ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

笠ケ岳広サコ尾根 2016

2016-03-22 | 山登り

16・3・20 Sun 

今回は石川(M山岳会、C山の会)、富山(T労山)、福井(V山の会)の合同
パーティー六名で広サコ尾根から笠ケ岳を計画しました♪

6:30に槍見登山口で合流して登山開始(7:30)。クリヤ谷沿いの登山道を詰めて
ゆきそのまま広サコ尾根の末端に取り付きます。

 

 

 

まぁ何といいましょうか、前回に行ったときの記憶と比べると眺望もないし
視界もきかない。もぅ何処が何処やらさっぱり分かりません。
数十メートル離れただけで仲間の姿も靄と化してゆきます・・・。

 

 

 

 

そうこうしているうちに核心部の岩場がでてきました。とても急な
斜面ですがアイゼンが利いて快適に上がれました。

ここを抜けた後は急な雪斜面をクリヤの頭を目指して詰めてゆくの
みです。クリヤの頭(15:50)でいい時間になったので本日の行動は
ここで終了にします。
 

 

 

 

二張りのテントの設営を終えて、一つのテント(エスパース/四人用)
の中に六人がギュウギュウ詰めに座って夕餉の準備をします。六人分
の水作りや料理などであっという間に時間は流れてゆき、気が付けば
21時を過ぎていました、、、
明日にむけてそそくさと就寝・・・ 

 

 

 

 

16・3・21 Mon 

 

夜が明けてみると、今日は思っていた以上に晴天の一日になりそうです。
朝陽は白出沢の方から昇ってくるのですね。足元にうごめく暗雲のよう
な雲海もこうして上から眺めている分には綺麗です。

 

 

 

目指す笠ケ岳を眺めながら出発準備をします(6:20)。
 

 

 

 

 

雲海には穂高の影がおちていました。
この場合、影穂高とでも云うのかなぁ、、、

 

 

 

 

頭痛でテント番をしているメンバーを振り返りながら山頂を目指してゆきます。

 

 

 

 

雷鳥岩を越えてクラストした雪斜面をトラバースしたりして何とか2500m
の鞍部まで登ってきました(7:45)。しかし、この先山頂までの行動時間や
諸々を鑑みて今回の前進はこれにて終了しました。

 

 

 

 

 

テント場に戻って笠ケ岳を背景に皆で記念撮影

 

 

 

 

 

先ほどの雲海の中をクリヤ谷に沿って下降してゆくとご覧のような景色に
なります。下部に行くにしたがいデブリがひどくなってとても歩き難いです。 

 

 

 

途中、錫杖の景色に目を奪われ足をとめたりしながら槍見に無事に
下山しました(13:50)。

今回、登頂はかないませんでしたが皆のおかげで愉しい時間を過ご
すことができました。また、機会があれば皆で山に行きましょう 。