松浦弥太郎
3 FEB 2012
PHP文庫
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「だから僕は、孤独であることを基本条件として受け入れています。孤独を誤摩化すために意味もなく人と会ったり、仲間と騒いだりはしません。そのぶん、一人で考えたり、独学をして、なんとか望むような方向に歩いていきたいと願っています。」
という本を読みました。一人の時間があってこそ、人との時間が価値あるものだと気がつくわけですね。仕事やサッカーでは、もちろん沢山の人と関わります。それはそれで楽しいのですが、一人の時間も好きです。まあ、大切なのはバランスだと思います。
それから、夏用のコットンシルクのジャケットも購入。夏はスーツを着なくなるし、ネクタイもしなくなる。でも、シャツだけというのはどうなのかなあと思う。きちんとした上着があった方が良い。かなり深めの紺だけど、軽くて涼しげなのは、素材のおかげ。Tシャツに合わせても、きちんと見えるから便利だ。
この季節は着る機会が少ないだろうなあと思いつつ、リネンのセーターを買おうかずっと迷っていたのだけど、結局はそのセーターと同じ色のベストを購入。昨年はネイビーだったので、今年はグレー。リネンのシャツとの相性もバッチリ。夏服は素材が大切。
Jリーグ・ディビジョン2 第18節
2015年6月14日(日)13:00キックオフ
正田醤油スタジアム群馬(SKY)
ザスパクサツ群馬 1 - 1 ファジアーノ岡山
もちろん浦和の試合は全部観てるけど、日本代表とか、なでしこジャパンとか、まあ観なくなったよね。その代わりと言っては何だけど、今シーズンはJ2観戦が圧倒的に増えた。近年、J1の強豪が次々と降格しているおかげで、J2が俄然面白くなったのである。J1以上の大混戦と、金沢のような思わぬ伏兵の登場が、より一層盛り上がりを後押ししている。というわけで、水戸から帰宅して群馬の試合をTV観戦する。
前節の栃木戦の大敗を受けて、群馬は先発5人を入れ替えてきた。これは別に悪いことではない。結果が出ないなら模索するしかない。カイケや吉濱の豊富な動きが、嫌な流れを打破する可能性は大いにある。一方の岡山は、複数点がないのが特徴である。得点も少なければ、失点も少ない。岩政、加地、元浦和の矢島という知っている選手も先発に名を連ねる。
堅守ということでは、岡山の方が安定感があるということになるが、今日の試合は終止群馬のペースであったと思う。決定的なチャンスも多く作り出した。しかし、こういう試合をものにできないことが、順位に表れているとも言える。今や不動のエースとなった江坂をどう活かすのか?チームとしてもう少し突き詰めたい課題である。
Jリーグ・ディビジョン2 第18節
2015年6月14日(日)13:00キックオフ
ケーズデンキスタジアム水戸
水戸ホーリーホック 1 - 1 セレッソ大阪
勝点差わずか1で最下位を争っている水戸は、とうとう柱谷哲二監督を解任した。まあ、それも仕方なしか。J1昇格どころか、J3降格の方が現実味を帯びて来た。こんな順位では、J1ライセンスも当分必要ないのではないか。そうなると、スタジアムの拡張計画も一向に盛り上がらない。一刻も早くこの負の連鎖を食い止めなければならない。というわけで、どんより曇空の日曜日、久しぶりに特急ひたちに乗って水戸の応援に向かう。
今日の水戸は気合が入っていた。相手がC大阪ということもあるけど、やはり監督解任というのは、クラブ全体にとって大きなショックだったのだろう。序盤から球際での勝負は、ほぼ水戸が制していた。ポイントは両サイドに開いた船谷と馬場である。あえて中央からサイドに起点を移したことで、相手のボランチを上手くかわしていたと思う。PKでの失点後も慌てることなく、この戦術を貫いたことで、左サイドから素晴らしいクロスで追いつくことができた。
そしてここから、ケーズデンキスタジアムは最高の盛り上がりを見せた。バックスタンドのサポーターに加えて、メインスタンドのサポーターまで一緒になって、手拍子の大応援が始まった。いつもの倍くらい詰めかけた観衆の一体感は、鳥肌が立つくらい感動的であった。その後押しを受けて、次々と交代出場するのは攻撃の選手ばかりだ。C大阪に負けない試合をするのではない。C大阪に勝ちに行くのだ!西ケ谷監督の強い意志が感じられる見事な采配であった。
試合終了後、勝点1を得たチーム全員が、サポーターに挨拶をする。自分も立ち上がって大きな拍手を送る。本当によく頑張ったなあと思う。やればできるじゃないかと思う。柱谷前監督もきっと喜んでいることだろう。それくらい良い試合であった。これを続けること。それしかない。続けることも知性であり才能であると信じている。頑張れ水戸ホーリーホック!
今週末は、水戸へ行こうかな。
A組シングル
1 栃木×大宮 2
2 京都×横浜C 2
3 金沢×大分 1
4 愛媛×東京V 2
5 北九州×熊本 1
B組シングル
1 岐阜×札幌 2
2 徳島×讃岐 2
3 群馬×岡山 1
4 千葉×福岡 1
5 長崎×磐田 2
いつも通り200円の勝負。
今シーズンの成績 0勝22敗 +¥0−¥2200=−¥2200
日本スポーツ振興センター
10 OCT 2014
朝日新聞出版
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「9月の最終予選、国立競技場で決めたループシュートは、もちろん僕自身にとっても印象的なゴールとして記憶に残っています。」
という本を読みました。totoのポイントが貯まっていたので、応募したら当たっちゃいました。もちろん、私も山口素弘が決めたループシュートは記憶に残っています。平面図や施設の写真も載っていて、資料としても価値ある本になっています。それにしても、56年で解体されてしまうとは。建築の寿命は短い。何かと話題の新国立競技場ですが、こんな風に愛される建築になってほしいものです。
Beck
25 FEB 2014
iTunes
http://www.beck.com/
久しぶりということであれば、Beckの新譜もずいぶんと久しぶりである。Beckをちゃんと聴いたのは前作「Modern Guilt」からだけど、何しろそれから6年も経っているので、ずいぶん昔から聴いているような気がしてしまう。前作はどちらかというと夜の音楽だったけど、これは休日の朝に聴くのが良い。それにしても、6年でずいぶんと雰囲気が変わってしまった。前作がゴワゴワしていたのに対して、今作はフワフワしている。柔軟剤を入れ過ぎた感じ。でもそれがとても心地良いサウンドとなっている。その結果、グラミー賞最優秀アルバム賞を受賞してしまった。
アルバム中盤の「Unforgiven」や「Don't Let It Go」という曲を聴いた時、ああこういうところへ来てしまったのだなあとしみじみ思った。40代も中盤にさしかかると、あとは坂道を下るだけなのか。そういう感覚は確かにある。上手く転がって行けば、それなりの場所へたどり着く。なんだか静かな勇気が湧いてくるアルバムである。素晴らしい。「Blackbird Chain」がお気に入り。
Arctic Monkeys
4 SEP 2013
iTunes
http://www.arcticmonkeys.com/
Arctic Monkeysは夜聴くでしょう?朝から聴く人いるのかなあ。まあ、いるんだろうけど、深夜に暗い部屋で聴くのがいちばんだよなあと思う。自分の中では、これぞ夜の音楽。
そういえば、アルバムが出ていたっけ。という感じでやり過ごしていたのだが、今頃急に聴きたくなってしまった。何だかすっかり世界規模の人気を得てしまったようだけど、音はそれほど変わっていない。1曲目の「Do I Wanna Know ?」からしていきなり怪しさ満開である。そして、この感じは5曲目の「I Want It All」までブッチギリで続く。個人的には「Fireside」とか「Snap Out Of It」が好きだけど、やはり最初から全部聴く。
大好き!というわけではないけど、そこそこ気になる存在ではある。なぜなら、こういう音は他にないから。シンプルな編成なのに、非常に独自性が強いバンドだと思う。若くして成功を手に入れた彼らが、これからどのように変わって行くのか、変わらないのか、非常に興味深いものである。