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流出雑記 

梅誕

2008年06月20日 | Weblog
我が家の姫君 小梅嬢が19日、1歳になった。

奈良県東吉野の山村で5匹兄弟で生まれ去年の8月、奇妙な巡り合わせでうちの子になる。
小梅の他、あと2匹はもらわれていったが雄と雌1匹ずつもらい手がつかず、親猫を飼っている家の経済的理由から雌の子猫は処分されたとその2ヶ月後に聞いた。

生後2ヶ月で引き取り、猫を飼ったことのない私は抱き方もわからず小梅も突然親元から離され不安のあまり物陰で家具にもたれて座ったまま寝ていたり。
どうなる事かと思ったが、今やすっかり家に馴染んでいる様子。
生まれて1年経たない内にもう子供を産めるようになって、悩んだあげく避妊手術をして、冬毛がこれでもかと抜け、さっぱり夏毛に生え変わり今は落ち着いて、部屋の中を飛び回る小虫を追い回したり捕獲して食べたりしている。

小梅がいない生活など、もはやありえない。
そんなふうに思うほど自分が猫好きだとは小梅が来るまで知らなかった。

一緒にいる間に小梅の方が早く歳をとってしまう。
この親不孝、と思う。