日ハムに4連敗という不名誉で屈辱的な敗戦でした。
最近の試合は、終盤には、引き分けになるかどうかという、表面上はもつれた面白い試合のようになっていますが、実際は、肝心な時に、打てないことが起因しているのです。
”打てない”とは、今さらですが、これは残塁という数が表しています。
ヒットや四死球で塁に出ても、それが返せない、いわゆるタイムリー欠乏症が一向に解消できないようです。
26日の西武戦から、残塁数は、10、7、12、7、昨日は10、今日は9となっています。
今日も、ここと言う時の集中力が出せず、追加点を奪えずに、終盤に突き放されます。
初回、中田の2ランで2点を先制されていましたが、5回に、今日先発出場した新井良と平野の連打、鳥谷のタイムリー、金本の2ベースで3点を入れ、ひっくり返します。
5回 鳥谷 タイムリー打 5回、鳥谷に続いて金本が2打点ツーベース
これで1500打点 花束を受ける金本
金本は、ここで2打点をあげますが、これで通算1500打点、史上9人目だそうです。
最近の金本には打点がなく、1500打点前で足踏みをしていました。
長い選手生活が続けられるというのは、それなりに実力と能力、それに実績を備えて、ベテランとして周りから尊敬を受けているのです。
特に、チームの4番を任せられると言うには、それに対する期待が大きいのです。
日ハムの4番は、金本の44歳に対して、中田は23歳で、歳の差21歳です。
プロともなれば、歳は関係がありません。
が、日ハムの4番が若く、トラの4番は、実績があると言えども、なぜ金本になったのかを、考える必要があると思います。
中田は、打率も低く、なぜ・・・という気持ちがしますが、監督は、それでも使い続けています。
それは、将来の4番としての育成という目的があり、3番、5番がしっかりしているので、それをサポート出来るからなのです。
トラには、将来の4番として育成出来る選手がいるのでしょうか?
いたとしても、それを、1割そこそこの打率で使い続けることが出来るのでしょうか?
トラの場合、それをサポート出来る中堅的な選手がおらず、まずファンが許さないでしょう。
兎も角、目先の勝利のみを追いかけているからです。
同時に、ドラフトやキャンプのやり方も、考え直す必要があるのではないでしょうか?
まだ、シーズン途中に、このように思うのは、残念なことです。
今日も新井は先発から外れています。
彼は、余りにもまじめ過ぎると言われています。
勝負には、非情な気持ちと是非ともという強い気持が必要と思うのですが、彼の性格からして、強い気持が欠けているように思います。
彼に限らず、トラの戦士は、ガッツがないとは思われないのですが、それが表に出ません。
キツイ言い方をすれが、無気力に見えるのです。
あえて言うなら、ガッツプレーは、平野ぐらいではないでしょうか?
あの、新庄や亀山のような選手が出てきてほしいと願っているのですが・・・・・・
先発メッセンジャーは、7回119球 7被安打、4奪三振、ここまで3対3の同点でしたが、8回の筒井が打たれ、4失点し。これで勝負あり・・・・・。
トラの投手陣、昨日の能見も今日のメッセンジャーも援護がないため、本来の調子を崩してゆくのではないでしょうか?
打てない、守れない、と言っている内にシーズンは終わってしまいます。
球団の根本的な長期を見つめた補強、それも選手を育てることに本腰を入れて欲しいものです。