UEFA EURO 2012 グループC
2012年6月15日(金)1:00キックオフ
ボズナニ(TBS録画)
イタリア 1 - 1 クロアチア
スペインとの第1戦がとにかく面白かったので、俄然期待が高まるイタリアである。とは言え、FIFAランキングはクロアチアの方が上なのね。知らなかった。
序盤はそのイタリアが主導権を握っているように見えたけど、クロアチアもサイド攻撃に活路を見出す。イタリアの3バックの外からセンターリングを繰り返すという、シンプルながら効果的な戦略だ。ただそれでもやはりチャンスはイタリアの方が多い。バッジョやデルピエロ、トッティといったかつてのタレント頼りの攻撃ではなく、中盤に人数をかけてパスを繋ぐという、およそイタリアらしからぬスタイルのおかげか。
ピルロのFKが決まった瞬間、解説者が絶叫したフレーズがいかしてた。新生アズーリ、しかし決めたのは33歳!それにしても、無回転のブレ球ではなく、緩やかに弧を描いた美しいFKであった。勢いやパワーで圧倒するのではなく、技術とセンスで勝負する、実にベテランらしいプレーだ。素晴らしい。
いろいろなところで「世代交代」が叫ばれているけど、自分もその必要性を強く感じている。AKB総選挙でマリコ様が言われた通りです。場所によって置かれる立場は違うけど、できれば自分は下を潰しておいた方が良いかなあと思っている(笑)。