ドイツの名バリトン歌手、ディートリヒ・フィッシャー=ディスカウ(Dietrich Fischer-Dieskau/1925~ )の偉業の一つに今から40年以上も前にR.シュトラウスの歌曲全集(全144曲)をピアノのジェラルド・ムーアと共にステレオ録音したことがあげられる。このLPは確か1970年代初頭に国内盤は東芝エンジェル・レコードから7枚組でリリースされたことを記憶している。それから10数年後の1981年から83年にかけ彼はドイツ・グラモフォンに主要作品約50曲を「歌曲集」としてデジタル録音で再録音したのが写真の2CD・BOXセット(写真/DG447 512-2)である。しかもピアノ伴奏は指揮者のウォルフガング・サヴァリッシュであった。
普段、実演でR.シュトラウスの歌曲を一度にまとめて聴く機会はほとんどないのでこの写真のCDアルバムは大変貴重なものである。たまにはシュトラウスの歌曲をCDでじっくり味わいながら鑑賞してみるのもなかなかオツなものである。またサヴァリッシュのピアノ伴奏の巧さは定評がありこのCDでもその力量をうかがい知ることができる。
普段、実演でR.シュトラウスの歌曲を一度にまとめて聴く機会はほとんどないのでこの写真のCDアルバムは大変貴重なものである。たまにはシュトラウスの歌曲をCDでじっくり味わいながら鑑賞してみるのもなかなかオツなものである。またサヴァリッシュのピアノ伴奏の巧さは定評がありこのCDでもその力量をうかがい知ることができる。