football smile

the days turn into months and years

RED CARPET MASSARCA

2008-01-18 | music

DURAN DURAN
EICP870
12 DEC 2007
http://www.duranduran.com/

そんなわけで、DURAN DURANである。昨年末に新譜がリリースされている。ある意味、DURAN DURANも時代感覚を持ち合わせたバンドである、とは思う。このアルバムは、まさにそんなアプローチが垣間見えたりする。ただ、ファンがそれを望んでいるかどうかは別である。27年のキャリアを持ってしまった今、何をやろうがDURAN DURANはDURAN DURANでしかないけれど、前作の「ASTRONAUT」のような、時代錯誤的な作品をドーンと出しちゃう方が、往年のファンは喜んじゃうのかもしれない。

なんだかんだ言っても、DURAN DURANのアルバムは全部持ってる。「MEDAZZALAND」だって「POP TRASH」だって持ってる(笑)。このアルバムがどういうポジションに納まるのかは、もう少し聴いてみないとわからないけど、全体的に抑えたトーンから受ける印象はかなり地味だ。あまり売れないだろうなあ。

しかしまあ、2008年にDURAN DURANの新譜を聴けるというのは、非常に喜ばしいことに違いない。アンディは抜けたけど、オリジナルメンバーの4人は健在というのも素晴らしい。初回限定版のDVDに映る彼らは、まだまだかっこいい。ヴィジュアルに関して言えば、昔を引きずっていないところが良い。でっぷりした腹回りも、深く刻まれたしわも隠さずに、それでも尚且つかっこいい。相変わらずRolandを無表情に操るニック・ローズは、私にとって永遠に憧れのキーボード・プレイヤーである。

コメント
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