プノンペン大学の大学院での修士論文審査。
今年は5名も担当したので、昼夜問わずかかってくる
学生からの電話相談対応に追われ・・・・
↓父親の子育て参加について研究成果を発表する学生
カンボジアは、日本と違ってて、指導教官が担当学生の論文審査
パネルに入れない制度。
今年の学生のテーマは、ラジオを通じての女性のエンパワーメント、
ジェンダー主流化活動グループのこれまでの成果とチャンレジ、
家庭内暴力の原因とインパクトについて、若者の社会開発への
参画、と、父親の子育てへの参画。
いやはや、みんな一生懸命がんばったなあ・・・・
自分が審査を担当したのは、家族計画への夫の参画について。
なかなかいい研究だったのだけれど、学術的というよりも
事業評価のような調査で、まだ磨き上げる必要性があるかなあというかんじ。
口頭審査と平行して、大学院では講義もあって、あっち行ったり
こっち行ったりのわたし。
↓東南アジアの民主主義体制について協議
先週、民主主義か経済発展か??っていう議論をしていたので、
学生たちの関心シンガポールとかマレーシアの「民主主義」
↓講義の合間、口頭審査を終えた学生とランチへ
「ムスリムの店なんだけれど・・・」と連れて行かれたのだけれど
とっても美味しい☆
↓焼きそば、とってもいい味
ぐっすり寝てる子ども
講義をやって、論文審査に立ち会って、子どもの相手もして
すっかりくたびれ・・・・仕事と子育ての両立は体力勝負だあ。
まあ、ともかく、担当してい学生3名の審査は終わったし、
自分が主査をした学生も終わったので、ちょっとほっとしたかな。
↓夜遊びに向かうわたしたち
↓一緒に食べたいかな?
パチャランに久しぶりに行ったら、「しばらくこないと思ってたら
子どもうまれてたのね~」とお店の子に言われ、
でもその彼女も臨月だそうな・・・・この国、ほんとにニンプ多いなあ。
それにしても、大学院の修士論文指導は大変。学生も働いているから
夜か週末しかできないし、さらに、手取り足取りの指導が必要。
自分の勉強になるから引き受けたのと、カンボジア社会をいろんな側面
から見れて楽しいけれど、この一年大変だったなあ・・・
みんなが論文書いてる間、わたしは
子ども産んだし、それぞれ成長した一年だったかなあ。
今年は、とりあえず一人しか依頼されていないけれど、来年は
ジェンダー関連の論文を書く学生がかなりいそうなので、どうなるのかなあ。