教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

横浜市教委 民間校長2人目登用

2008-03-21 02:32:54 | 文化・芸術
毎日新聞(3月20日13時1分配信)によると、

横浜市教育委員会は19日、市立小の校長に、旺文社の向井義博氏(58)を4月から採用すると発表した。・・・向井氏は早稲田大教育学部卒。同社コーポレート事業部のゼネラルマネジャーやエキスパートを務め、主に学習参考書や教材の企画・編集に携わった。

☆民間校長の採用によって、何が変わるのだろう。たしかに悪くはない。和田中の例もあるじゃないか。でも、孤軍奮闘し、たいへんなストレスをかかえる民間校長の例もある。 

☆民間校長が専門性を買われてリーダーになったとしたら、おそらくは学校は変わらないが、パフフルにはなる。

☆もし戦略家型リーダーとして迎え入れられたなら、政府の推進する新しい教育政策を邁進できる。和田中の場合はそうだっただろう。ゆえに、学校は変わらない。文科省の新しい教育政策は、パラダイム・チェンジではなく、持続可能性の補てんだから。

☆もし民間校長が改革者型リーダーとして自らの役割を錯覚して、学校にはいっていったなら、悲劇が生まれよう。もともと改革者型リーダーのいないところに一人ではいっていけば、スケープゴート間違いなしだからだ。

☆向井さんの場合、そのプロフィールから推測するに、専門家型か戦略家型だろうから、悲劇は起こらないと思う。そう祈っている。

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