ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

判官堂湿原 2024

2024-05-19 | 山登り

24・5・19 Sun 

K市さんⅠ垣さんと三人で判官堂湿原へ行ってみました。先ずは取立山
登山口(4:52)から取立山山頂(5:50)へゆき、原高山板谷の頭を越え
てヒカンバ(6:40)から明谷川源頭へと下ってゆきます。湿原近くへと
延びる支流出合で本流を離れて支流を登り返して湿原を目指します。

 

 

 

 

支流を詰めて藪を漕いでゆくと白山の眺望が素晴らしい一つ目の湿原に
到着(8:13)。明るく広けていて判官堂湿原といえばココと言える湿原
です。白山が水面に映えていい感じです。

 

 

 

 

次いで二つ目の湿原(8:30)へと藪を漕いで移動。方向さえ間違わなけ
れば移動に10分足らずで到着できる距離です。

 

 

ここの湿原は狭く池も小ぶりですが、一つ目の湿原の池よりも水深があ
るせいかイモリが棲んでいます。ザンネンなことに周囲の灌木に遮られ
て眺望が利く所はありませんが、このような藪山の中でこうして佇む光
景に出会えて嬉しい。

 

 

 

 

再び最初の湿原へ戻って白山を眺めながら食事休憩をた後、鉢伏山を目指
して藪尾根を辿ってゆきます。その途中には以前から確認してみたかった
今回三つ目の湿原ポイントがあるので寄り道をしてみました。

 

 

 

確認が出来た今回三つ目の湿原(9:36)はイモリが棲む池がある湿原よ
りも小さく、乾いた田圃のような湿地と小さな池が一つありました。よ
く見ると灌木に隠れてポツポツと水芭蕉の白色が映える湿地なのでした。
このような湿原をこうして確認が出来たことに僕は大満足!

 

 

 

 

三つ目の湿地からまたまた藪を漕いで鉢伏山山頂北側に広がる沢筋を目
指し尾根を進んでゆきます。目標の沢筋へと降り立った後、今度は県境
側から流れ込んでくる支流を遡ってゆきます。密生した藪を掻き分けて
ゆくと鉢伏山山頂手前の登山道に飛び出しました(11:05)。

 

 

 

 

登山道を歩いて数分で鉢伏山山頂(11:08)に到着。山頂からの白山の
景色を満喫した後、登山口へと戻りました(14:31)。

今回はノンビリとした時間が流れる中、三者三様の成果があったようで
良かったです。皆さん、おつかれさまでした


うえ田湿原へ 2022

2022-06-05 | 山登り

22・6・4 Sat  

判官堂湿原につづいて今回はうえ田湿原へ、前回と同じメンバー
で行ってみることにしました。満車状態の上小池駐車場(7:00)
からカサバノ谷を遡ってゆきます。

 

 

 

 

カサバノ本谷を離れて、うえ田湿原側へと延びる支流へと入って
ゆきます(8:48)。

 

 

 

短く粗い藪を漕いで県境尾根(10:18)に立ち、そこからやや濃
いめの藪を漕いで進むこと10分程で、今回の目的地であるうえ田
湿原に到着しました♪

 

 

 

 

昔の画像のような水芭蕉の点在している景色はここにはなく、
見たかぎり水芭蕉は真ん中にぽつんと一つだけが咲いている
だけのようです。ただ、端の方へゆくと藪の中にひっそりと
水芭蕉が数多く咲いていました。

 

 

 

うえ田湿原を満喫した後は、願教寺山山頂へとゆく予定でしたが、
藪が濃いので断念💦銚子ケ峰から三ノ峰へと続く登山道から周っ
て帰ることにしました。

 

 

 

 

それなりにツライ藪を漕ぎながら、高い方へ高い方へと登ってゆく
とツナギブシの桧(12:10)がある笹原の台地に辿り着きました。こ
うして桧を眺めるの三年ぶりです…。

 

 

 

 

本日、三か所目の湿原となる場所でお昼ご飯を食べることにしました。
今回はあいにく湿原が残雪で埋もれていて、その風景を目にすること
はできませんでしたが、別山や銚子ケ峰などを眺めながら食べるお弁当
は格別です。

 

 

 

昼食後は、再び藪を漕いで登山道へと登り返して、登山道歩き
を楽しみながら三ノ峰を目指します。

 

 

 

途中、何度かの休憩をしながら福井県最高地点の打波の頭(15:20)
へ。ここで、朝から歩いてきたルートを振り返りながら小休止♪
上小池(17:30)に着くと、今日もいっぱい遊んだなという気持ちが
する、そんな一日になりました♪

 

 

 

皆さん、今日も一日、ありがとうございました♪

Fill my heart with song
And let me sing forevermore
You are all I long for
All I worship and adore

In other words please be true
In other words I love you


判官堂湿原 ~ 春めいたばかりのころに ~ 2022

2022-05-15 | 山登り

22・5・15 Sun 

今週末の山行に判官堂湿原は如何でしょう、というお誘いを受けてN君と
Jさん達と一緒に妻を伴っていってみる事にしました。昨年六月に判官堂
湿原へ行ったときは白峰側からの入山でしたが
、今回はアプローチの短縮
を狙って取立山からの登山道を利用するルートで行くことにしました。

取立山登山口(6:56)を発って、先ずは取立山山頂(7:44)へ。

 

 

 

 

鉢伏山への縦走路を辿ってヒカンバ(8:37)から明谷川の源流へと
下ってゆきます。ちょうどよい具合に繫がっている残雪の上を快適
に歩ける上に、辺りの景色も良いものですから気分は上々です♪

湿原へは沢筋の残雪を繋ぎつつ、藪漕ぎを避けられそうなルートを
採りながら進んでゆきました。

 

 

 

沢筋を詰めて尾根上に立つと残雪に覆われた緩慢な雪原の景色が広がって
いました。この様子だと湿原は残雪に埋もれているのでは…?という思い
を持ちつつ、コンパスが指す方へと進んでゆくと、そんな心配を吹き飛ば
すような視界の広がりをもつ湿原に辿り着きました(9:37)。

 

 

 

 

時間的には早い気もしますが、白山を眺めながらここでホットサンド
を食べたりN君のキャラメリーゼと妻のキャラメリーゼの食べ比べを
しながら、沖縄復帰記念日でもある今日の昼前を過ごしました。

 

 

 

湿原を満喫した後は尾根筋を南へ辿って鉢伏山からの登山道を目指して
進んでゆきます。途中には以前から目星をつけておいた湿原ポイントが
チェジ谷側へ下った先にあるので、少しばかり寄り道をしてみました。
結果はご覧の通り。残雪に覆われていて湿原なのかどうかは分かりかね
ますが、森に囲まれた広く大きな雪原の中で佇んでいると、なんやら気
持ちがよくなってくる、そんな場所でした(11:20)。

 

 

 

 

湿原ポイントを満喫した後はそのまま残雪がある沢筋を詰めて、
最後に藪を漕いで加越国境の縦走路に飛び出しました(11:50)。
せっかくなので鉢伏山の山頂を踏んだ後に、登山道を辿って車
へと戻りました(13:50)。

たまに夏の兆しかなと感じることもある日常から、今回は春め
いたばかりの静かな景色の中をこうして歩くことが出来ました。
一緒に歩いてくれた皆に、ありがとう

 

 

                       

 

  

此処らのイワウチワが奇麗でした♪


判官堂湿原 ~ 梅雨のあい間 ~ 2021

2021-06-20 | 山登り

21・6・20 Sun 

以前から気になっていた判官堂湿原ですが、これといった具体的なイメ
ージを持てないままに長い長い歳月を過ごしてきました。そんな或る日、
判官堂湿原に行ったN君達の画像をみて俄然自分も行きたくなりM山岳会
の浅ちゃん、S田さん、I垣さん達と行ってみました。

 

 

 

白峰に集合(5:30)して明谷川沿いの林道へ。林道終点(6:12)で支度
を済ませて地図上の破線(昔の作業道跡)を辿ってゆきます。すぐに草
木や灌木に遮られて道は不明瞭になり幾度と見失うこと必定といえる状
態なので終点へと辿りつくにはある程度のコツと忍耐が必要です

ℎ/1020m付近の顕著な右岸枝沢の出合付近で踏み跡(破線)は終わり明
谷へと入渓(7:37)。明谷は草木や樹木が水際に張り出しているので、
それを避けながら遡ってゆくのはなかなか面倒です。

 

 

 

ℎ/1200m付近で右岸枝沢へと入り湿原を目指します。地図で現在地と湿
原手前にある尾根上の乗越点の方向を同定し高度を稼いでゆきます。乗
越点から湿原方向に少し下って横たわる谷筋に下りたつと、どうやらこ
の辺りは藪が薄い様子。なので予め想定していたルートを変更してダイ
レクトに湿原へとアプローチすることにしました。

 

 

 

コンパスで進むべき方向がブレないように樹林をかわして直進してゆく
と、木々と草木の隙間から明るく開けた光景が漏れてきました、湿原で
す(9:43)。

 

 

 

 





思わず歓声がとびだしましたコバイケイソウが咲き乱れる湿原です。
こうして目の当りにして見ると思っていた以上に心がトキメキますね♪
写真を撮りながら一周したり、談笑したり各々が思い思いに過ごして
満足したところで、次は東の湿地へと足を延ばしてみることにしました。

 

 

 

10分足らずで東の湿原に到着です(9:45)。ここは更に素敵なところで
すよ、だって目の前に白山が見えるのですから。生憎、このあと白山は
雲に隠れてしまいましたが、青空の下でもう一度この景色を眺めてみた
いものです。「石川県の絶景50選」を選ぶとしたら、僕はここをお薦め
したいです。

 

 

 

判り難いですが、東の湿原は西の湿原の二倍ほどの広さでしょうか。

 

 

 

モウセンゴケやスゲ、ツツジ等がありました。少し早いお昼をとりなが
ら青空が広がるのを待ってみましたがそのような様子はありません。雨
具を着こんでいても肌寒い時間だけが過ぎてゆくだけのようで名残惜し
いですが下山することにしました。

 

 

 

帰路は登りと同じルートを辿って下ってゆくと、ひょんなことから炭焼
釜跡が目に止まりました。昔はこのような山の奥深くにまで杣径を通わ
すような暮らしをしていたのかと思い馳せつつ、再びあの藪に覆われた
昔の作業道跡に翻弄されながら車へと戻るのでした(14:36)。
偶にでもこうしてM山岳会の皆と過ごせることが僕にはとても楽しみだ
し嬉しい事でもあります、いつもありがとう。またヨロシクです

最後になりましたが、判官堂湿原へ山行にあたり助言をくれたN君、あ
りがとうございます。その助言はこうして活かされました