民主党のマニフェストを拝見したのですが、
これでは民主党政権は1年も持たないでしょう。
日本新党の二の舞になる可能性大です。
最も致命的なのは雇用創出策が甘いことで、
雇用を増やさないで政府支出だけ増やしても無駄です。
明確に医療と介護での雇用創出・改善、
そして環境分野での雇用増にコミットしなければ
実行力に欠ける麻生内閣と同様の末路を辿るでしょう。
政府支出は財政中立型でなければ到底持続できず、
財政中立型の雇用創出策を断行するには
高給取り公務員、開業医や富裕高齢層といった
既得権益層と全面対決しなければなりません。
育児・介護等の福祉部門で雇用吸収できると
当ウェブログで前々から主張してきましたが、
医療分野においても同様。
医師増員や医学部定員増程度では焼け石に水です。
女性看護師の7割、「有給休暇の買い上げ」希望(cabrain)
http://news.goo.ne.jp/article/cabrain/life/cabrain-22970.html?fr=rk
”取得しなかった有給休暇を病院が買い上げる制度を求める女性看護師が約7
割に上ることが、医療機関の満足度調査事業を手掛けるケアレビュー(本社
=東京都品川区)が実施した「女性看護師が求める人事制度やサービスに関
する意識調査」で明らかになった。有給休暇を取りやすくする制度を求める
看護師も6割強と多かったが、同社では、消化し切れなかった休暇日数が多
いことを示唆しており、「最優先で改善すべき課題」としている。
調査は3月12日から16日まで、20~40歳代の病院勤務の女性看護師を対象に
インターネット上で実施。20歳代170人、30歳代170人、40歳代160人の計
500人から有効回答を得た。
現在または将来的に利用したい制度を選んでもらったところ(複数回答可)、
「有給休暇の買い上げ」(69.0%)が最も多く、以下は「有給休暇の取得促
進」(61.2%)、「希望休日の曜日指定」(41.2%)、「短時間正職員制度」(40
.6%)などの順。
子どもの有無・就学状況別に見ると、就学前の子どもがいる看護師の58.8%
が、「短時間正職員制度」を利用したいとの意向を示した。
また、年齢別では、20歳代の50.6%、30歳代の45.9%が、「院内託児所(24
時間)」「外部託児所の利用料補助」「院内託児所(24時間以外)」のいずれ
かの利用を希望しており、同社では、「(託児所は)若手の女性看護師を確保
する上で不可欠なサービスだと考えられる」としている。
自由記述では、有給休暇について「現在はほとんど消化できないのが慣習
となっているため、看護部や病院全体がもっと積極的に消化できるような
システムをつくってほしいと思う」などの意見が寄せられた。”
→ 病院勤務者は医師だけでなく看護士も不足しており、
人材不足は明らかです。なぜこれを放置するのでしょうか。
高所得・高資産の高齢層に相応の負担を求めるだけで
すぐに病院勤務者を増員できます。
(しかもこの再配分は、社会正義にかないます)
過去最高の34兆1000億円=08年度医療費、高齢化が要因-厚労省(時事通信)
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-090717X834.html
”厚生労働省は17日、2008年度の医療費動向調査の結果を発表した。
医療保険と公費から支払われた概算医療費は前年度比1.9%(約620
0億円)増の34兆1000億円で過去最高を更新した。高齢者人口の増
加が医療費を押し上げる主因となっている。
70歳以上の高齢者医療費は同2.1%増の14兆8000億円となり、
全体の43.5%を占めた。08年度から導入した後期高齢者医療制度の
対象となる75歳以上では、11兆4000億円、全体の33.5%とな
る。”
放っておくと手遅れになる。
余りにも恐ろしい数字です。
富裕高齢層と貧困高齢層を一緒くたにするから
この惨状に陥るのであって、
資産と収入を正確に申告するのと引き換えに
1割負担を認めるようにしないと、
(それで「偽装弱者」をあぶり出せます)
日本の医療制度そのものが滅亡することとなるでしょう。
これでは民主党政権は1年も持たないでしょう。
日本新党の二の舞になる可能性大です。
最も致命的なのは雇用創出策が甘いことで、
雇用を増やさないで政府支出だけ増やしても無駄です。
明確に医療と介護での雇用創出・改善、
そして環境分野での雇用増にコミットしなければ
実行力に欠ける麻生内閣と同様の末路を辿るでしょう。
政府支出は財政中立型でなければ到底持続できず、
財政中立型の雇用創出策を断行するには
高給取り公務員、開業医や富裕高齢層といった
既得権益層と全面対決しなければなりません。
育児・介護等の福祉部門で雇用吸収できると
当ウェブログで前々から主張してきましたが、
医療分野においても同様。
医師増員や医学部定員増程度では焼け石に水です。
女性看護師の7割、「有給休暇の買い上げ」希望(cabrain)
http://news.goo.ne.jp/article/cabrain/life/cabrain-22970.html?fr=rk
”取得しなかった有給休暇を病院が買い上げる制度を求める女性看護師が約7
割に上ることが、医療機関の満足度調査事業を手掛けるケアレビュー(本社
=東京都品川区)が実施した「女性看護師が求める人事制度やサービスに関
する意識調査」で明らかになった。有給休暇を取りやすくする制度を求める
看護師も6割強と多かったが、同社では、消化し切れなかった休暇日数が多
いことを示唆しており、「最優先で改善すべき課題」としている。
調査は3月12日から16日まで、20~40歳代の病院勤務の女性看護師を対象に
インターネット上で実施。20歳代170人、30歳代170人、40歳代160人の計
500人から有効回答を得た。
現在または将来的に利用したい制度を選んでもらったところ(複数回答可)、
「有給休暇の買い上げ」(69.0%)が最も多く、以下は「有給休暇の取得促
進」(61.2%)、「希望休日の曜日指定」(41.2%)、「短時間正職員制度」(40
.6%)などの順。
子どもの有無・就学状況別に見ると、就学前の子どもがいる看護師の58.8%
が、「短時間正職員制度」を利用したいとの意向を示した。
また、年齢別では、20歳代の50.6%、30歳代の45.9%が、「院内託児所(24
時間)」「外部託児所の利用料補助」「院内託児所(24時間以外)」のいずれ
かの利用を希望しており、同社では、「(託児所は)若手の女性看護師を確保
する上で不可欠なサービスだと考えられる」としている。
自由記述では、有給休暇について「現在はほとんど消化できないのが慣習
となっているため、看護部や病院全体がもっと積極的に消化できるような
システムをつくってほしいと思う」などの意見が寄せられた。”
→ 病院勤務者は医師だけでなく看護士も不足しており、
人材不足は明らかです。なぜこれを放置するのでしょうか。
高所得・高資産の高齢層に相応の負担を求めるだけで
すぐに病院勤務者を増員できます。
(しかもこの再配分は、社会正義にかないます)
過去最高の34兆1000億円=08年度医療費、高齢化が要因-厚労省(時事通信)
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-090717X834.html
”厚生労働省は17日、2008年度の医療費動向調査の結果を発表した。
医療保険と公費から支払われた概算医療費は前年度比1.9%(約620
0億円)増の34兆1000億円で過去最高を更新した。高齢者人口の増
加が医療費を押し上げる主因となっている。
70歳以上の高齢者医療費は同2.1%増の14兆8000億円となり、
全体の43.5%を占めた。08年度から導入した後期高齢者医療制度の
対象となる75歳以上では、11兆4000億円、全体の33.5%とな
る。”
放っておくと手遅れになる。
余りにも恐ろしい数字です。
富裕高齢層と貧困高齢層を一緒くたにするから
この惨状に陥るのであって、
資産と収入を正確に申告するのと引き換えに
1割負担を認めるようにしないと、
(それで「偽装弱者」をあぶり出せます)
日本の医療制度そのものが滅亡することとなるでしょう。