ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

浅水川を辿って、

2017-10-01 | クロスバイク

17・9・30 Sat 

お天気に恵まれた週末です。朝起きて何となくバイクに乗り、そしてな
んとなく橋上で佇み、ぼんやりと川面を眺めていたら、この浅水川を辿
って海まで行ってみるかなぁ
、と思い立ち、ふらふらと出発(9:05)。

 

 

 

走り始めてしばらくの区間は僕が福井方面へ行くときのお決まりコース
です。北鯖江PA近くの鞍谷川出合を越えて橋立山の裾から離脱してR8号
と福鉄高架下を潜って堤防沿いを走ります。
しばらくで北陸街道との辻になります。福井市街へ行くときはここから
街道を進んで行くのですが今日は浅水川の右岸をひたすら辿るのでその
まま直進です♪

 

 

 

 



三尾野町まで来ると少し気分が盛り上がってきました。ここらの景色は
僕が車の免許を取り立ちの頃に同級生とよく通ったのを思い出します。
そんな、日野川出合です。

 

 

 

 

江端川の水門が目につく出合を越えて朝宮橋、久喜津橋と進んでゆくと
一部ダート区間になります。

 

 

 

 

日光橋をCRで抜けてゆくと足羽川出合になります。対岸へは大瀬橋か
ら捲いて再び日野川右岸へと戻ります。

 

 

 

 

来るたびに思います、ここのCRは長閑で快適です。九頭龍川出合の高屋
橋までは気持ちの良い区間といえるでしょう。

 

 

 

この先にある河を渡ると坂井市になります。こんな時でないと走ること
のない道と、見ることのない景色が僕には新鮮です。

 

 

 

 

 

布施田橋は好きな橋です。この橋をみると若い頃に三国の海浜公園へピ
クニックに行ったのを思い出します。でも、隣りの新しい橋が完成すれ
ばこの橋のある景色も消えるのでしょうね、、、淋しい。

 

 

 

 

そんな感傷に耽っている間にも川幅や見わたす景色は広くなってゆきま
す。角松敏生や今井美樹あたりを聴きたくなってきそう

 

 

 

 

あの向こうの端っこんとこが河口かなぁ、とか思いながら走っています。
ここら辺りは、走ってても何やら退屈な区間ですなぁ。



 

 

おっ、三国も近くなってきた

 

 

 

見えてきた!

 

 

 

竹田川との出合まで来れば、もう河口も近いです♪

 

 

 

サンセットビーチを横目に河口の突堤(エッセル堤)を詰めて行きます。

 

 

 

この先へとバイクを入れるのは気が引けるので、ここを右岸を辿るサイ
クリングの終了点にしました。

 

 

 

素適なプジョー♪(かなり重いけど)

 

 

 

帰りは坂井平野を抜けて福井駅前へ。Loftとか本屋とかをブラブラしてい
つもの北陸街道を通って帰りました。

16:20自宅着

 

                       

 

後日、ふらふらと走っていると”浅水川を遡ってみるのもいいかも”と衝動
にかられ とりあえず行ってみることにしました。

 

中新庄町を越えた辺りから浅水川の堤防上の道を辿るのが難しくなって
ゆきます。堤防の上に道が無かったり、道があっても草でボウボウ…

 

 

 

 

右岸がダメなら左岸から、またあるときは急がば回れをして遡って行き
ました。福井鉄道南越線の浅水川橋梁を越えてしばらくは堤防沿いを走
ることが出来ました。

 

 

 

 

東運動公園手前でまたもや草ぼうぼうの砂利道になりました。バイクで
走れなくはないようなので強引に進んでゆきましたが、脹脛が痒くなっ
てきたような気がします…

 

 

 

 

 

宮谷辺りから上流を眺めてます。僕が小学生の頃の文室川はもっとスッキ
リした河原だったような印象があるのですがごらんのように草ぼうぼう…。

 

 

 

 

味真野から更に上流ではもはや草で水面さえみえない状態です。この先し
ばらくの区間はバイクで川沿いを走るのは無理な様子…

 

 

 

 

文室集落に入ると、景色にとけ込むような感じの流れになってきました♪

 

 

 

 

 

僕の息子たちが産まれる前と後で幾度とお世話になった子安観音です。
昔のことがことさら懐かしい♪

 

 

 

 

 

集落の最奥には五皇神社があります。御祭神は応神天皇、稚野毛二派皇
子太郎子、汗斯王、継体天皇の父彦主人大公の五柱を祀っているそうで。
そうそう、四世紀頃はまだ「天皇」ではなく「大王」だった、って何か
で読んだような…。そんなことを考えながら道路は更に奥へと川に沿っ
て延びているようです、行ってみましょう!

 

 

 

奥へと延びている道は舗道からダート道になります。午後の曇り空と人
気なさとが相まって、何やら不気味な雰囲気を味わいながら走りました…。

 

 

 

 

途中に大きな堰堤を見送って更に進んで行くとコンクリ舗装した坂道に
なりました。左岸に小さな枝沢を見送ると舗装が終わり、然程ゆくまで
もなく林道は薮に塞がれてしまいました。

 

 

 

 

奥を覗けば径のようなものがつづいているようですが、プジョーと一緒
にゆくのは無理のようです。帰宅後、地図で確認してみると今回の終了
点は標高230m付近のようです。浅水川の源流をみることができなかっ
たのは残念ですが、ここで帰ることにします。

 

 

 

 

帰路の途中に再び五皇神社へ。ここ五皇神社の参道に沿って流れている
小滝の水源はこの裏山の沢から取水しているのですが、この流れも浅水
川に注ぎこんでいます。
意図せ不、浅水川を遡っていったら応神天皇へと繋がっていたことに改
めて気づきました。これも何かのお導きかもしれないなぁ等と勝手に解
釈して参拝してから帰りました。

 

 

 

せっかくなので、お寄りで息子達と過ごした毫摂寺を絡んで走ってゆき
ます。ちなみに近隣では稀なバットレスだとは思うのですがどうだろう。

 

 

 

ついでに「水」つながりで若宮不動尊があるお清水と治左川にも寄りま
した。ここの流れも浅水川へと注ぎこんでいますが、とくに五皇神社で
のようなお導きは感じませんでした。