ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

上高地サイクリング

2015-09-06 | ロード

15・9・6 Sat 

はじめに、

最近のヤスジロウの私生活の傾向として ストレスの増加や倦怠からくる
サイクリングの減少に伴ってのリフレッシュ不足が、更なるストレスの上
積みになっている、そういった状況です。

そういうわけで、仕事以外の時間になるとストレスの発散や疲労からの回
復の対処に重きをおくようになるのですが、ふと、自分の思考のそもそも
が偏狭なのだということに気がつくと とても哀しくなります。

このようなスパイラルへと巻き込まれた状況に陥ってしまうと、それらの
解決に向けた努力の成果は未だみえてきそうにも、そして感じられそうに
もありません。そうした昨日が過ぎて、そして今日を迎えました。

 

 

 

ひとり黙々と、「打倒、ストレス」&「求む、癒し」の模索に励んでいい
た数週間前にtaizoさんから5日のライドのお誘いを貰いました。メンバー
はtaizoさん、ドバちゃん、僕の計三名で乗鞍と上高地へと行くことに決ま
りました。 

武生を2:00に発ち、平湯峠でサイクリングの支度を済ませて5:45出発、の次
の瞬間、後輪の変速不良(リアスプロケの23T固定状態)が起きました。不良
を解消するためにあれこれと過ごしているうちにディレーラー内のバネが断線
していることが原因であることが判明しました。僕は楽しみにしていた今回の
ライドを諦めると同時にそんな状況に陥った自分の運命を嘆きました。

 

 

 

 

 

そんな状況の中、taizoさんとドバちゃんから、「リアは23Tでもフロント
は変速できるんやで一緒に走ろうさ」という ありがたいお言葉をいただ
きました。そういうことで、今回のライドは当初のコース案を中止をして
乗鞍スカイラインの往復とすることになりました(6:00)。

走り始めた当初は凹んでいた僕の気持ちですが スカイラインから望む山
並みや秋を感じさせてくれる雲、山の独特の空気感に晒されているうちに
どうやら少しずつ修復されたようです。

畳平(7:50)で何かをすることもなく休憩している間のことです。僕はこの
まま上高地を目指してエコーラインを下ることを提案していました。この言
葉は請いや願いとは異なる境地からの出たものなのでしょう。

 

 

 

 

それまでのオモイ空気感を吹き飛ばして、三人は快く エコーラインを駆け
下ってゆきました。気がつくと僕の口が勝手に舌根を動かし、六根清浄を
呟いていました。

快さもつかの間、バイクに不安定な挙動が現れ始めました。冷気による影響
で体の痺れや震えがバイクに伝わり、寒さで体が震えあがっていたのが原因
でした。ようやく長い長い下りが国道に出合ったところで寒さから解放され、
ホッとしました(9:12)♪まだまだ修行が足りないようですね。

 

 

 

 

上高地に向かって梓川沿いの国道を上りかえしてゆきます。車窓で馴染ん
だ景色もこうしてバイクで走るとその見方感じ方も新鮮に感じますね。
途中には広くはないトンネルが幾つとあって通過には気を遣わされます。

 

 

 

 

9:50 釜トンネル前に到着です。トンネル(∠11%)を登りきってしまえ
ば、あとは景色を堪能しながらポタポタ走れますよ♪

 

 

 

 

梓川を見下ろしながら進んで行くと焼岳が近づいてきます。コーナーを抜けて
大正池が目の前に広がる処では、思わずバイクを停めたくなります。

閉ざされたバスの車窓からの眺めとは異なり、全身で直に味わい過ごすことが
できるこの新鮮な感覚はバイクのおかげですね。

 

 

駐輪場に停めて河童橋までは歩いて散策にいきます♪

河童橋でのよくあるアングルから。

 

河童橋の前では見事なお土産写真の営業活動に促されつつ記念写真を撮って
もらいました。その後はターミナルまで戻り食堂で昼食を兼ねた”かつ丼”を
食べて上高地を後にします(11:25)。

 

 

釜トンネルまでは下り基調で快適な散策走行です。

 

ここを過ぎると大正池も望めなくなるので 今回の見納めということで一枚。

 

安房峠(12:40)を越えて平湯へ。平湯から峠を目指して上っていると前方
にブルベの恰好をした後姿を発見横に並んで「これから何処へゆくので
すか」など談笑をしていたら taizoさんの知り合いの方でした♪
13:34 ヨロヨロになりながなんとか平湯峠に到着

今回は仲間達の心遣いのおかげで何とか計画を諦めずに完走することがで
きました。この場をかりて 感謝を申し上げます。。。

画像の提供:taizoさん