ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

小学校の校長先生を対象とした研修

2011年03月17日 | カンボジアのジェンダー規範

 

 

バッタンバン出張では、小学校の校長先生33名を対象にジェンダー研修。

 すでに2月に一回実施している研修の継続で、今回はジェンダー分析手法・計画策定へのジェンダー主流化手法・実際の活動計画策定までの研修。

↓今回の会場はバッタンバン区教育局、幼稚園を併設

早朝に会場で準備してると、お父さんがバイクで子どもを

送ってくる様子がみれて、とってもたのもしい☆

 

研修は、2日間。校長先生たちに、自分の学校でのジェンダー課題を

整理してもらう手法を学んでもらって(ジェンダー分析)、さらに活動計画を策定して(計画へのジェンダー主流化)、最終的にはジェンダー課題克服につながる活動をしてもらおうというもの。

↓PCM手法を活用中

↓33名のうち14名は女性の校長、みんな子ども大好き☆

↓クーファンが5ヶ月で使えなくなるとネットで見たけれど・・・うちの子はまだ3,5ヶ月

 

各学校のジェンダー課題を探してもらうと、、やっぱり女子の退学率が高いのが問題なのだそう。

「父親にたくさん妻がいるから」というもその理由にあげられていて、カンボジアらしい・・・

 バッタンバン区教育局の局長さんには、「地震大丈夫なの?」って聞かれて、いろいろと地震の話で盛り上がったのであった。津波って、なかなか理解しにくいのかもなあ・・・だいたいバッタンバンには海ないし、多くの子どもたちにとって日本での震災は何がおこっているのかよく分からないかもなあ。

今回でバッタンバンの仕事は終了、せんせいたちにはがんばって各学校のジェンダー課題を克服していってほしいなあ。