ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

荒城川柳谷を巡ろう

2018-10-15 | 山登り

18・10・13 Sat 

久しぶりに僕のお山の先輩であるU師匠と沢登りへ行く機会がやってき
ました。そういえば、U師匠と一緒に山で泊まったのはいつ以来のこと
だろうか、昔はよく連れて行って貰っただけに、なんとも懐かしい感じ
がします。

今回のメンバーはU師匠、S田君、S木さん、僕の四人です。5:30に
福井を発ち、荒城川がある丹生川ダム上流へ。
ここで二組に分かれ、師匠とS木さんは林道終点から歩いて柳谷橋へ、
S田君と僕は木地屋渓谷から入渓して柳谷橋へと向かいます(9:10)。

 

 

 

 

ダムの上流に流れ込む木地屋渓谷は近隣稀に見る素晴らしさですね。
心を躍らせるナメ床歩きが延々と続き、右岸に林道が通っているこ
となんて忘れさせてくれます♪

 

 

 

 

13:40 柳谷橋の上では僕たちよりも小一時間ほど先に着いた師匠たちが
待っていました。無事に再会し、ここからは四人で柳谷右俣へと進みます。



 

 

右俣のナメ床は木地屋渓谷のナメ床とはまた異なる味わいで、隣の沢上谷の
ナメ床と似た感じです。ソールのフリクションを効かせてナメ床を登り切れ
ると、ちょっぴりだけど心地よいです♪

 

 

 

 

途中には通過が難しい滝場もありましたが、いつものようにS田君が
トップで登って確保してくれます。おかげで僕たちは心おきなく写真
を撮ったり駄弁ったりしながらも、困難な滝場をやり過ごすことがで
きました

 

 

 

 

 

陽が見た目にも傾いてきた頃、今夜の泊場を上流の小さな河原にせくせくと
定めることにしました(16:00)ちょうど目の前の流れの中に岩魚がを見つ
けたU師匠は果敢にも手掴みで一匹を仕留めてくれました。
夕餉はS田君が準備したガッツリ豪華鍋料理+岩魚一匹です。四人用の鍋で
三回作って貰い、最後に玉子うどんで〆てくれました。S田君の料理の素晴
らしさには僕たちはただただ感心するばかりです

十月も半ばとなるとタープ下で寝るのもやや寒そうですが、焚き火が濡れた
衣服を乾かし料理が体を温めてくれてとても心地よく眠ることができました。

 

 

                         

 

18・10・14 Sun 

5:20に起床。朝食は各自がFDやカップ麺等で済ませます。 
後のひと時は焚き火をして過ごし 6:50出発。

 

 

 

 


柳谷右俣の源流から左股との中尾根を乗越して今回の下山ルート
である左俣沢へ。右俣出合を目指してどんどん下って行きますが、
右俣のようなナメ床はあまり目に付きません。

 

 

 

途中には大滝が続けて三つあり、それぞれの滝を懸垂で下って行き
ました。滝場を終えるとちょうど支流との出合で、しばし休憩♪

 

 

S木さん、元気ですね

核心部を終えて気分も楽になり、後は景色を楽しみながら歩くだけか
と思っていたら、最後に堰堤が次々とでてきた。一つひとつ捲いて下
ってゆくのも面倒なので、そのまま林道を辿って柳谷橋へ。

柳谷橋からは昨日遡行した荒城川を眺めながら林道をのんびり下って
ゆき、12時過ぎに林道終点に停めた車に到着♪

こうして久しぶりにU師匠達と泊りで沢に入ると、若かりし頃のこと
が思いだされます。懐古の情が起きるのは何も秋のせいだけではない
のだろうけれど。皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

                            

 

 

 ◆おまけ