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L1浦和vsマリーゼ(鴻巣)

2008-11-02 | nadeshiko
なでしこリーグ・ディビジョン1 第18節
2008年11月2日(日)13:00キックオフ
鴻巣市立陸上競技場
浦和レッズレディース 1-0
 東京電力女子サッカー部マリーゼ

先週に続いてまた鴻巣へ。優勝が遠のく敗戦の後というのは、非常に意味のある試合である。あなたが応援しているのは何?という問いに対する答えを持って行かなければならない。もちろん目指すのは優勝かもしれないけど、それだけじゃあない!という答えを持ったサポーターが大勢終結したのだった。

    北本  安藤


若林  庭田  高橋  柳田


森本  矢野  百武  土橋


      山郷

本日のスタメンはこんな感じ。高橋復帰で一安心の中盤。さらに今日は選手のコンディションもよさそうである。動きが良い。両サイドの柳田と若林は、意図的にポジションを代えてアクセントをつけている。FWとMFの間のスペースを流動的に選手が埋めて攻撃を作る。見ていて面白い試合展開であった。前半はこれといった決定機のないまま後半へ。後半早々に先制点が決まった。まあ安藤ならあれは確実に決めるわな。その後も北本のループやら何度かチャンスはあったが、結局1-0で逃げ切る形となってしまった。贅沢を言えば追加点がほしかったが、まあ今日は内容もよかったので良しとする。

    北本  窪田


柳田  庭田  高橋  安藤


岩倉  矢野  百武  土橋


      山郷

ちなみに、試合終了時点での布陣はこんな感じ。実に黄金と呼ぶにふさわしい豪華な中盤。こうして見ると、安藤、柳田が中へ絞って、土橋、岩倉がサイドを攻め上がるという形が想像できる。これでスタメンもありそうだが、守備とのバランスを考えると何とも言えないところか。

人それぞれ試合を見るポイントというのは違うと思う。究極のクライマックスはやはりゴールシーンなのだろうけど、サイドの攻防、守備ラインの駆け引き、戦術の変化等々、見所はたくさんあるのだ。自分は元来中盤でプレーをしていたので、どうしてもそこに目がいってしまう。果たしてこのゲームを支配しているのは誰か?というところ。今日のゲームでは、表の支配者が柳田で、影の支配者が高橋、庭田ということになる。特にボランチ2人の構成力には、サッカーの面白さが満載なのである。

前回も書いたけど、ゲームを作る構成力というのは、その選手のもつ資質によるところが大きいと思う。浦和のサッカーを構築しているのは、高橋と庭田という突出したセンスに他ならない。それを見るだけでも、スタジアムへ行く価値は十分ある。
コメント
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