golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ヴォーン=ウイリアムズ「交響曲第3番《田園交響曲》」アンドリュー・デイヴィス

2008-08-09 20:45:11 | Weblog
今だにどんな意味か知らないし、知らないからと言って何の支障もきたさない言葉が色々あります。

試験勉強か何かでだったでしょうか「合目的的」という文字に遭遇したのは。

最初、当然誤植だと思いましたね。間違って活字をダブらせてしまったものだと。

ところが何箇所も「合目的的」が出て来る。これは相当下手くそな印刷屋何だろうと思いましたね、誤植大杉。

しかし、ダブってしまった「的」の文字を外し「目的」に読み替えても文章の意味が全く解らない。

こりゃもしかしたら、「合目的的」とかいう、へんちょこりんな言葉があるのかもしれない。と思い直し、読み返してみたのですが、またしても意味不明。

なんか小難しい事をこねくり廻していた内容だったと思いますが、この「合目的的」というしつこい言葉しか記憶にありません。

まあ、その後の人生で、この言葉の意味を知らなかったからご飯が食べられなかったという事も、車に轢かれそうになったという事もありません。

まあ、今後とも私にとってこの暑苦しい言葉は無用の長物ですね。

今日も涼しげな曲を聴きたいと思い、このCDを取り出したら、「Symphony No.3“A Pastoral Symphony”」と書いてある。「Symphony No.3“A Pastoral”」では無くてですね。Symphonyの文字がダブっている。

これがこの曲の正しい表記なんですよね?ベートーヴェンの方は“Pastoral”だけだったと思うのですが…。

そのSymphonyの文字のダブりを見て「合目的的」という脳ミソの奥底に置き去りにされていた言葉が発掘されました。

今日初めて「合目的的」が役に立ちました、ブログネタとして(笑)。

アンドリュー・デイヴィス指揮BBC交響楽団(WarnerClassics盤)

曲名にはちょっと暑苦しいところもありますが、清涼感漂う曲です。ベートーヴェンの方よりもずっと爽やか。(ベートーヴェンの田園も好きですが)

テレビで旅番組をやっていたので消音にして、このCDを聴きながら見ていました。

穂高にある山あいの露天温泉。

ちょっと曲のイメージと違うけど、温泉を吹き抜ける爽やかな風とは共通する物を感じました。

終楽章の女声ヴォーカリーズも絶品ですね。

こんな曲を聴きながら、のんびり田舎を旅したいですね。

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