ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

山の中のシェルター

2009年11月07日 | カンボジアの外で感じたこと

チェンライでは、シェルターを2か所訪問。

↓子どもと家族のシェルター




山の中なのに、電気もきてるし、水もきてるし、さらに水洗トイレまであるのは感激!!


政府が運営しているということ。


タイとカンボジアの違いを、うーんとうなるほど見せつけられた気が。


ビルマ・ラオスの多くの子どもたちが人身取引の被害にあっていて、このシェルターでは被害者を国籍を問わずに保護。

時間がなかったので、インタビュールームや子どもたちが生活している環境を見ることはできなかったのが残念。

ハイドロセラピーという、水を使って実施するセラピーまでやってるこのシェルター。
子どもたちが、水とふれあうことで、前向きな姿勢をもてるようにとの試み。
「プールまであるなんて、すごい・・・・」と感激してるのは、カンボジアで200人以上の女性たちを保護しているシェルター運営者。




でも、ビルマとはなかなか連携がうまくいっていなくて、被害者保護も効率的にできていないとの課題があるらしい。



シェルターを見学中、移動マーケットが来たというではないか!





魚から、肉から、野菜から、なんでも積んで運んで販売しているそう。




ちょうどお昼時だったので、ランチまで売ってるし。


ちらちらっと見ただけだけれど、新鮮そうな野菜がたくさん。
地元でとれた野菜だから、きっとおいしいんだろうなあー。




もう一か所訪問したシェルターは、年間400人以上の子どもを保護しているそう。




設立者は、20年ほど前、約20人の子どもたちを保護したところから子どもの保護活動を開始したそう。


山の中、それも国境付近で、きっと生活も大変だろうに、一生懸命子どもたちの保護をしている人たちと接して、たくさんの元気をもらった気分。

政府もNGOも、一生懸命な人はどこにでもいるんだよなあ。

わたしもがんばらねば。





チェンライの国境:人身取引の一大拠点?

2009年11月07日 | カンボジアの外で感じたこと





チェンマイから、4時間かけて国境の町チェンライまで移動。




国境に近づくにつれて、お店や銀行などが増えて、国境が一大都市なんだなあと実感。


↓大きなゲートが国境



この国境は、タイとビルマの国境。


よくわかんないけど、国境で買い物したい人たちがいたので、30分ショッピングタイム。

国境って、モノが安いのかな?



買い物に興味のないわたしは、なんか食べよう☆って思ってうろうろ。


↓見つけたソムタム屋さん(パパイヤサラダ)


目の前でソムタムを作ってくれちゃう。



からしと干しエビ、ソースとかをいれて、さらにパパイヤとニンジンを入れて叩いて混ぜるだけ。



最後に川ガニもいれて、さらにたたきつぶすかんじ。


一皿、25バーツ(70円くらい)




食べてると、いっしょにきてたチェンマイ大学の大学院生がうろうろしてたので、いっしょにたべよーって誘ったわたし。

大学を出て、7年仕事して、大学院に戻ってきて研究しているのだそう。
メコン流域国の研究をしてるらしいのだけれど、カンボジアにはあまり関心ない?
ソムタムを食べながら、チェンマイ大学の大学院生活を色々聞いて、うーん、いいなあ学生生活と思ってしまったのであった。


でも、国境の買い物でゲットした素敵なものは、栗!!
甘栗が売ってて、思わず買ってしまったのであった。

さらにソーセージとかも買って、車の中でむしゃむしゃ食べたわたしたち・・・
やっぱり色気より食い気だああ・・・・・