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the days turn into months and years

にっぽん・海風魚旅(3)小魚びゅんびゅん荒波編

2017-08-13 | book

椎名誠
16 JAN 2008
講談社文庫
Amazon.co.jp

「日本の大都市の空港はどこもみんな立派に近代化され、ぼくのように激しくあっちこっちモノを考えず動き回っている空気頭の旅ビトにはどの空港もどうもみんな同じように見えてしまう。けれど鹿児島空港は発着ロビーいずれもあの懐かしい語感の「さつまあげ」の看板文字とそのおみやげがあちこちずらずら並んでいるので、ああまたこの空港に来たんだと、即座に目下のわが到達点を認識できるのである。」

という本を読みました。たまたま古本屋で目についたので、久しぶりに椎名誠を読んでみようかなあと思いました。そんなわけで、いきなりシリーズ(3)からです。椎名誠の作品を読むのは、多分20年ぶりくらいです。あやしい探検隊とかすごく好きでした。さすがに少々懐かしい感じがしました。鋭い観察眼によって得られた情景が、とても面白い文章になっています。


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