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J2東京Vvs水戸(西が丘)

2007-08-12 | J2
Jリーグ・ディビジョン2 第33節
2007年8月12日(日)19:00キックオフ
西が丘サッカー場
東京ヴェルディ1969 2-0 水戸ホーリーホック


久しぶりのJ2観戦は西が丘サッカー場。バックスタンドで試合開始を待っていると、緑の応援ボードが配られる。「選手入場の時に掲げてください」とお願いされたのだが、当然ながらそんなことはできない。サポーターの人たちには申し訳ないけど、断固拒否させていただく。どうしてもヴェルディの応援だけはできない身分なので。

試合開始前から盛り上がっていたのは、水戸のゴール裏の方だった。ワイワイ!ワイワイ!お祭り騒ぎ。昇格圏内に手が届きそうなヴェルディとは違って、J2最下位を独走中の水戸は、どうしても勝たなければならないといった緊迫感がないのかもしれない。とにかくがんばれ!そんな感じ。ウォーミングアップ前に、バックスタンド、ゴール裏、メインスタンドと、サポーターの元へ挨拶に足を運ぶ水戸の選手達。それに応えるサポーター達。スタメンから控え、さらにコーチやスタッフにまで声援が飛ぶ。そこには愛がある。方やヴェルディの選手達は、挨拶なしで練習を始めてしまった。そこには愛がない。

試合の方はといえば、まあ妥当な結果であったと思う。J1の試合を見てJ2の試合を見ると、やはりミスの多さが目に付く。本当につまらないミスが多い。ハア?みたいな。特に水戸は自分たちのミスでチャンスをつぶしていたし、ピンチを招いていた。ヴェルディは、海本、服部が両サイドに開いて余裕の展開。ピッチが近いので、フッキやディエゴの怖さがよくわかる。あんなのが向かってきたら、絶対逃げるよ。

ゲーム終盤にようやくパスがつながり始めた水戸は、DFの裏を狙ってようやく攻撃らしい攻撃ができるようになった。しかし、いかんせん精度に欠けるボールは、ゴールを割る気配に乏しい。それでも、気持ちの入ったプレーに、水戸のゴール裏は大いに盛り上がる。水戸の選手がヘディングを競るたびに、「オリャー」とか「ウリャー」とか掛け声が飛ぶ。側から見ていると思わず笑ってしまうのだが(失礼)、サポーターも一緒に戦っているのだ、という気持ちが伝わってくる。素晴らしき水戸サポーター。

試合終了後も水戸のゴール裏は唄を歌っていた。これじゃあ、一体どっちが勝ったんだかわからない。頑張れ水戸ホーリーホック!最下位独走は、まだまだ続く。
コメント
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