小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

小笠原の小型家電、製品プラスティック処理工場を訪ねて(ごみ処理レポ②)

2024年06月03日 | ゴミ問題
■今回はリバー(株)児玉事業所様を訪ねて、埼玉県と群馬県のほぼ県境までやってきました!
こちらでは表題の2品目を1100㎞南の小笠原から海を越えて、送らせて頂き、処理をしてもらっています。

見学をさせてもらって、想像以上にとても丁寧に廃棄物をより分けて、
再度資源にできる工夫が随所にあり、感動を覚えるほどでした(^^♪

シンプルに言えば、届いた廃棄製品を大まかに仕分け、破砕処理し、
そこから種類と大きさを分けて、金属各種、プラなどに仕分けする作業をしている処理工場になります。

お伺いする前はもっとざっくりと分けて、焼却や埋め立て処理にする部分がもっと多いと思っていました。
しかし、拝見するとミリ単位まで細かく重さ、材質、比重でより分け、
原材料として使えるように不純物を取り除き、
ほとんどがリサイクルしている現実を見させて頂きました。
もうこれは感動でした♪
まさかここまで丁寧にやってもらっているとは!

具体的には中間処分(破砕)で
金属くず、廃プラスティック類、ガラスくず、
コンクリートくず、陶磁器くず、がれき類、ゴムくず
を処理しているそうです。

処理後はその材料を扱うメーカーなどに送り、再利用してもらっているとのことです。
そのほとんどが再利用できず、埋め立て処分と言われていたソーラーパネルなども、
ここでは破砕処理され、そのほとんどがリサイクルとなることを知り、目から鱗でした。

実際にごみ回収に仕分け、搬出をしている僕自身の立ち位置にとっても、
今後、改善できる点も発見できて、今後に活かすことができそうです!

写真にあるような小型家電の山のようなゴミが1日で処理されてしまうと聞いて、
その処理能力の高さ(1日に208tの処理)、分別仕分けのクオリティの高さには驚きを超えて感動でした♪

太平洋に浮かぶ、人口2500人の島からの私たちの暮らしのゴミ。
今まで島から搬出された後を知ることはできませんでしたが、
「地球を資源だらけの星にしよう。」のコンセプトで処理してくれている、
このような人たちの努力と工夫と想いのお陰で、資源になっていることを知ることができました。

今回、こうして見学に来てみて、本当に良かったと思います!
ぜひ皆さんも自分達が捨てているごみの行く末を考えてみてください。
ごみを減らす、使い捨てを減らすはもちろんですが、
こうした処理をしてくれる人達に支えられているということを知ることも大切です。
本当にありがとうございました!!






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