんだよねアイツ。
まあゴルフオヤジのことなんかどうだっていいんだけど。それでね、山田さんに帳簿見て貰ったら、同じ様な店に比べてボトルキープがあまりにも少な過ぎるって。
お店の経営を安定させるには、ボトル入れて良く来て貰えるお馴染みさんを増やさないとキツいって言われちゃった。
あら、お客さんだわ。
(見たことない人ね、イチゲンさんかしら…)
いらっしゃいませ、お飲み物何になさいます。
そうですね、またちょくちょく寄らせて貰うから、取り敢えずこのボトルと水割りセットお願いしようかな。
はいっ、有難うございます。
ねえ、あんた達聞いた!こちらのお客様、「取り敢えずボトル」ですって。
あんた達の、取り敢えずビール、とは大違い。
でもまだいいじゃん。ゴルフオヤジなんか、この間「取り敢えず水!」って注文していたじゃない。
あいつは論外よ。
ところでお客様、落語家の三枝さんに似てるって言われません?スッキリと、スマートな感じのところそっくりでいらしてよ…。
アリゴーニ指揮オルケストラ・フィラルモニカ・イタリアーナ(Membran盤)
激安モーツァルト交響曲全集8枚目のCD。
第34番、第35番、第36番の3曲。
いよいよ有名曲、聴き馴染んだ曲が多くなって来ました。
第35番はモーツァルト交響曲の中でもとびきり好きな曲。
第36番もお馴染みさんです。
第34番ってLPもCDも持って無かったんじゃないかな?
第1楽章など聴いたことのある曲想の気もしますが。
過去にラジオかどこかで聴いていたのでしようか…。
でも第2楽章以降は余り印象無かったです。
聴いていたにしても、少なくとも、手の内には入っていませんね。
このほとんどイチゲンさんの34番も、この機会に聴き込んでお馴染みさんにしてしまいましょう。
堂々として華やかな第1楽章、35番や41番とも通じるところある感じです。
第2楽章、スッキリ、しなやかな弦が室内楽を思わせる繊細さ、スマートさ。
最終楽章冒頭のティンパニの強打で、あっ、これシンフォニーだったんだ!って思い出させる仕掛け?
この曲も「驚愕」かい。
ティンパニが活躍し、力強く勇壮なまま終曲。
この34番、元気が湧くなかなかに良い曲ですね。
ところで、大好きなバッハにしても、モーツァルトにしても、まだまだ知らない曲、聴き馴染んでいない曲が一杯あるなあ~、とこうして聴いているとつくづく思います。
まして馴染みの無い作曲者なら尚更のこと。
クラシックの世界って大海の様だと改めて思います。
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ごめんね。はい、これ生しらす。
おっ、こりゃ旨そうですね。
いえね、時々来られる税理士の先生いるでしょ。あの人にうちの店のこと相談したのよ。結構台所事情厳しいんでね。
ああ、あの白髪オヤジね。
失礼よ、ロマンスグレーって言うの。
すいません、僕らの世代だとそういう単語知らないんですけど。
って、分かってんじゃないの。それでね、あの山田さんが言うのには、もっとお馴染みさんを増やしなさいって。
確かにこうして山後さんや三郎くんはしょっちゅう来てくれるけど、他にはお馴染みさんって数人でしょ。
大きな声じゃ言えないけど、あのゴルフオヤジみたいなしみったれもいるでしょ。いつも安い物しか注文しないで。
そうそう、そのくせ誰かの奢りとか割勘だと、やたら食って飲むんだよねアイツ。
まあゴルフオヤジのことなんかどうだっていいんだけど。それでね、山田さんに帳簿見て貰ったら、同じ様な店に比べてボトルキープがあまりにも少な過ぎるって。
お店の経営を安定させるには、ボトル入れて良く来て貰えるお馴染みさんを増やさないとキツいって言われちゃった。
あら、お客さんだわ。
(見たことない人ね、イチゲンさんかしら…)
いらっしゃいませ、お飲み物何になさいます。
そうですね、またちょくちょく寄らせて貰うから、取り敢えずこのボトルと水割りセットお願いしようかな。
はいっ、有難うございます。
ねえ、あんた達聞いた!こちらのお客様、「取り敢えずボトル」ですって。
あんた達の、取り敢えずビール、とは大違い。
でもまだいいじゃん。ゴルフオヤジなんか、この間「取り敢えず水!」って注文していたじゃない。
あいつは論外よ。
ところでお客様、落語家の三枝さんに似てるって言われません?スッキリと、スマートな感じのところそっくりでいらしてよ…。
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第34番、第35番、第36番の3曲。
いよいよ有名曲、聴き馴染んだ曲が多くなって来ました。
第35番はモーツァルト交響曲の中でもとびきり好きな曲。
第36番もお馴染みさんです。
第34番ってLPもCDも持って無かったんじゃないかな?
第1楽章など聴いたことのある曲想の気もしますが。
過去にラジオかどこかで聴いていたのでしようか…。
でも第2楽章以降は余り印象無かったです。
聴いていたにしても、少なくとも、手の内には入っていませんね。
このほとんどイチゲンさんの34番も、この機会に聴き込んでお馴染みさんにしてしまいましょう。
堂々として華やかな第1楽章、35番や41番とも通じるところある感じです。
第2楽章、スッキリ、しなやかな弦が室内楽を思わせる繊細さ、スマートさ。
最終楽章冒頭のティンパニの強打で、あっ、これシンフォニーだったんだ!って思い出させる仕掛け?
この曲も「驚愕」かい。
ティンパニが活躍し、力強く勇壮なまま終曲。
この34番、元気が湧くなかなかに良い曲ですね。
ところで、大好きなバッハにしても、モーツァルトにしても、まだまだ知らない曲、聴き馴染んでいない曲が一杯あるなあ~、とこうして聴いているとつくづく思います。
まして馴染みの無い作曲者なら尚更のこと。
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