16・3・12 Sat
今回は僕が所属をしているV山の会の会山行です。S田君が久しぶりに
ハードな山行に行ってみたい、ということで前回の焼岳~西穂の西穂登
頂のリベンジをかねて西穂高岳を日帰りで行くことにしました。メンバ
ーはCL/S田君、M田さん、僕の三名です。よろしくお願いします♪
20時半前に福井市内を発って0時前に新穂高に到着しました。そのまま
駐車場にテントを張って仮眠をとりました。3時に起床してそそくさと
朝飯をすませた後、出発です(15:40)。
林道の積雪は締まっていて調子よく歩けます。暗い林道を黙々と歩き続け
ること1時間ちょっとで牧場に到着し、小休止のあと西尾根に取り付きます。
P1940に立つころには辺りも明るくなりました(6:40)。振り返ると笠ケ岳
が朝陽を浴びて輝いていました。
第一岩峰までは樹林帯の尾根上を辿ってゆきます。ときにはガボったり
樹林に行く手を阻まれたりしながら進んだりします。
岩峰に近づくと斜度が急になってきます。適度な積雪と 樹林の手がかりを
使ってジリジリと登ってゆきます。
S田君が独走状態でルートを切り開いてゆきます。彼の後姿を見届けるほか
に僕ができることは何もありません・・・
気がつくと樹林帯を抜けて岩峰の端に出てきました(9:40)。
かなり見晴らしがよく、え~気分です !!
西尾根の核心部の一つである岩峰です。ここを越えると
雪尾根と岩稜歩きになります。
ジャクンションピーク手前からみる西穂高岳。
この景色、この感覚、懐かしい。。。
ここまでS田君を先頭に僕とM田君とでついていっている状態
なのですが、この頃になるとS田君が後続の僕たちを待つ時間
もふえてきました。
山頂までの最後の間は一緒に歩きましょうということでS田君にM田さん
の後ろについて貰い、不肖この僕が先頭を行かせて貰うことにしました。
振り返る景色に心は躍ります。登山者ならこの気持ち分かってもらえます
か。ごめんない、君にばかりラッセルをさせておいて。こんなときだけ先
を歩いてしまった僕を許して下さい。でもでも、やっぱり先頭は気持ちが
いいですね♪
二人の登頂を見届けたあとに僕もつづきます(12:05)。M田さんと僕に
とっては昨年の西穂リベンジがかなってよかったです。 S田君のおかげ
でこのような山行ができました、嬉しいです
さて、登頂の感動にいつまでも浸っているわけにはゆきません。日帰り
装備なのでロープウェィ の最終便に乗り遅れてはいけないので早々に下
山開始です。でも慌てて下山してもいけません、お家に帰るまでが登山
なのですから、慎重に。
一般ルートに入ると大勢の登山者が踏んでいるのでとても歩きやすいで
すね。とりあえず小休止予定のピラミッドピーク(13:10)を目指しての
んびりと歩きました。
独標では想定外の下山待ち渋滞に見舞われましたがようやく安全圏内の
西穂山荘(14:10)に到着。昨年に来たときよりも積雪は随分と増えてい
るようです。小休止後、ヘロヘロになった体を気力で動かして駅へと下
山します。
ロープウエィ駅に到着(15:10)。笠ケ岳を眺めながら今回の充実した
山行を振り返るのでした♪
お二人には今回も何かとお世話になりました。S田君M田さん車の運転
お疲れさまでした。ありがとうございました。
西穂高リベンジは山荘にテント張って楽々ピストンかなと勝手に妄想してたのですが、日帰りで西尾根というオプション付でお腹一杯になりました(笑)
今週の笠ヶ岳も頑張って下さいね。
これしか言えません。
何はともあれ皆さん無事で何よりでした。
僕も山荘からのんびりピストンかな、、、思っていました。
S田君のアレンジで、まつださんにとっても
よいステップアップ山行になったのではないでしょうか。
これからも応援しています♪
春山シーズンはまだ始まったばかりです。
都合を見計らって Sさんも是非!