「米ドルが96円前後に向けて進む可能性が高まってきた」
と先週書いた通りの展開でした。
(しつこいようですが、的中は偶々です)
原油先物も68ドルまで回復してきており、
70ドル前半の壁に迫りつつあります。
レンジ圏を想定するなら、転機は近いです。
直近1年の豪ドルの推移
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=audjpy=x&d=c&k=c3&h=on&z=m
→ 週明けから堅調で軽々と76円台に、
中印の株式市場が堅調だった割に上値が重く、
77円台で何度も跳ね返されました。
先週の好況は米景気の先行き楽観姿勢の強まりに支えられました。
米景気先行指数も住宅関連指標も
意外なほどに良かったのが背景となっています。
ただ、油断するのはまだ早い。
6月米景気先行指数、3カ月連続上昇(asahi.com)
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR200907200042.html
”米大手民間調査機関のコンファレンス・ボード(CB)が20日発表した6
月の景気先行指数は、前月比プラス0.7%と3カ月連続で上昇し、景気後
退が終息に向かっていることを示した。
6月の先行指数は100.9。アナリストは0.5%上昇すると予想していた。
5月分は1.3%上昇に若干上方修正された。
09年上半期の上昇率は前年同期比プラス4.1%。08年下半期はマイナ
ス6.2%だった。
CBのエコノミスト、ケン・ゴールドシュタイン氏は声明で「大規模な雇用
喪失が続いているものの、今春以降、景気後退の勢いは失速している」と指
摘。「信頼感が徐々に戻ってきている。このトレンドが続けば今秋にもゆっ
くりとした景気回復が見込める」との見方を示した。
CBによると、景気先行指数を構成する10項目の内、6月は7項目が上昇
した。
一致指数は失業悪化と鉱工業生産の減少を主因にマイナス0.2%となった。”
→ 私はこれが意外に大きかったと思います。
あと残るは米経済の死命を制する住宅市況。
米政策と国民の意欲と努力次第で
住宅指数の底打ちが数ヶ月早まる程度のことは
充分に実現可能です。観察しましょう。
NY株:ダウ9000ドル台回復 住宅市場の底入れ期待(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090724k0000e020015000c.html
”【ワシントン斉藤信宏】23日のニューヨーク株式市場は、米住宅市場の底
入れ観測が広がったことなどを受けて急反発、ダウ工業株30種平均の終値
は、前日終値比188.03ドル高の9069.29ドルと9000ドル台を
回復、終値ベースで08年11月5日以来、約8カ月半ぶりの高値をつけた。
ハイテク銘柄主体のナスダック総合指数は12営業日続伸、47.22ポイ
ント高の1973.60と、08年10月2日以来、約9カ月半ぶりの高値
で取引を終えた。12営業日続伸は92年1月以来約17年半ぶり。
6月の中古住宅販売件数が3カ月連続で増加し、08年11月の水準まで回
復したことで、17日に発表された住宅着工件数の回復と合わせて、住宅市
場の底入れへの期待が高まった。また、通信大手AT&Tや自動車大手フォ
ード・モーターなどの決算が市場予想を上回る比較的堅調な内容となったこ
とから、企業業績の先行きへの懸念も後退。市場では「米景気は秋には回復
に向かう」(米エコノミスト)との楽観的な見方が優勢となった。”
→ こちらが良く纏まったいい記事でした。
しかしチャート的にはどう見ても
(元記事に図があります)
過熱感の強さを否定できません。
幾つか悪材料が出れば急反落する水準です。
東京外為市場・15時=ドル94円前半に上昇、幅広くレンジ上限をトライ(asahi.com)
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR200907230091.html
”午後3時現在のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点から上昇し、
94円前半で推移している。正午前にユーロ/円がストップロスを巻き込む
形で急騰したことがドル/円に波及した。アジア株や米国株先物が堅調だっ
たことが支援材料になり、ともにこのところの上値メドをトライする展開に
なった。
〔中略〕
ただ、センチメントが楽観に振れる材料があったわけではないという。楽観
論の原点である米国株の上昇についても「違和感が感じられる」(みずほ証
券金融市場グループ外債トレーディング部マネージャー鈴木健吾氏)、「米
企業業績が予想よりいいといっても絶対水準でみれば大幅減益。そう楽観ム
ードを高められる内容ではない」(国内金融機関)との声が聞かれる。
「市場の見方が楽観に振れたというより、ストップロスをつけながらショー
トに傾いていたポジションをひっくり返す形で上昇した。そこにモデル系フ
ァンドなどの買いがついてきた」(邦銀)との見方が出ていた。
市場では「今の状況をベースに考えれば、ユーロ/円や豪ドル/円など幅広
くレンジの上限に近づいている」(国内金融機関)との声が複数聞かれた。
「レンジを切り上げるだけの材料はない。しかし、上抜けしてしまえば一気
にセンチメントが楽観に振れる可能性はある」(みずほ証券、鈴木氏)とい
う。”
→ これは木曜の報道です。
非常に鋭い観察と分析が幾つも載っています。
元記事も併せて熟読されると良いでしょう。
クロス円が「レンジの上限」との見解には
全くもって同感です。
◇ ◇ ◇ ◇
注目銘柄、波乱なければ数%の上値余地ありかと。
丸紅(東証一部 8002) 404 → 424
昭和シェル石油(東証一部 5002) 987 → 1031
日立建機(東証一部 6305) 1,458 → 1601
三菱商事(東証一部 8058) 1,700 → 1822
三菱商事の売り残りが急増していたので多めに買い向かいました。
先週のような不利な時期にショートする神経が信じられない。
住友金属:和歌山で新高炉が操業開始 国内新設は5年ぶり(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090718k0000m020068000c.html
”住友金属工業は17日、和歌山製鉄所(和歌山市)に新設した「新第1高炉」
の操業を始めた。国内の高炉新設は約5年ぶり。11日に操業停止した第4
高炉の後継で、製鉄所全体の生産能力は年450万トンと従来比13%アッ
プする。鋼材需要が減退する逆風下の能力増強だが、「先行きの反転攻勢を
にらめば、最新設備稼働は不可欠」と同社は強調している。
〔中略〕
住金が生産体制の増強に踏み切ったのは、新興国を中心とした鉄鋼需要の回
復を見据えたものだ。世界最大手のアルセロール・ミタル(ルクセンブルク)
や台頭する中国メーカーとの激しいシェア争い再開に備え、最新の高炉稼働
で生産性を上げて競争力強化を図る狙いがある。”
→ これは先々週の報道ですが、着眼点が素晴らしい。
日本経済が中印頼りの回復にならざるを得ません。
住友金属の判断は的確だと思います。
地元の方々はきっと大喜びでしょうね。
(注記:私は鉄鋼より商社の方が回復早いと思います)
どちらかの出版社で『為替二季報』出しませんか?
◇ ◇ ◇ ◇
【 いとすぎの為替ポジション 】
先週「米ドルが96円前後に向けて進む可能性」と書いた通りの展開。
週央にロングを大幅に決済し、その後に少し買い直し。
変な位置にショートが残っているのは眠くて眠り込んだ為。
2009/07/23 77.38 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/07/22 76.77 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/07/01 78.02 AUD/JPY Lev ×2.5
現在 > 77.45 豪ドル/円(損益277%)
▼ ポジション解消済み
2009/07/15 73.44 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/07/09 72.58 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/07/08 72.57 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/05/21 73.08 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/06/17 76.89 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/06/16 76.63 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/06/25 75.86 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/06/18 75.84 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/06/12 79.83 AUD/JPY Lev ×4
2009/05/26 74.42 AUD/JPY Lev ×3 (ショート)
2009/06/05 78.55 AUD/JPY Lev ×3 (ショート)
2009/05/29 76.38 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/05/07 74.34 AUD/JPY Lev ×5
2009/05/14 73.02 AUD/JPY Lev ×2
2009/05/07 75.02 AUD/JPY Lev ×5
2009/05/06 74.11 AUD/JPY Lev ×5
2009/04/30 72.08 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/04/30 70.71 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/04/28 67.61 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/04/21 68.61 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/04/21 69.17 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/04/16 71.80 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/04/02 69.66 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/04/03 71.04 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/03/27 67.39 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/03/20 65.80 AUD/JPY Lev ×5
2009/03/12 62.10 AUD/JPY Lev ×4
2009/02/24 63.20 AUD/JPY Lev ×4
2009/02/27 76.93 CAD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/28 62.84 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/25 62.15 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/24 60.78 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/06 61.89 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/05 58.56 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/04 58.01 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/01/30 57.18 AUD/JPY Lev ×2
2009/01/30 57.24 AUD/JPY Lev ×2
2009/01/19 62.01 AUD/JPY Lev ×2
2009/01/19 62.00 AUD/JPY Lev ×2
2009/01/16 60.88 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/01/16 60.79 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/01/08 64.46 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/01/07 66.23 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2008/12/16 60.94 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2008/12/13 60.29 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2008/12/23 61.83 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2008/11/07 66.58 AUD/JPY Lev ×1
2008/12/12 59.16 AUD/JPY Lev ×3
2008/11/07 66.58 AUD/JPY Lev ×1.5
2008/11/07 66.58 AUD/JPY Lev ×2.5
2008/12/05 58.44 AUD/JPY Lev ×2
2008/12/05 58.12 AUD/JPY Lev ×3
2008/11/11 65.78 AUD/JPY Lev ×5 (ショート)
2008/11/06 65.33 AUD/JPY Lev ×4
2008/10/29 61.08 AUD/JPY Lev ×5
2008/10/24 58.49 AUD/JPY Lev ×5 (ショート)
2008/10/17 70.33 AUD/JPY Lev ×6 (ショート)
2008/10/10 63.58 AUD/JPY Lev ×3 (ショート)
2008/10/06 77.21 AUD/JPY Lev ×10 (ショート)
2008/09/30 83.32 AUD/JPY Lev ×4
2008/10/01 83.65 AUD/JPY Lev ×3
2008/10/02 82.58 AUD/JPY Lev ×3
2008/09/19 87.10 AUD/JPY Lev ×4 (ショート)
2008/09/18 84.02 AUD/JPY Lev ×3 (ショート)
2008/09/20 89.04 AUD/JPY Lev ×3 (ショート)
2008/09/12 88.02 AUD/JPY Lev ×3 (ショート)
2008/09/11 87.58 AUD/JPY Lev ×4 (ショート)
2008/09/10 85.29 AUD/JPY Lev ×3 (ショート)
2008/09/01 92.84 AUD/JPY Lev ×10 (ショート)
…以下省略…
「資源国通貨は底打ちしました。
豪中銀の利下げは最終局面に接近しており、
豪ドルは上昇トレンドに入り始めました」
中長期的な見通しは先週と同じです。
「80円から70円のレンジ圏を想定」
米ドルはまだ少し上値余地あり、豪ドルはそろそろ頭打ち。
早ければ78円台、遅くとも79円台で豪ドルの上昇は
食い止められると想定しています。
※ くれぐれも投資家各位で御判断下さい。
※ このウェブログを参考とし、めでたく投資収益を得られた方は、
収益への課税分を社会に貢献する組織・団体に寄付して下さい。
(当ウェブログのこちらのカテゴリーも御覧下さい。)
と先週書いた通りの展開でした。
(しつこいようですが、的中は偶々です)
原油先物も68ドルまで回復してきており、
70ドル前半の壁に迫りつつあります。
レンジ圏を想定するなら、転機は近いです。
直近1年の豪ドルの推移
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=audjpy=x&d=c&k=c3&h=on&z=m
→ 週明けから堅調で軽々と76円台に、
中印の株式市場が堅調だった割に上値が重く、
77円台で何度も跳ね返されました。
先週の好況は米景気の先行き楽観姿勢の強まりに支えられました。
米景気先行指数も住宅関連指標も
意外なほどに良かったのが背景となっています。
ただ、油断するのはまだ早い。
6月米景気先行指数、3カ月連続上昇(asahi.com)
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR200907200042.html
”米大手民間調査機関のコンファレンス・ボード(CB)が20日発表した6
月の景気先行指数は、前月比プラス0.7%と3カ月連続で上昇し、景気後
退が終息に向かっていることを示した。
6月の先行指数は100.9。アナリストは0.5%上昇すると予想していた。
5月分は1.3%上昇に若干上方修正された。
09年上半期の上昇率は前年同期比プラス4.1%。08年下半期はマイナ
ス6.2%だった。
CBのエコノミスト、ケン・ゴールドシュタイン氏は声明で「大規模な雇用
喪失が続いているものの、今春以降、景気後退の勢いは失速している」と指
摘。「信頼感が徐々に戻ってきている。このトレンドが続けば今秋にもゆっ
くりとした景気回復が見込める」との見方を示した。
CBによると、景気先行指数を構成する10項目の内、6月は7項目が上昇
した。
一致指数は失業悪化と鉱工業生産の減少を主因にマイナス0.2%となった。”
→ 私はこれが意外に大きかったと思います。
あと残るは米経済の死命を制する住宅市況。
米政策と国民の意欲と努力次第で
住宅指数の底打ちが数ヶ月早まる程度のことは
充分に実現可能です。観察しましょう。
NY株:ダウ9000ドル台回復 住宅市場の底入れ期待(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090724k0000e020015000c.html
”【ワシントン斉藤信宏】23日のニューヨーク株式市場は、米住宅市場の底
入れ観測が広がったことなどを受けて急反発、ダウ工業株30種平均の終値
は、前日終値比188.03ドル高の9069.29ドルと9000ドル台を
回復、終値ベースで08年11月5日以来、約8カ月半ぶりの高値をつけた。
ハイテク銘柄主体のナスダック総合指数は12営業日続伸、47.22ポイ
ント高の1973.60と、08年10月2日以来、約9カ月半ぶりの高値
で取引を終えた。12営業日続伸は92年1月以来約17年半ぶり。
6月の中古住宅販売件数が3カ月連続で増加し、08年11月の水準まで回
復したことで、17日に発表された住宅着工件数の回復と合わせて、住宅市
場の底入れへの期待が高まった。また、通信大手AT&Tや自動車大手フォ
ード・モーターなどの決算が市場予想を上回る比較的堅調な内容となったこ
とから、企業業績の先行きへの懸念も後退。市場では「米景気は秋には回復
に向かう」(米エコノミスト)との楽観的な見方が優勢となった。”
→ こちらが良く纏まったいい記事でした。
しかしチャート的にはどう見ても
(元記事に図があります)
過熱感の強さを否定できません。
幾つか悪材料が出れば急反落する水準です。
東京外為市場・15時=ドル94円前半に上昇、幅広くレンジ上限をトライ(asahi.com)
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR200907230091.html
”午後3時現在のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点から上昇し、
94円前半で推移している。正午前にユーロ/円がストップロスを巻き込む
形で急騰したことがドル/円に波及した。アジア株や米国株先物が堅調だっ
たことが支援材料になり、ともにこのところの上値メドをトライする展開に
なった。
〔中略〕
ただ、センチメントが楽観に振れる材料があったわけではないという。楽観
論の原点である米国株の上昇についても「違和感が感じられる」(みずほ証
券金融市場グループ外債トレーディング部マネージャー鈴木健吾氏)、「米
企業業績が予想よりいいといっても絶対水準でみれば大幅減益。そう楽観ム
ードを高められる内容ではない」(国内金融機関)との声が聞かれる。
「市場の見方が楽観に振れたというより、ストップロスをつけながらショー
トに傾いていたポジションをひっくり返す形で上昇した。そこにモデル系フ
ァンドなどの買いがついてきた」(邦銀)との見方が出ていた。
市場では「今の状況をベースに考えれば、ユーロ/円や豪ドル/円など幅広
くレンジの上限に近づいている」(国内金融機関)との声が複数聞かれた。
「レンジを切り上げるだけの材料はない。しかし、上抜けしてしまえば一気
にセンチメントが楽観に振れる可能性はある」(みずほ証券、鈴木氏)とい
う。”
→ これは木曜の報道です。
非常に鋭い観察と分析が幾つも載っています。
元記事も併せて熟読されると良いでしょう。
クロス円が「レンジの上限」との見解には
全くもって同感です。
◇ ◇ ◇ ◇
注目銘柄、波乱なければ数%の上値余地ありかと。
丸紅(東証一部 8002) 404 → 424
昭和シェル石油(東証一部 5002) 987 → 1031
日立建機(東証一部 6305) 1,458 → 1601
三菱商事(東証一部 8058) 1,700 → 1822
三菱商事の売り残りが急増していたので多めに買い向かいました。
先週のような不利な時期にショートする神経が信じられない。
住友金属:和歌山で新高炉が操業開始 国内新設は5年ぶり(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090718k0000m020068000c.html
”住友金属工業は17日、和歌山製鉄所(和歌山市)に新設した「新第1高炉」
の操業を始めた。国内の高炉新設は約5年ぶり。11日に操業停止した第4
高炉の後継で、製鉄所全体の生産能力は年450万トンと従来比13%アッ
プする。鋼材需要が減退する逆風下の能力増強だが、「先行きの反転攻勢を
にらめば、最新設備稼働は不可欠」と同社は強調している。
〔中略〕
住金が生産体制の増強に踏み切ったのは、新興国を中心とした鉄鋼需要の回
復を見据えたものだ。世界最大手のアルセロール・ミタル(ルクセンブルク)
や台頭する中国メーカーとの激しいシェア争い再開に備え、最新の高炉稼働
で生産性を上げて競争力強化を図る狙いがある。”
→ これは先々週の報道ですが、着眼点が素晴らしい。
日本経済が中印頼りの回復にならざるを得ません。
住友金属の判断は的確だと思います。
地元の方々はきっと大喜びでしょうね。
(注記:私は鉄鋼より商社の方が回復早いと思います)
『会社四季報』2009年3集・夏号 |
どちらかの出版社で『為替二季報』出しませんか?
『日経会社情報』2009-III 夏号 2009年 07月号 |
◇ ◇ ◇ ◇
【 いとすぎの為替ポジション 】
先週「米ドルが96円前後に向けて進む可能性」と書いた通りの展開。
週央にロングを大幅に決済し、その後に少し買い直し。
変な位置にショートが残っているのは眠くて眠り込んだ為。
2009/07/23 77.38 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/07/22 76.77 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/07/01 78.02 AUD/JPY Lev ×2.5
現在 > 77.45 豪ドル/円(損益277%)
▼ ポジション解消済み
2009/07/15 73.44 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/07/09 72.58 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/07/08 72.57 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/05/21 73.08 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/06/17 76.89 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/06/16 76.63 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/06/25 75.86 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/06/18 75.84 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/06/12 79.83 AUD/JPY Lev ×4
2009/05/26 74.42 AUD/JPY Lev ×3 (ショート)
2009/06/05 78.55 AUD/JPY Lev ×3 (ショート)
2009/05/29 76.38 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/05/07 74.34 AUD/JPY Lev ×5
2009/05/14 73.02 AUD/JPY Lev ×2
2009/05/07 75.02 AUD/JPY Lev ×5
2009/05/06 74.11 AUD/JPY Lev ×5
2009/04/30 72.08 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/04/30 70.71 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/04/28 67.61 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/04/21 68.61 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/04/21 69.17 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/04/16 71.80 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/04/02 69.66 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/04/03 71.04 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/03/27 67.39 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/03/20 65.80 AUD/JPY Lev ×5
2009/03/12 62.10 AUD/JPY Lev ×4
2009/02/24 63.20 AUD/JPY Lev ×4
2009/02/27 76.93 CAD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/28 62.84 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/25 62.15 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/24 60.78 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/06 61.89 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/05 58.56 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/04 58.01 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/01/30 57.18 AUD/JPY Lev ×2
2009/01/30 57.24 AUD/JPY Lev ×2
2009/01/19 62.01 AUD/JPY Lev ×2
2009/01/19 62.00 AUD/JPY Lev ×2
2009/01/16 60.88 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/01/16 60.79 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/01/08 64.46 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/01/07 66.23 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2008/12/16 60.94 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2008/12/13 60.29 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2008/12/23 61.83 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2008/11/07 66.58 AUD/JPY Lev ×1
2008/12/12 59.16 AUD/JPY Lev ×3
2008/11/07 66.58 AUD/JPY Lev ×1.5
2008/11/07 66.58 AUD/JPY Lev ×2.5
2008/12/05 58.44 AUD/JPY Lev ×2
2008/12/05 58.12 AUD/JPY Lev ×3
2008/11/11 65.78 AUD/JPY Lev ×5 (ショート)
2008/11/06 65.33 AUD/JPY Lev ×4
2008/10/29 61.08 AUD/JPY Lev ×5
2008/10/24 58.49 AUD/JPY Lev ×5 (ショート)
2008/10/17 70.33 AUD/JPY Lev ×6 (ショート)
2008/10/10 63.58 AUD/JPY Lev ×3 (ショート)
2008/10/06 77.21 AUD/JPY Lev ×10 (ショート)
2008/09/30 83.32 AUD/JPY Lev ×4
2008/10/01 83.65 AUD/JPY Lev ×3
2008/10/02 82.58 AUD/JPY Lev ×3
2008/09/19 87.10 AUD/JPY Lev ×4 (ショート)
2008/09/18 84.02 AUD/JPY Lev ×3 (ショート)
2008/09/20 89.04 AUD/JPY Lev ×3 (ショート)
2008/09/12 88.02 AUD/JPY Lev ×3 (ショート)
2008/09/11 87.58 AUD/JPY Lev ×4 (ショート)
2008/09/10 85.29 AUD/JPY Lev ×3 (ショート)
2008/09/01 92.84 AUD/JPY Lev ×10 (ショート)
…以下省略…
「資源国通貨は底打ちしました。
豪中銀の利下げは最終局面に接近しており、
豪ドルは上昇トレンドに入り始めました」
中長期的な見通しは先週と同じです。
「80円から70円のレンジ圏を想定」
米ドルはまだ少し上値余地あり、豪ドルはそろそろ頭打ち。
早ければ78円台、遅くとも79円台で豪ドルの上昇は
食い止められると想定しています。
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