ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

インドネシア料理屋さん

2014年02月21日 | カンボジアの生活

 

また一人、時々しか会わなかったとはいっても仲良くしていた友達がカンボジアを去ることに。Smatraっていうレストラン、よく前をとってたんだけれど入ったことなくって、その友達がさそってくれたので行ってみることに。

↓ちょっとめずらしいインドネシア料理屋さん、ロシアンマーケット近く

先進国からカンボジアにやってくる弁護士で優秀な人って、たくさんカンボジアにいて、仕事の関係上いっしょに仕事したりするんだけれど、彼女もそんな一人。若いし、まだまだチャンスもあるし、イギリスに移って人権関係の仕事をするそう。

↓インドネシアのチャーハン、見た目はいまいちかな?

 ↓ナス料理、辛いソースがおいしい

仕事を一生懸命さがしていた彼女は、半年もたたずに仕事を見つけて、今の契約は半年早く切り上げてカンボジアを去る。こういう社会にいると、3年同じ仕事をしてると、能力がないの?って思われる可能性があるので、3年を過ぎる前から仕事探しをして、ちゃんと順調に就職先をみつけてきたのはすごい。

中国語・英語・ドイツ語・フランス語がほぼ完ぺきで、クメール語で会話ができるし、日本語もちょっとできる彼女。さらにドイツで弁護士資格も持ってる。こういう優秀な20代の女性がでてきているっていうのは、ほんとに心強いこと。また将来どこかできっと会う気がするけれど、ロンドンで活躍してほしいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


学生のディベート

2014年02月20日 | 女性の自立

 

 

大学で、ちょっと趣向を変えて、学生たちにディベートをしてもらうことに。

「倫理学」を教えてた10年以上前には、よくディベートやってもらってたんだけれど(中絶問題とかゲイマリッジとか)、ジェンダー学ではディベートをやったことなかったのだ。

↓賛成派と反対派が対面して議論

お題目は、以下の2つ。

 

1.レイプは特別な犯罪である

2.家庭内暴力はプライべートな問題である

 

 

↓男子学生が、女性の権利擁護をいろんな側面から主張してたのもしい

それぞれ、激論が交わされて、とても楽しかった講義。レイプについては、「処女信仰」と「家族の名誉」が焦点で、家庭内暴力では「カンボジアの伝統的素晴らし女性」と「夫がいないと妻は経済的に困る」が焦点。

改めて思うのは、英語能力っていうのは重要だけれど、それ以上に、自分が言いたい論点を簡単な英語でも言えるかどうかが問題だなってこと。

 

学生たちは、すべてのチームのパフォーマンスを4項目評価で採点して、「判事」になることも体験して、なかなか評判よかった講義。一番得点がよかったグループはみんなをランチにでも招待しようかなと思っているところ。

 

 


バイトン・レストラン

2014年02月18日 | カンボジアの生活

 

バイトンレストランは、大学の元同僚が始めたお店。

大学のすぐ近くなので、オープンしたころは、みんなで通って売り上げに貢献しようとしてた。今でも、NGOの会合は頻繁に開催されるし、NGO関係者の間では人気のある店。

↓トムヤンクン、あんまり辛くない

↓魚の揚げ物、油たっぷりでちょっと苦手かも

↓春雨のサラダ、香菜がいいスパイスになっててかなりおいしい

↓スープにはパイナップルとトマトがはいってて南国風

↓ちょっと甘いサラダ、野菜がおいしい

↓若い男子学生が飲んでたコーヒー・・・あまそう・・・・

 


KLからプノンペンへ

2014年02月18日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 

5日間のKL滞在も終わり。

↓部屋からの見事な眺望、次はいつ見れるかな?

予想もしてなかったくらい、Grand Hyattホテルを満喫したわたしたち。

↓とっても広い部屋、バスルームの周りをぐるぐる回るユニークなデザイン

5日間のうち、2日はホテルの外に出なかったのである。

ホテルのプールがあまりにも快適だったこともその理由のひとつ。

↓いろんな人が子どもの遊び相手になってくれる

ビキニのおねえさんたちだけでなくって、スキンヘッドの年配男性とか、KLの若い中国人のグループ(日本に滞在したことがあったそうで子ども相手に日本語話してた)、欧米の子連れの男性家族とか、果てには熟年日本人カップルとか、次々にいろんな人が相手してくれるのである。

↓下の子は、ときどき水の中に入る程度

KLLCの公園・プールもいいんだけれど、このホテルにいる宿泊客のほうが丁寧に遊んでくれるかも・・・・・ただホテルは旅行客ばかりなので、ローカルなかんじはしないかな。

ホテルのプール、日曜午後には半分くらいはゲイだったのは壮観。若いスタイリッシュなカップルから、50代の落ち着いたカップルまで、ゲイのひとたちは静かなので、ビキニのおねえさんに紛れて静かに本を片手に過ごしているのである。

ホテルのプールは食事もおいしくって、広いキッチンがあるだけあって、メニューも豊富で楽しめる。軽食っていうよりも、かなり本格的なダイニング。シャンパン飲んでるカップルとか、ASAHIビール飲んでる日本人とか、とてもいい雰囲気。

↓食事はリーゾナブルで気楽に食べられて便利~

↓38階のダイニング、景色が抜群のせいか、週末午後はずっと満員

でも、ずっとホテルにいるのも、もったいない気がして、KLLCの本屋へお出かけ。

↓KLLCで公園を眺めながら、ちょっとだけビールを楽しむ

それにしても、景気がいいように見えるマレーシア。5日間の滞在でHyattとKLLC・Pavilionしか見てないからかなり偏ってるけれど、それでもバブリーだなあという印象。

ただ、実際には、この都市で、何万人ものクメール人が搾取されてる。今月末にある欧州とASEANの人身取引関連会議のスピーチ作成を元同僚から頼まれたので、ちょうどいい機会だしと思ってマレーシアとかへの移住の調査報告書を乱読しているんだけれど、なんとも腹立たしい人身取引や搾取の様子が伝わってきて、マレーシアは誰もにとって天国ではないって改めて感じるのである。

 

 

 

 

 

 

 

 


Pavilionまでお散歩

2014年02月17日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 

Grad Hyattホテルにいるのがあまりにも快適で、ホテルから外に出る気にならないわたしたち・・・・・高級ホテルって、どこにいてもサービスが最高なので快適だし、食事もおいしいし、ホテルの中で完結してる滞在ができるんだなあと気づいたのである。子どもはすっかりプールと、38-39階のお散歩と、部屋での遊びに夢中。38階からは、ちょっとだけモノレールが見えるので、上の子はそれが嬉しいらしい。

↓部屋の広いバスルームからはツィンタワーが見えて素敵

↓ホテル38階にあるバー、ビール一杯1500円からはちょっと暴利では?

ホテルのバーとレストラン、ランチタイムまでの時間はがらーんとしてるので、Barで子どもたちはお散歩して楽しむ。

↓38階から周囲をみわたすと、まだまだ建設ブームなのがよくわかる

↓プールでお昼寝、とてものんびりした雰囲気でいいかんじ

↓階段を降りることもできるようになってきた下の子

ホテルの立地条件は抜群で、KLLCにもPAVILIONにも歩いてすぐの距離。すぐお隣のマンダリンオリエンタルもKLLCに行くのには便利だけれど、PavilionにもすぐそばのHYATTは、よくこんないい場所にホテル建てられたなあというかんじなのである。

↓ディンタイフォンへランチを食べにお散歩

↓お金を数えながら、数の数え方を学ぶ子ども

コインがあるって便利~

↓ついでに、本屋で子ども用の本をいろいろ購入

本屋のレジに並んでたら、「メンバー?旅行者カード持ってる?」って聞かれたので、「持ってない」って回答すると、後ろに並んでた高齢の女性が「これ、使ったら」って自分のメンバーカードを出してくれて、ビール一杯くらいの値段が割引になってとっても得した気分。KLはホテルだけでなくて、どこでもビールがとにかく高いのだ。この親切な人のおかげで、大量に子ども用の本を買ってたので助けてもらったかんじ。

↓上の子用にいろいろ買ったんだけれど、下の子も興味津々

子どもたちの本に加えて、私も素敵な本を発見。

↓ドイツのチャンセラー、メルケルさんの本

夏に、女性の政治参画の特別講義を丸一日するので、この分野の勉強をすすめているところ。メルケルさんは、アウサンスーチとかヒラリーさんとかと並んで取り上げたい人材なので、ちょっと研究して彼女の魅力を分析してみよう。

KLでは、ジェンダーの本とか講義で使えそうな本もKINOKUNIYAで買えたし、今回はVINCCIで靴を買えなかったのが残念だけれど、本とお茶をたくさん買えたからいいかな。

 

 

 

 

 


KLでおいしいものを楽しむ

2014年02月16日 | カンボジアの外で感じたこと

 

先日までカンボジアの貧しい村にいたことなぞすっかり忘れ、シティライフを楽しむわたしたち。

Grand Hyattの朝食は超豪華、気色も抜群・・・ただ、子どもたちがじっとしてられないので、短時間しか座ってられないのが残念かも。広いダイニングなので周囲の目をあまり気にせず過ごせるので、上の子にはナプキンの使い方とか、スプーンとか食べ物を床に落としても拾っちゃいけないとか、マナー教室をしながら食べるのである。

↓レストランもバーも、見事な眺望で、ゆっくり飲みながら時間を過ごしたい雰囲気

ハイヤットのThirty8っていう38階にあるレストランでの朝食は、インターナショナルな料理。38階全部を使ったとても広ビュッフェ・レストランなので、下の子をベビーチェアーに置いたまま、視界から離れて食事をとりにいかないといけないのがちょっと難点かな。

Thirty8には、日本人の男性シェフまでいて、日本語で話しかけられてびっくりしたのであった。ただ、子どもの好きなうどんもそばもないのはちょっと残念かも・・・・パンが超おいしいのと、フレッシュジュースがとても充実してるので、Tradersよりも得点高いかもしれない。次はTradersにしようかまたHyattにしようかなとか思いつつ、いろいろ比較するのである。少なくとも、子どもにとっては、プールはGrand Hyattのほうがかなり高得点だと思われるけれど。

↓子どもが気に入って毎日食べてた、KLLCのアイスクリーム屋さん

↓マンゴソルベがお気に入り

KLLCは、連日たくさん人が出ていて、景気よさそうだなあというかんじ。伊勢丹では関西フェアをやってて、たこ焼きとか販売してて、面白い。

↓プールで思いっきり遊んだあとは、しっかりお昼寝

ハイヤットは、いろんなところに素敵にお花が飾ってあって、ホテルの中を移動してるだけでも楽しい。

↓プールへの入り口には見事なゆり、とってもいい香り

今回の滞在では、できるだけ子どもたちと一緒に遊んで、仕事とか自分のことは置いておこう・・・って思っていたんだけれど、まあ念のため数冊本持ってきた。KINOKUNIYAで買えるんだけれど、日本語の本ながらの楽しみもあるのだ。

↓オバマ大統領の自伝、英語版は誰かにあげてしまったので、日本語で読み始めた

第44代アメリカ大統領のオバマ氏。30代前半で自伝を書いてるっていうのがすごいけれど、本人も述べているように、自伝というよりは人種差別とか時代の変革期に何を感じて考えたかをまとめたってかんじかな。ハワイ・インドネシア・アメリカ本土・ケニアといろんなルーツを持つ大統領、こういう多様性の中を生きてきた人がアメリカの指導者になっているっていうところが、すごいなと思うのである。「迷子にならないようにね」っていうケニアの言い回しがでてきて、自分の家族やルーツがあるところを忘れないように、っていうケニアの教えに共感するところがあるのである。

 

 

 

 


南国プールのリゾートライフ

2014年02月15日 | カンボジアの外で感じたこと

 

グランドハイヤットってこれまで泊まったことなかったんだけれど、、いかにもお金持ちそうな人が大量に泊まってる・・・、運動靴でなくってフェラガモの靴を持ってきておいてよかったと思ったりする小市民なのである。こういところでこそケリーバッグを使ったらかっこいいんだろうなと思うのであった。

ビジネス系ではなくって、リゾート系の雰囲気が全面的に出てるホテル。アメリカ系なのかな?ゴージャスなアメリカ人らしき白人が大量にリゾートホテルライフを楽しんでるかんじ。

↓プールは南国リゾートを目指してるかんじ、サービスもいいし、とっても素敵☆

プールサイドは、のんびり本を読んだり昼寝したり、のーんびり過ごしている人がたくさんいる。少年たちもお母さんといっしょにモバイルを活用して寝転がってたりして、とてもアメリカン。プールは2階にあるので周囲の高いビルに囲まれてて都会のプールなんだけれど、スペーシーなので、近くの人たちを邪魔せずに子どもたちと遊べて、ありがたいのである。

↓ビキニのおねえさんたちもたくさん、子どもはどんどんアプローチ

いつの間に覚えたのか、子どもは、花を拾ってお姉さんたちに届けて遊んでもらったり、なんともマメなのである。

プノンペンより日差しがきついなって思うのは気のせいかな?

 

 


KLでホテルライフ

2014年02月14日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 

クアラルンプールはいつもTradersなんだけれど、今回は、ちょっと趣向を変えて、グランドハイヤットに宿泊してみることに。

TRADERSのいつもの角部屋からハイヤットを見て、泊まってみたいな~って思ってたのだ。

↓ロビーは39階、KLが一望できる素晴らしい眺めでチェックイン

今回のお部屋は、34階。

とっても高い場所なので、KLLCや公園がとーっても遠くかんじる。

↓Tradersとは違う眺望、広ーい窓からツインタワーが目の前に迫ってくる

眺めがいいだけでなくって、部屋は、とっても広くて、快適。ただ、部屋の真ん中にシャワールームがあって、その周囲に洗面とかミニバー・さらにはベッドルームがあって、シャワールームのまわりをぐるぐる歩くって感じなのが、ちょっと不思議なかんじのデザイン。ウォークインクローゼットも広くて大量の洋服をちゃんと収容できるし、Tradersとはまた違う滞在が楽しめそう。

今回は、5日間の滞在。子どもたちとおいしいもの食べて、しっかり遊んで、休暇を楽しまないと☆

 

 

 

 

 

 

 


バレンタインはマレーシアへ

2014年02月14日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 

バレンタインデーが休日!?かと思ったら、仏教の大切な日だった。

いずれにしても、連休なので、講義は休講にして5日間マレーシアに遊びに行くことに。

↓バンコクでは、らーめん亭で辛いラーメンを楽しんだわたしたち

それにしても、バレンタインデー。

大学の学生たちの間では、ゲストハウスに行くとか行かないとかいっちゃダメとか、考えてることはただひとつなのである。

↓バレンタインデーといえば、アイスクリームかな?

「バージンでいることは重要!!」って叫ぶ女子学生たちに、「わたしが大学生だった頃は、結婚までバージンでいたほうがいいとか信じてる人も多かったけれど、今の大学生ならバージンだったら恥ずかしいって思うくらい意識は変わってる」っていうと、みんな興味津々。とある女性学生によると、「プノンペンには処女膜を再生してくれるクリニックが一か所ある」そうな。この話を同僚の女性にしたら、「どこどこ????」ってすごい勢いで聞いてきて、やっぱり関心あるんだ~って確認したのであった。

なんでもいいんだけれどバレンタインデー。将来、子どもたちがチョコレートもらえるようになるかな?それとも花束あげてるようになるかな?もし女性にみつぐなら、自分で稼いだ金で母以外の女性にみついでよね、って思うのである。

 

 

 


国境周辺の村の様子

2014年02月13日 | カンボジアで感じたこと

 

 

 

 

 

スバイリエンの農村生活を満喫した子ども。

↓早朝に起きだして、水牛とかに囲まれ、トリに餌をまく

お手伝いさんたちの家族は、97年にも訪問したことがあって、久しぶりに会う人たちもたくさん。「娘がアメリカ留学したのよ」っていう、2004年くらいに3か月ほどお手伝いさんとして来てもらってた人とも超久しぶりに再会して、みんないろんな人生があるなあと感じるのである。それにしても、結構貧しい村からプノンペンに出てきてアメリカ留学できたお嬢さんはは偉い。

↓学校での研修の様子、みんな素朴で、とてもかわいい

正直な感想では、今回再訪した極貧の村を変えていくのには、相当の予算手当と、村人のやる気と、徹底的な支援が必要だと思う。10年間と同じ極貧の様子をみて、かなりがっかりしたし、子どもたちが相当多数ベトナムに物乞いに行かされている状況にも、なんとも悲しいのである。

過去10年で失われた発展、今後、どうやってこの村は発展していけるんだろう?