こちらは、まさに今活躍するwoolとcottonのカーディガン。cottonが入っている分、若干硬くて重い。ふわっとしていないところが良い。冬はどうしても暗い色が多くなるので、明るい色が欲しいなあと思い続けていたのだが、あっという間にシーズン後半である。結果的には、今まで買わずにいて正解であった。スクエアなポケットがデザインのポイント。
耐震補強工事が完了したジオメット棟ですが、今度は元々あった作業場を復旧しなければなりません。というわけで、追加工事が発注されました。工場を稼働しながら工事を行うには、こうした玉突きの移設やら仮設やらが複雑に絡んできます。事前の調査と全体の計画が重要になるわけです。いわゆる屋内屋というやつで、大きな工場内に小さな事務所小屋を置くようなイメージです。作業場を広く確保するために、ブレースを入れないでほしいというリクエストを受けて、方杖を用いた構造が採用されました。下屋の耐震補強で用いた方法と一緒ですね。なるほど、これなら使い勝手が良さそうです。さすがYさん。この現場は、意匠担当がHさん、構造担当がYさんです。自分の出番はほとんどありません。では何をしているのかというと、工場長さんと内緒話をしています(笑)。
今から10年前、何の前触れもなく頸椎症を発症しました。あまりの激痛で、首が全く動かせなくなりました。それから1〜2年は、痛み止めの薬を飲んだり湿布をしたり、どうにも調子が上がらない日々が続きました。もう一生治らないかも知れない。そう諦めていたら、いつのまにか完治していました。今はもう何ともありません。一体あれは何だったのか?それでもやっぱり首は気にしています。
16年前といえば、私は静岡事務所に勤務していました。当時の静岡事務所のメンバーは、Nさん、Hさん、Sさん、そして私に、営業のHさん、事務のYさんを加えた計6名です。一体誰がどう考えればこの編成になるのか?NSKの奇跡としか思えません。当然ながら、私の存在感は極めて薄いものでした。そして静岡での仕事をきっかけに、沢山の人と出会いました。ここで私の人生は、大きく揺さぶられたわけです。もはやカタギとして生きて行くことはできない!そう覚悟を決めました(笑)。ちなみに、当時住んでいたマンションも、静岡事務所が入っていたテナントビルも、まだまだ健在でした。懐かしいなあ。さて、明日からまた前を向いて歩こう。
16年前に設計・監理を担当した福祉センターの大規模改修計画が始まりました。当時の機械設備担当者が、今や同じ会社の設備設計部長になっていたりするわけですから、それなりに長い年月が流れたものです。今回の計画は、デイサービスセンターの転出に伴って、社会福祉部門の事務スペースを集約することがテーマです。その他にも設備更新等がリクエストされていて、なかなか盛りだくさんの内容です。打合せ後に庁舎まで足を運んで、当時の担当者に会って来ました。あの頃はあの頃で一生懸命考えていましたが、時代が変われば使われ方も変わりますからねえ。そんな話をしました。お互い年を取ったけど、一緒に頑張った仲間意識というのは、16年経った今も変わらないものです。仕事を続ける上で、そういう絆はとても励みになります。