ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

伊勢神宮サイクリング 2020

2020-10-07 | ロード

20・10・6 Tue 



北アの天気予報が良くないので、その山行を止めて急遽、サイクリング
に変更。Yさんとよい具合に都合が合ったので、肝心の行き先をあれこ
れ相談したすえ伊勢神宮を目標に走ってみることにしました。

待ち合わせ場所の鯖江ICで4:00にYさんと合流、するともう一台の別の
車の陰から、何とさわちゃんが飛び出してきました訊けばY君と僕⁉
のお見送りを兼ねてこんな時間帯に鯖江ICにまで足を運んでくれたのだ
そう。おまけに、さわちゃんのお手製朝食(マフィン+ヨーグルト)ま
で頂いて こりゃもぅ、ランちゃんが手作り弁当をあたるに手渡すが如
く、、、否、クラリスとの別れを前にしたルパンの気持ちが30余年を経
て今蘇ったような感じになりました。

 

 

 

 

 

さて、Yさんの車にバイクを積み込み、さわちゃんに見送られて僕達は
高速道路に乗って南下。当初は滋賀草津からバイクで走る予定でしたが、
岐阜大垣の道の駅からのスタート(6:00)に変更。R258を辿り途中から
美濃街道に入って旧道を探しながら南下して川越でR23号と合流。

 

 

 

四日市の工業地帯の景観(7:30)が好きな僕の都合で相生橋の上にて 

 

 

 

渋滞のR23号を避けて鈴鹿の塩浜街道へ。途中から海岸沿いの景色を味わい
たくて細道を適当に辿って白子へ(8:01)。伊勢湾越に目的地の伊勢方面が
霞んで見えました♪

 

 

 

 

津市(9:13)に到着、この頃から陽射しで暑くなってきました。今回は
追い風で35~40㎞のスピードで走ることができたし、疲労もかなり抑え
られて余裕さえ感じます。この追い風にのって津から松坂、伊勢間のR23
号を順調に走れました♪

 

 

 

 

時間に余裕がありそうなので伊勢神宮に行く前に二見浦(11:11)に寄る
ことにしました。

 

 

 

二見の景観や風景を前に、久しぶりに自分の心が動いたような感触です。
日頃から漠然と欲していながら得ることができていなかった何かを少し
だけ埋めてくれたよう。

 

 

 

 

二見輿玉神社へと向かって歩いて行きますと有名な夫婦岩の景色が目に
飛びこんできます。風景としての岩塔もこのようにしめ縄を張るとこん
なにも厳かな景観になるのですなぁ。

 

 

 

 

あちこちにある蛙の奉献に、ふと「千と千尋の神隠し」にでてくる蛙男
を連想してしまいました。「当地は不浄汚穢を禊祓う霊場であるところ
から蛙を戴いて小児の痒、腫物その他病痛の邪気を祓って必ず快癒とい
われ、信奉されてきました」とHPにありました、、、
”無事カエル”をはじめ”よろ昆布”やら”めで鯛”やら昔から縁起とダジャレ
は相性が良いのかな。

 

 

 

 

二見から来た道を戻り、五十鈴川沿いの細道から伊勢神宮へ。おはらい
町(12:04)に着いてみると、平日にしてはそこそこの賑わいです。
先ずは家内の土産にと”虎屋のういろ”を二本買って宇治橋へと歩いてゆ
くと、だんだんと混雑してきました。マスク姿の景色が気になりますが
こうした場所での賑わいが戻ることは大切です。

 

 

 

 

ちょうど修学旅行の学生さんと一緒になりました。自分がその年頃だっ
たことを振り返ると、そんな風景がなんやら楽しそうに見えてきて少し
羨ましくもあります。

 

 

 

 

参拝を済ませて、伊勢神宮を後にします(12:32)。参拝の作法よりも禍
を切っ掛けに育んだ国民の同調圧力の方が優先された現状が哀しい、、、

 

 

 

 

内宮から伊勢市街を走り抜けて外宮前へ。このまま帰るのも淋しいので
近くにある近鉄の宇治山田駅(13:12)へ。テラコッタの外装と近鉄の赤
い看板(旧ネオン)が立つ火の見櫓に目を奪われます。
こんな広々とした駅舎が令和の今も現存していることが嬉しい。福井県
なら三井住友信託銀行や旧森田銀行のような華やかさ、かな⁉

 

 

 

 

広々とした舎内は落ち着いた八角形の窓と照明器具が印象的です。この
ような時代を跨いで誇れる意匠を施す気風や民度が日本の将来に再び育
まれるといいなぁ、その頃には僕は生きてはいないだろうけど。

 

 

 

 

伊勢市街からは旧国道を辿ってR23号に合流して鈴鹿市街を抜けてR1に
乗り換えて揖斐川右岸道を目指します。R1から揖斐川の堤防道に入って
ようやく交通の抑圧から解放されました。街灯もなく夜空がキレイに見
えるこの道が、今日の区間のなかで一番心地よく走れました♪

 

 

 

 

さて、最後の道の駅までの4㎞区間は Yさんが牽いてくれましたが「ま
だ、そんなにスタミナが残ってたんか⁉」と思うくらいの牽きの強さに
愕然としました。若さとはそれを羨むものには残酷なものなのだと痛感
します…、月見の里道の駅着(19:16)。 

Yさんとは、これまで何度かサイクリングの話をしましたが、今回よう
やく一緒に走ることができました。次回からは僕を労わりながら走って
貰えると、マジで助かります

Dst 230、8㎞

 

 

伊勢土産の赤福、喜んでもらえたかなぁ、、、