教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

英語授業改革論はコミュニケーション幸福論

2009-12-27 08:48:35 | 
(英語)授業改革論
田尻 悟郎
教育出版

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☆本書の優れたところは、なんといっても中1から中3までの到達目標カテゴリー表。英語を通して思春期を乗り越える仕掛けが盛り込まれている。

☆自分の感情、見聞したことを物語として英語でプレゼンできるようになる。実際に田尻先生のセミナーに参加すれば、こんなに生徒1人ひとりに「ちょうど」マッチングするコミュニケーションをとるハートとスキルがあれば、子どもたちはストーリテラーになれるなと実感する。

☆自ら物語を語れることこそ、家族に対する社会に対するエディブス・コンプレックスを乗り越える仕掛けだ。メタファーを使えるようになれば、異次元とリアルをショートさせることはないし。

☆「(英語)授業改革論」と英語はカッコ付き。つまりこのカッコには何が入っていもよいのだ。もっというならば、「(英語授業)改革論」の方が正解だったような気もするが。

☆この改革論は、コミュニケーション幸福論といっても過言ではない。

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