ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

北丈競山スラブ 2022

2022-10-22 | 山登り

22・10・22 Sat 

99年の11月に一度だけ登ったことがある北丈競山のスラブをN君と妻と三人
で覗きに行ってみることになりました。あれから二十余年が経ち、僕の中に
ある”福井の絶景50選”にここを推しては如何かなという思いを確かめる機会
になりそうと考えながら。

 

 

 

 

林道から見える堰堤群を越えてから入渓(7:12)。水量は少ないですが
沢床の岩はヌメリ気味で気を遣います。時折、きれいなナメ床や滝が現
れますが、やや藪っぽさが気になる感じです。

 

 

 

 

沢筋は正面に立ち塞がるスラブ崖末の真下(9:21)の右沢と崖末に沿って
左へ延びる左沢に分かれます。20余年前のあの時はこの滝の突破にじりじ
りとした時間を感じながら攀じ登ったことを懐かしく思います…。

 

 

 

 

今回は北丈競山スラブ崖末を左沢へと詰めてみることにしました。バンド状
段壁になったまま上へと延びてゆくその先が如何なっているのと期待しなが
ら詰めてみましたが結局、地図上の岩マークの東側半分は藪に覆われて今一
つの景色でした。なのでトラバースで右沢へと戻ってから登山道(11:10)が
通う稜線を目指して登り返しました。

 

 

 

 

誰も居ない北丈競山(11:16)でかるく昼食をとってから下山(12:52)し
ました。今回の再訪で思ったことは、もう一度季節を変えて違う角度から
このスラブの景色を眺めてみたいということでした。