旧愚だくさんブログ

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本日購入した本

2007年04月14日 | 本と雑誌

相変わらず、ネットで注文・セブンイレブンお受け取りのセブン&アイを活用してる。
だって、本は重みが出るから送料がバカにならないんだもの。
ちなみに、アマゾンって送料を割り引いてくれないよね?4~5冊注文しただけで800円とか掛かった記憶があるけど。

「椿山課長の七日間」 浅田次郎
「家日和」 奥田英朗
「逃避行」 篠田節子
「家鳴り」 篠田節子
「天窓のある家」 篠田節子
「地を這う虫」 高村薫
「幻夜」 東野圭吾
「蛇蝎のごとく」 向田邦子
「不運な女神」 唯川恵
「角川書道字典」 伏見沖敬編

篠田節子を3冊お買い上げは、最近まで愛読雑誌に連載されてた小説が気に入ったから、他のも読んでみるべ、と。

同じく篠田節子「逃避行」・・・逃避行と来て・・・
♪あの人から言われたのよ
♪午前五時に駅で待てと
・・・と、つい口ずさんでしまうのはカメだけだろうか?
好きだったな、「逃避行」。
麻生洋子(←この字で良かったかな?)って、今でも歌ってるのだろうか。

ところで、今、読んでいるのは岩井志麻子「偽偽満州」。
これまで、満州に移住した時や引き揚げの時の事を題材にした小説では、宮尾登美子「朱夏」、なかにし礼「赤い月」が記憶にある処で(他にも2~3冊読んだ様な・・)、この3冊を通じて思うのが、「満州時代を書くと、何故に筆が走るのだろう」。
他作品とは明らかに異なるスピード感。
グングンと疾走するかの如く物語は先を急ぎ、めくるめく場面が変化する。
何故だろう?
宮尾登美子、なかにし礼は実際に満州での生活、過酷な引き揚げを実体験しているから、その時代への特別な思いが筆を走らせるのかも知れないけど、岩井志麻子はそれ無いもんなぁ。
ま、別に良いのだけどね。感じたまでだから。


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