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L1浦和vs新潟(駒場)

2008-04-12 | nadeshiko
なでしこリーグ・ディビジョン1 開幕戦
2008年4月12日(土)13:00キックオフ
駒場スタジアム
浦和レッズレディース 4-1 アルビレックス新潟レディース

いよいよなでしこリーグ開幕。多分、今年もトップチームより力を入れて応援しそうな気がする。なぜか?トップチームを応援する人はたくさんいるから。レディースを応援する人はまだまだ少ないから。そういうところに弱いのよ。というわけで、北浦和駅からいつもの道を歩いて聖地駒場スタジアムへ。

      北本

  松田  保坂  柳田

    庭田  高橋

岩倉  矢野  百武  土橋 

      山郷


注目のスタメンはこんな感じ。作シーズンの4-4-2から4-2-3-1へ。しかし、形以上に内容はかなり変わっている。これがなかなか面白かった。サイドバックの岩倉、土橋が高い位置をキープすれば、松田と柳田はより中央へ切り込んで行く。左利きの柳田が右にいるのがポイント。昨年のサイド攻撃は、わりと早いタイミングで裏を使っていたと思うけど、今年は中盤でしっかりパスをつないでいる。そこで活きるのが、高橋、庭田のボランチである。チーム全体の安定感の源はここにある。

前半はもう完璧に浦和のものであった。ボールを失わない。取られてもすぐに取り返す。前へ急ぐこともない。パスを回してじっくり攻める余裕の展開。セットプレーでは、右からは柳田、左からは高橋が絶妙のFKをゴール前へ送り込む。高橋の遠目からのキックは、今年も健在である。コーナーキックを直接決めちゃうことだってできるのだ。

後半は一転して新潟ペース。新潟の10番上尾野辺にものすごいゴールを決められる。前半で意気消沈気味だった新潟サポーターは、ここで一気に盛り上がる。そんなスタジアムの雰囲気をさらに一変させたのが、後半から登場した浦和の10番安藤のゴールだった。たったひとりでDFをぶっちぎり、そのままシュート。やはり格が違うわね。早いところ完全復調してスタメンに戻ってほしい。

その後、村松監督は松田に代えて木原、さらに高橋に代えて森本を投入。完璧にゲームを完成させた。百武をセンターバックに、保坂を中央に配した采配も、この日は的を得ていたように思う。特に保坂は、前線で動き回ってしっかりパスをつないでいた。さて、ここからどのようにチームは変化していくのか?それともしていかないのか?ベレーザに通用するのか?まだまだ始まったばかりだけど、今年の浦和のサッカーはかなり面白い。それが、開幕戦を見た一番の印象であったことがうれしいかぎりである。

     

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