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流出雑記 

2012/6/14

2012年06月14日 | Weblog

ここ最近の書かなくてもいいような細々した事

どんな女になりたいのへの回答その2:山本直樹が描く髪の短い女性。

梅雨入り。ほしかった八重咲きの紫陽花、母の日に合わせて温室で咲かせて花が終わったのを半額で売っていた。連れて帰り植木鉢に植え替えて萎れかけた花を切り、葉を整理。もう新芽が脇から育って来ている。露地の紫陽花は今ちょうどあちこちで花の群れを抱えているが、この苗が花を咲かせるのは来年の梅雨なので、今年の梅雨始まったところだが来年の梅雨が待ち遠しい。この苗はピンクの花だったが、来年は青を咲かせたい。

紫陽花は土壌がアルカリ性ならピンク、酸性なら青というのは聞いたことがあったが、pHを調整するには具体的にどうすればいいのか調べると、pHによって色が決まる訳ではなく、青を咲かせるには、酸によって溶かされた土壌のアルミニウムやマグネシウムを植物に吸収されることが重要らしい。じゃあ硬水をあげたらいいのではないかと閃いた。紫陽花のためにこの夏はコントレックス箱買い。というようなことをしなくても、青い紫陽花のための肥料という優れたものがあるのだった。

うどん粉と黒星病から立ち直ったディオレサンスはあと数日で咲く気配。ようやく外側の花びらの色が見えた。

園芸店で夫が苔玉にシダがひょろひょろ生えたやつをほしそうにしている。3000円、案外高いねと言いつつ、どうもそれがほしいらしかった。もうなんだかそんなにこの玉がほしいというのはおもしろいので買ってしまった。玄関に吊るすと涼しげで良い。そういう丸いもの、前にテレビで見た、酒蔵の前に新酒ができた印に吊るす杉玉へのあこがれがあったのだ。でもさすがに杉玉は大きすぎる。

大きすぎる。数年ぶりの模様替えをし、部屋がずいぶんすっきりした。うちとけてきた小梅と小麦が走り回る。今月20日が誕生日の小梅に、キャットタワーをあげたいと夫がネットで見つけて、これカートに入れるよと言ったのは180㎝以上あり4匹でも遊べる豪華キャットタワーだった。さすがにちょっと待ってと話し合い、私の背丈くらいのタワーで決着。なんでもポンと押せばカートに入ってしまう恐ろしい昨今。

梅雨の中休み。休日の昼。等持院の近くにある讃岐うどん屋に行った。夫ぶっかけと竹輪のてんぷら、私釜玉。セルフ讃岐うどん屋もっと増えてほしい。近くまで来たしと嵐山まで走りピスタチオのジェラートを食べた。

そのあと山道を走ってたまたま行き当たった愛宕念仏寺。千二百羅漢という一般参拝者が彫ったという千二百体のいろんな表情の石仏が並ぶ。首を傾げたり、大口をあけて笑ったり、猫を抱いていたり、お酌していたり、モアイもいた。

 

道の脇にへびいちごの実を見つけた。実がなっているものを雑草の中から見つけたときの興奮は幼稚園のときからかわらないことを確認。

生まれて初めての猫カフェ。近所にあることは知っていたが、どういうタイミングで行くものなのかわからなかった。反射神経でたまたま今日になった。玄関のドア越しにもう猫が2匹待っている。客は我々だけで、色白のお兄さんがひとりと猫10匹。さすがにこれだけいるとおしっこのにおいが強い。他の店もこうなのかわからないが、飲み食いするところじゃないなとまず思う。15分200円。来て1分後に居るのもそれが限度だと感じた。猫たち。皆好きにのんびりしている。脱いだ靴の周りに3匹くらい集まって匂いを嗅いで、体を擦り付けている。猫たちは触っても怒らないが、触られるのが嫌いな子は顔を背けるのですぐわかる。あまり触ったことのない血統書付きの洋猫。シャムではないけど、似た感じのベージュで顔を足の先が茶色い子が特にかわいかった。営利目的に猫、という疑念もあったが、一先ず大切に育てられていることはわかった。もちろんそうでなければ猫カフェなんて成立しない。でも経営が立ち行かなくなったときどうするんだろうとか、思うところはいろいろある。

夕飯。京大の近くにある白水という店の餃子は、白菜が薬味を刻むレベルの細かさで、具の8割白菜くらいのくどくない餃子。それがおいしいのでどうにか近づこうと、そのために買ったフードプロセッサーを使って細かい白菜の餃子を作ったが、水分が多すぎて皮がふやけてどうもうまく焼けない。一個ずつ包んだものが焼くと大破する報われなさ。要研究。