１３・９・１６ Ｍｏｎ 
仕事の都合で急遽、一週間の休暇がもらえた。一週間といえば長い休み
だが、さて、どうしよう…。
考えたのか考える間もなかったのか、とにかく思いつくまま旅支度を済ま
せて15日（日）の夜発で尾道へ。
新尾道駅で下車して、バイクを組み立てる。尾道の街中を徘徊して朝
一番の渡船で向島に渡った。
しまなみ海道を通って松山市街にある道後温泉に立ち寄ったものの、
夏目漱石の作品のあらすじも何もかもが混沌として、？？？状態だ。
機会をみて読み直そう、、、トホホ、、、
その後、佐田岬を目指して延々と走り続けます。四国一周をする際に
は押さえておきたいポイントの一つですがこの佐田岬への山岳路はか
なりエグイ…
とりあえずバイクでいける佐田岬駐車場には辿り着いたのだけれど、
灯台まで行こうとするとここから更に片道1800mもある遊歩道を行
かねばならないようです。三崎港に戻って渡船で大分県に入りテン
トで泊まりました。
【走行データ】 Tm 18:00 Dst 263・9㎞
１３・９・１７ Ｔｕｅ
五時前に起床をして別府に向かって出発。今日は由布院から”やまなみ
ハイウエイ”を通って延岡に抜ける予定なので少し緊張気味です。
別府駅の前ではおんちゃんがお出迎えです・・・
せっかくですから地獄をみてまわりました（一ケ所400円、共通2000円
です）。観光と休憩をおえて後、由布院へと繋がる山岳路に挑みます。
これがと～ってもツライ・・・
つらい峠を越えてしまえば素敵な由布岳の景色を満喫しながらのんびり
とサイクリング～
由布院を過ぎると今度は久住への上り返しです。ここらあたりまで来
ると休憩の回数も時間も増えてきます、、、
牧ノ戸峠では多くの登山者で賑わっていました♪九州のハイキングも
良さげですなぁ♪阿蘇を眺めながらゆるゆると進んでゆきました。
泊まる場所探しも兼ねて竹田市街にある駅周辺を走りましたが適当なと
ころがなく延岡に至る山越えの途中にある道の駅にてテント泊。
【走行データ】 Tm 16:00 Ｄｓｔ 197、4㎞
１３・９・１８ Ｗｅｄ
大分県を抜けて早朝の延岡市街から宮崎市内に入ります。ようやく南国
風の街路樹を見ても普通になってきました。
日南海岸の青島を見学したとき、青島の入口でおばぁちゃんが売ってい
るバイナップルを購入。”鬼の洗濯岩”を眺めながらこのパインを味わい
ました。「これ、めっちゃウマイがなぁ。もっと買えばよかった
」。
日南海岸をどんどんと南下。日南市を抜けた次の串間市街の旅館に素泊
まりして体を休めることにしました。夜飯は近くのスーパー寿司＆うど
ん＆プリン＆なし＆コーラを買い込んで部屋の中で「響」を呑みながら
その余韻にひたり、それから眠た 
【走行データ】 Ｔｍ 13:50 Ｄｓｔ 221、8㎞
１３・９・１９ Ｔｈｕ
旅館を未明に出発して、今日の目標である”佐多岬”を目指します。鹿屋
市街を抜けてアップダウンのある海岸沿いの道をひたすら南下！
途中で鹿屋大の自転車部の人達とすれ違った…。意外なところで鹿児島
に来たことを実感した。
上り下りのツラ～イ道程ですが、幸いにもコンビニやスーパーが点在し
ていますからアイスクリームも冷たいコーラも美味しく飲めました♪
実は僕は思い違いをしておりました。岬といっても僕の中では海岸線の
低地を思っていました。ですから、そこへの道のりは多少の上り下りが
あっても快適で眩しい道を想像していました。
でも現実には麓の佐多町の海岸沿いから遥か山並みの向うへと続く尾根
伝いの山岳コースだったのです。走りながらも心はバキバキ折れまくり
の道程です。帰路のことを思うと進むのがイヤになります（←ホントに）。
そして、ついに佐多岬の駐車場に辿りつきました。佐多岬の先端へは
意外にも、ここから隧道を通って歩いていくようです。遊歩道を歩い
てしばらくで佐多岬の看板が建つ展望台に着きました。
どうやら向うに見える灯台へは行けないようです、少し残念。
さて、岬への遊歩道で出会った青年と薩摩半島まで一緒に走ることにし
ました。話をしていると どうやら彼は東京農大の１９歳だそうで。東
京を出て今日で22日目だそうです。もしかしたら、日本一周に挑戦中な
のかな、、、!?
来るときにはあんなにツラかった岬までの山岳路も二人でだと気分もら
くですね。根占港15:00発のフェリーにも間に合いました。港の横にある
コンビニで冷たいジュースとアイスを食べながら称えあいました。
向うに見えるが薩摩半島の端に位置する開聞岳で百名山です。
鹿児島市街に入ると火山灰が舞い眼が痛くてたまりません。今夜の泊る
場所を求めつつ、なぜか日置市街のハローワークの駐輪場にてテント泊
【走行データ】 Tm 16:30 Dst 226、8㎞
１３・９・２０ Ｆｒｉ
今日は鹿児島県を抜けて熊本県天草市へ。当初の大まかな案では天草か
ら熊本市街に行く予定でしたが、いろいろと思案をしてルートを変更。
天草市街を抜けて直接、長崎県の島原半島へとフェリーで渡ります。
天草は島を周っているのを感じながら走れます。しまなみ海道を走って
いる気分に近かいです。
島原半島も佐多岬に劣らずの上り下りの起伏の多いルートです。加えて、
交通量が多くて道幅が狭い国道ですからたちが悪い。とにかく体力の回
復以上に消耗の方が遥かに大きい。なんとかかんとか長崎市街に着きま
したが、もぅ、ヘロヘロ・・・
稲佐山への登頂は断念することにしました。また次の機会にでも♪
【走行データ】 Tm 17:0 Dst 213、8㎞
１３・９・２１ Ｓａｔ
長崎市街の公園で目覚めた後、早朝のオランダ坂周辺を散策。グラバー
園の営業は8:00からなので、近くのベンチに座り読書を満喫します♪
高校での”修学旅行で訪れたときの長崎”のイメージが基にありますから、
それだけで懐かしい。そういう気分が味わえただけでもここに来れてよ
かった。
たぶんですが、修学旅行のときにこの”西湖”さんで友達と長崎ちゃんぽ
んを食べたように記憶しています。そんなことで開店前の店先でぼんや
りと眺めていますと、若旦那が「10時半開店だけど よければどうぞ」
という言葉のままに店内へと案内されました。
うんうん、たしかにこんな色合いだったような、そしてこのうす暗さ…、
あの頃の記憶が蘇るかのよう。とりあえず”牛肉飯と餃子”を注文して一人
しずかに西湖をかみしめました。
中華街を出た後は、眼鏡橋をみて、長崎駅前の通りにでて、
平和公園と浦上天主堂をみて長崎駅から輪行で帰ろうと思ったけれど、
まだお昼を過ぎた頃だし、少しだけ走れるところまで走るつもりで佐
世保方面に向かってみました。
で、なんとなく有田まで来て力つきて、ここから輪行で鯖江に
帰ることにしました。九州の北部や北西部が未だ走れていない
ので、また機会があれば残りの部分を走ってみようと思う♪
【走行データ】 Tm 10:50 Dst 84㎞