11・8・12~15
今年のお盆は”夏山”。山域は八ケ岳北部の蓼科山から南部の編笠岳までの
全山縦走です。メンバーはいつものようにK君と一緒です (^^)
13日 Sat
12日の夜に鯖江を発って、諏訪SAにて車中泊。翌朝、13日は茅野市内に
車を止めて、茅野駅からバスで蓼科登山口に移動です。所要時間が2時
間もかかりました
ビーナスラインの途中にあるこの登山口では多くの自転車が通り過ぎて
行くのを目にします。思わず嫉妬してしまいます、ホント…
一日目は蓼科山頂を経由してマッタリと約4時間強の歩行でテント場で
ある双子池に到着です。時計は14:00を過ぎたばかりですが、次のテント
場へは約五時間の行程なので本日の行動はここで切ることにしました。
早速、シェルターを張りK君は読書、僕はシェスタとマッタリと過ごし
ていますと、雷鳴が・
この後、雷雲が通り過ぎるのにともなって辺りは暗くなりスコールのよ
うな大雨に襲われました…。
大雨に耐えること約90分、何とかかんとかやり過ごしましたが、シエル
ターの構造上、地面は雨水で濡れてしまいました。その後、19:30就寝
14日 Sun
4時に起床。朝飯を食べて5時に出発。昨日の雨の影響で登山道は所々
ぬかるんでいました。先ずは亀甲池を経て北横岳山頂へ。その後、ロー
プウェイ駅で水補給とWCを。ちなみに、昨日の雷の影響で本日のロー
プウエィの運行に支障ありというわけで営業は中止となり、駅にお客は
おりません。
縞枯山荘 の前を通って麦草峠へと向かいます。北八ケ岳の殆どは樹林帯
の中の歩きです。
麦草峠はメルヘン街道が通っています。バイクや車が行き交い下界の気
分に戻されそう。次にここへ来るときは自転車かも
峠から高見石に登ります。すると眼下には白駒池(テント場有)が望め
ます。他、高見石小屋もあり小屋の素敵なテラスでは長閑な山時間を満
喫できますよ♪
北八ケ岳の最高峰は双耳峰の天狗岳です。三角点側のピークは行かずに
そのまま南下します。どんどん進んで行くと夏沢峠です。ここから一旦、
稜線を離れて本日の泊場になるオーレン小屋のテント場に入ります。こ
こには清冽な谷水が豊富にあるのでキャンパーにとっては人気の高いと
ころです。
さて、泊場の都合により今日も14:00過ぎに行動を止めてしまったので、
のんびりとした午後を過ごしました。17:00近くになり夕飯の支度に懸
かります。今日の夕飯は「ミートボールカレー&らっきょ 」です。
デザートは、桃缶で
本日も19:30過ぎに就寝・・・
15日 Mon
起床後(4:30)夏沢峠へと再び登り返して稜線へ。その後、硫黄岳から
横岳、赤岳と進んで行きます。僕達には冬とは異なるこの赤岳の表情が
とても新鮮です。
とりあえず、赤岳山頂にて。そしてそのまま稜線をキレットへ向けて下降
してゆきます。途中には天狗岩の威容も見られます。
キレット付近から今下って来たルートを振り返ると こんな感じの風景
が。左端が赤岳で、右端の槍の様なスカイラインは天狗尾根です。以後、
だらだらとした樹林帯を越えてゆくと、再び岩稜の登り返しが始まります。
権現岳手前の長~い梯子を上りきると、
ようやく権現岳も間近に見えてきます。卵みたいな小さな岩頭が山頂です。
上の画像の先端にて(^^)
上の画像は南八ケ岳(夏沢峠以南)までの今日辿って来たルートが見え
ています。 あとは尾根を歩きながら編笠岳を経由して下山するのみです
(下山途中で収録中の浅草キッドのナントかさんに遭いました)。
さて、編笠岳を下山してからが大変です。編笠岳登山口から延々と車道
を辿って(途中、武田信玄の棒道もあり)小淵沢駅までの7㎞をひたす
ら歩きます。
アスファルトの路面を歩いていると、足の裏から脛にかけてが何とも云え
ないツラさです。今日は諏訪湖の花火大会で、茅野駅には駅の外まで人で
溢れかえっていました・・・、
こんだけ人が多いと諏訪湖へと足を延ばす元気も萎えてしまいました。
(16:20)。あとはそのまま鯖江へと帰り、家には23:30に到着です。
K君、車の運転 お疲れさまでした~
今週のオマケ(^^) 最後のシーンでは「泣けたなぁ・・・」