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競技規則

2009-06-18 | axis
優柔不断を自認している者にとって、審判というのはかなりの苦行である。昔も今も変わらず苦手なものの筆頭にあがる。AXIS入部当初は年間5試合は副審をやっていたので、少々トラウマ的なところもある。しかし、先日担当した審判はなかなか楽しいものであった。一緒にジャッジしてくれたハギとタケのおかげであり、試合を行った両チームの選手のおかげでもある。結局、試合をつくるのは人と人なわけで、そのやり取り次第で楽しくもつまらなくもなる。味方に対しても相手に対しても、そして審判に対しても、ちょっとした気遣いができれば、こういう試合になるんだよなあと思う。

この日の試合ではほとんど見られなかったけど、審判への抗議というのはあまり感じの良いものではない。いやいや、適切な抗議をすることによって審判の技術も向上するのだという意見もある。しかし、アマチュアレベルでは逆に萎縮してしまって、より悪い方向へ向かわないとも限らない。たとえそれが正当な主張であったとしても、言い方次第ではそれが伝わらない可能性もある。要は、どのようにすれば相手に自分の気持ちを正確に伝えることができるのか?そのことをよく考えていない言動が誤解を招くような気がする。試合中は気持ちも高ぶっているので難しいことではあるけれど。

闘志を前面に押し出した勝負至上主義みたいな姿勢も確かに悪くはないし、時には必要なことであるとも思う。しかしそればかりではねえ、というのが正直なところである。表現すべき大切なものは闘志以外にもあるだろうに。この日の試合では、審判に対して「ナイス・ジャッジ」(もちろん自分達に有利な判定にだけど)と声をかけてくれる選手がいた。試合が終わったら相手選手にも審判にも握手を求める。敬意を表現することだって結構大切だったりする。勝負にこだわる以前に、きちんとした試合がつくれる選手でありたいと思う。

ちなみに、審判を担当する時くらいしか読み返さないけど、サッカー競技規則は日本サッカー協会のHPから最新のものがダウンロードできる。TV中継を見ていても、たまに間違った解説をしていたりするので(特に激情型の元ヴェルディ監督には要注意)、やはり自分でよく理解しておく必要がある。

サッカー競技規則
競技規則の解釈と審判員のガイドライン
コメント (2)
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