「毎年のようにFWを補強されても浦和を選び、浦和を愛してくれていた。チームに危機感も感じてくれていただけに、こんな形で失うのはつらい」
1月8日、朝日新聞に載っていたこのサポーターのコメントが、全てを言い表している。
浦和レッズの永井雄一郎が、清水エスパルスへ完全移籍することになった。プロのサッカー選手である以上、移籍はつきものである。クラブにとっても選手にとってもステップアップにつながるのであれば、それは決して悲観すべきことではない。浦和で出場機会を失っていた永井の移籍は、本人のためを思えば必要な決断であったと言える。デビューから彼を応援し続けてきた身としては、本当に悲しい限りである。かつて山瀬が去ったとき以上のショックはとても隠せるものではないが、彼の意思は尊重されるべきだと納得ができる。間違っても清水を応援することはないけれど、涙を呑んで彼の健闘を祈りたいと思う。
そして、問題は浦和に残る。苦しいJ2時代を戦い抜き、ナビスコ杯、天皇杯、Jリーグ、ACL、今まで手にした全てのタイトル獲得に死力を尽くしてくれた生え抜き選手を手放す代償は、あまりに大きいのではないか?浦和一筋12年間、ミスターレッズ福田正博の背番号9を引き継いだ選手を失っていいのか?浦和を愛し、浦和に愛された選手を放り出していいのか?それでサポーターは納得するのか?
今までの16年間がそうであったように、これからも浦和レッズのサポーターであることに変わりはないし、死ぬまで他のクラブを応援することはないと断言できる。ただ、高原とエジミウソンを応援できるかどうかは自信がない。浦和レッズは本当に愛すべきクラブなのか?という疑問も当分の間は消えそうにない。でも、それはそれで仕方のないことのような気がする。
今年はレプリカユニフォームを買うのはやめた。今まで通り、永井雄一郎の背番号9を着てスタジアムへ通うことにする。それが愛するクラブ浦和レッズに対するサポーターとしての意思表示だ。
1月8日、朝日新聞に載っていたこのサポーターのコメントが、全てを言い表している。
浦和レッズの永井雄一郎が、清水エスパルスへ完全移籍することになった。プロのサッカー選手である以上、移籍はつきものである。クラブにとっても選手にとってもステップアップにつながるのであれば、それは決して悲観すべきことではない。浦和で出場機会を失っていた永井の移籍は、本人のためを思えば必要な決断であったと言える。デビューから彼を応援し続けてきた身としては、本当に悲しい限りである。かつて山瀬が去ったとき以上のショックはとても隠せるものではないが、彼の意思は尊重されるべきだと納得ができる。間違っても清水を応援することはないけれど、涙を呑んで彼の健闘を祈りたいと思う。
そして、問題は浦和に残る。苦しいJ2時代を戦い抜き、ナビスコ杯、天皇杯、Jリーグ、ACL、今まで手にした全てのタイトル獲得に死力を尽くしてくれた生え抜き選手を手放す代償は、あまりに大きいのではないか?浦和一筋12年間、ミスターレッズ福田正博の背番号9を引き継いだ選手を失っていいのか?浦和を愛し、浦和に愛された選手を放り出していいのか?それでサポーターは納得するのか?
今までの16年間がそうであったように、これからも浦和レッズのサポーターであることに変わりはないし、死ぬまで他のクラブを応援することはないと断言できる。ただ、高原とエジミウソンを応援できるかどうかは自信がない。浦和レッズは本当に愛すべきクラブなのか?という疑問も当分の間は消えそうにない。でも、それはそれで仕方のないことのような気がする。
今年はレプリカユニフォームを買うのはやめた。今まで通り、永井雄一郎の背番号9を着てスタジアムへ通うことにする。それが愛するクラブ浦和レッズに対するサポーターとしての意思表示だ。